山口県(安倍さん)から秋田県(菅さん)をSFC修行で飛んでみる

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山口ー秋田

本日9月14日、自民党総裁選挙が行われ、菅義偉内閣官房長官が次期自民党総裁に選出されました。
安倍さんから菅さんにバトンタッチされ、次期総理大臣が事実上決まったわけです。
SFC修行僧の目線では何も影響のない話ですが、安倍さんの地元選挙区である山口県から菅さん(カンではなくスガ)の出身地である秋田県へのフライトを想像してしまうのは、完全に修行脳としか言いようがありませんが、果たして獲得PP・PP単価は修行に耐え得るものなのか、検証してみたいと思います。

本記事はあくまでもジョークみたいなものであり、本気でSFC修行に取り組む場合に選ばれる路線ではありません。
箸休め的な記事として軽い気持ちで読んでいただくことをオススメします。

山口県

安倍さんの地元(と言っても出身は東京のようですが)選挙区である山口県には山口宇部空港と岩国空港があります。

山口宇部空港(UBJ)

山口宇部空港は、JAL・ANA・スターフライヤーが就航していて、JALが1日4往復・ANAが1日3往復・スターフライヤーが1日3往復で、全てが東京/羽田空港路線です。
修行目線で考えると、JAL系のJGC修行で4往復・ANA系はANAとスターフライヤーを合わせて利用できるので1日6往復をSFC修行として活用できます。

岩国空港(IWK)

岩国空港はANAのみの就航で、路線は東京(羽田)と沖縄(那覇)です。
東京(羽田)路線は1日5往復あり、沖縄(那覇)路線は1日1往復です。
山口宇部にはない那覇路線があるのは自衛隊需要なのでしょうか。

一方でJAL系航空会社は就航していないので、修行目線ではSFC修行のみとなります。

秋田県

続いて菅さん(カンではなくスガ)の出身地である秋田県にも二つの空港が存在します。
古くから(と言っても1981年)あり、東北地方で初めて2,500m滑走路を整備した秋田空港と、比較的新しく、道の駅と空港ターミナルが共用という珍しい形態の大館能代空港があります。

秋田空港(AXT)

秋田空港はJAL(含ジェイエア)とANA(含ANAウィングス)の2社が乗り入れています。
JALは東京(羽田)便4往復、ジェイエア便で札幌(新千歳)2往復と大阪(伊丹)3往復と、合計3路線9往復あります。
ANA系ではANAが東京(羽田)5往復、ANAウィングス便で札幌(新千歳)2往復・名古屋(中部)2往復・大阪(伊丹)3往復と、合計4路線12往復あります。

修行僧目線で考えても、赤組(JAL系)も青組(ANA系)にも利用機会のある空港と言えます。
当ブログではANA系の修行で有用な路線として紹介しています。

大館能代空港(ONJ)

道の駅併用で個性的な面持ちの大館能代空港はANAのみの就航で、東京(羽田)路線が1日2往復あります。
修行目線でも当然ながら青組のみの利用空港となりますが、バリュートランジット28を使い沖縄(那覇)への路線のPP単価が素晴らしく、当ブログでも取り上げています。

山口県から秋田県のフライトを考える

今回はネタですので、修行として効率よく東京(羽田)と接続する等は一切考えず、安倍さんから菅さん(カンではなくスガ)への交代に合わせて、山口県から秋田県の片道だけを検討します。
いずれにしても両県を繋ぐ直行便はありませんから、最小乗継回数で行ける東京(羽田)経由で検討します。
もし早期解散があるとしたら11月ではないかとのメディア予想に合わせて、11月搭乗で最安値を探しました。

ANAでは山口県2空港×秋田県2空港で合計4パターン、JALは山口宇部-秋田のみの1パターンです。

ANA系( SFC修行)

山口宇部-東京(羽田)-秋田

この区間の中で個別の便を見ると、山口宇部-東京(羽田)がスターフライヤーを合わせると1日6便、東京(羽田)-秋田が1日5便の設定があります。

UBJ-HND-AXT
Great Circle Mapper

今回はバリュートランジット28の設定がある3便の中から最安値である山口宇部17:45発を選択しました。

便名 機材 出発 経由地 PP 基本区間マイル 付与マイル※1 運賃種別※2 合計PP 運賃 PP単価
700 321 山口宇部 17:45 東京(羽田) 19:15 965 510 477 VT 1,583 ¥18,080 11.42
409 738 東京(羽田) 20:20 秋田 21:25 618 279 261
※1 付与マイル数は、ANAワイドゴールドカード保有・ステータス無しの場合
※2 運賃種別欄 SV=SUPER VALUE VT=VALUE TRANSIT

 

夕方17:45発のANA700便はA321(321)での運行で、羽田空港へは19:15に到着します。
1時間05分の乗り継ぎで20:20発の秋田行きANA409便の機材はSFC修行僧定番のB737-800(738)です。
21:25に秋田空港に到着です。

この区間の合計獲得PPは1,583ポイント、PP単価は11.42円で、想像以上に使える単価でした。

山口宇部-東京(羽田)-大館能代

上記と同様に山口宇部-東京(羽田)は1日6便、東京(羽田)-大館能代は1日2便の設定があります。

UBJ-HND-ONJ
Great Circle Mapper

こちらはバリュートランジット28の設定が1便しかありません。
別切りでチケットを購入した場合は割高になるので本記事では扱いません。

便名 機材 出発 経由地 PP 基本区間マイル 付与マイル※1 運賃種別※2 合計PP 運賃 PP単価
696 321 山口宇部 12:50 東京(羽田) 14:20 965 510 477 VT 1,636 ¥20,180 12.33
723 738 東京(羽田) 16:20 大館能代 17:30 671 314 293
※1 付与マイル数は、ANAワイドゴールドカード保有・ステータス無しの場合
※2 運賃種別欄 SV=SUPER VALUE VT=VALUE TRANSIT

