ANA 使用機材(機種コード) 国内線編

ANA便で使われる使用機材を紹介します。
ANA便はSFC修行等に於いて、最も搭乗する機会の多いものだと思います。
修行の行程を構築する際に、ANAのHPなどで予約画面とにらめっこすると思いますが、その際に機種コードを知っておく事はとても便利で快適に予約作業を進める事ができます。

25年の間、地方路線小型ジェット機の担い手だったB737-500 スーパードルフィンが2020年6月14日でラストフライトを向かえ、残った機材は以下のラインナップになります。

ANA運行便

ANAでは国内線だけでも大小様々な航空機を採用・運用しています。
最大のB777-300は500名を超える定員、最も小さいプロペラ機のDHC8-Q400では100席に満たない定員で、需要等に応じて配備されています。

一部の機材を除いて大半の路線にプレミアムクラスが設定されるのも大きな特徴と言えます。
ちなみに対するJALは一部路線にしかプレミアムクラスと同格のファーストクラスの設定がありません。クラスJは大半の路線に設定があるのですが。。。

B777系

ANA国内線仕様のラインナップ中最大の定員を誇るB777は、標準型のB777-200・その航続距離延長型のB777-200ER・-200の胴体延長型のB777-300の3種類が運用中です。

モデルライフとしては既に終盤に入っていて、-200はB787-9へ、-200ERはB787-9と-10へ、-300はB787-10への切替が予定されています。
2022年ごろにはなくなってしまう機体かもしれません。

座席は、B777-200(機種コード 772)が前方に電源・USBポートを備えたプレミアムクラス2-3