昼過ぎ12:50発のANA696便は上記と同様の321で、羽田空港には14:20に到着します。
2時間の乗継時間があるので秋田行きより余裕がありティータイムを設けることが出来そうです。
16:20発のANA723便で大館能代へ向かいます。
機材は秋田同様738で、大館能代には17:30到着です。

この区間の合計獲得PPは1,636ポイント、PP単価は12.33円で、秋田と比較し獲得PPは増えますが単価は悪化しました。

岩国-東京(羽田)-秋田

岩国-東京(羽田)は1日5便・東京(羽田)-秋田は1日5便と、豊富な設定数と言えます。

IWK-HND-AXT
Great Circle Mapper

豊富な便数の中でバリュートランジット28が設定さてるのは朝夕の各1便あり、最安値は夕方の便でした。

便名 機材 出発 経由地 PP 基本区間マイル 付与マイル※1 運賃種別※2 合計PP 運賃 PP単価
638 738 岩国 17:40 東京(羽田) 19:10 885 457 427 VT 1,503 ¥21,580 14.36
409 738 東京(羽田) 20:20 秋田 21:25 618 279 261
※1 付与マイル数は、ANAワイドゴールドカード保有・ステータス無しの場合
※2 運賃種別欄 SV=SUPER VALUE VT=VALUE TRANSIT

岩国を17:40発のANA638便で東京(羽田)へ向かいます。
羽田空港では1時間10分と、比較的ゆとりのある乗継時間です。
続いて東京(羽田)を20:20発のANA409便で秋田へ向かいます。
到着は21:25となり、機材は両便とも738です。

この区間の合計獲得PPは1,503ポイント、PP単価は14.36円で、ANA系のルートの中で獲得PP・PP単価共にワーストです。

岩国-東京(羽田)-大館能代

岩国-東京(羽田)は1日5便・東京(羽田)-大館能代は1日2便の設定があります。

IWK-HND-ONJ
Great Circle Mapper

そこそこの設定数ながらバリュートランジット28は以下の便しか設定がありません。

便名 機材 出発 経由地 PP 基本区間マイル 付与マイル※1 運賃種別※2 合計PP 運賃 PP単価
636 738 岩国 14:10 東京(羽田) 15:40 885 457 427 VT 1,556 ¥21,080 13.55
723 738 東京(羽田) 16:20 大館能代 17:30 671 314 293
※1 付与マイル数は、ANAワイドゴールドカード保有・ステータス無しの場合
※2 運賃種別欄 SV=SUPER VALUE VT=VALUE TRANSIT

14:10に岩国空港を出発するANA636便で東京(羽田)に向かい、到着は15:40です。
羽田空港での乗継時間は40分とややタイトで注意が必要です。
続いて東京(羽田)を16:20出発のANA723便で大館能代へ向かい、到着は17:30です。
機材はこちらも通しで738です。

この区間の合計獲得PPは1,556ポイント、PP単価は13.55円で、可も無く不可も無くと言ったところでしょうか。

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JAL系(JGC修行)

山口宇部-東京(羽田)-秋田

JAL便では山口宇部-東京(羽田)・東京(羽田)-秋田ともに1日4便の設定があります。

UBJ-HND-AXT
Great Circle Mapper

FOP単価の面で有利と思われる乗継割引28が朝・午前・午後に設定あり価格は同額なので、ANA便と違う時間帯を選択してみました。

便名 機材 出発 経由地 FOP 基本区間マイル 付与マイル※1 運賃種別 運賃 FOP単価
290 73H 山口宇部 7:40 東京(羽田) 9:10 766 510 479 乗継割引28 ¥11,090 14.48
163 73H 東京(羽田) 10:55 秋田 12:00 418 279 261 乗継割引28 ¥7,890 18.88
※1 付与マイル数は、JALカードCLUB-A会員・ステータス無しの場合

ANAとは違い、朝早くからの行動です。
山口宇部を7:40発のJAL290便で東京(羽田)へ向かいます。
羽田空港に09:10に到着し、乗継時間は1時間45分あるので余裕があります。
続いて東京(羽田)発JAL163便で秋田へと向かい、到着は12:00丁度です。
使用機材は両便ともB737-800(73H)です。

この区間の合計獲得FOPは1,184ポイント、PP単価は16.03円で、JGC修行としては手を出しにくい値になります。

まとめ

今回の路線紹介はあくまでも冗談半分ですので、獲得ポイント数・PP/FOP単価を狙ったものではありません。
実際のところ、調べた中でANAではバリュートランジット28でPP単価11.42円、JALでも乗継割引28でFOP単価16.03円が最良ですから、本気でストイックに修行に取り組んでいる方にとっては微妙なラインとなります。
日本の政治の流れをフライトで再現してみるというお遊び要素しかありませんが、定番路線で飽きてきた修行僧には一服の清涼剤になったりはしませんか?
しないかもしれません ww

ですが今回の政治の動きに限らず、あらゆるきっかけから発着地やルートを想像し、接続の可能性・PP単価/FOP単価・獲得ポイントを計算してみることは、新たな修行ルートの発見に繋がる可能性に満ちた行為と言えます。
掘り出し物の路線に出会える修行僧は、こうした努力と工夫を日々行っている人なのです。
そういった訳で、こんなジョークのような記事の第二弾は次期官房長官が決定した際に秋田→??あたりでしょうか。

↓他の方のSFC/JGC修行・マイレージ関連ブログも参考になります↓
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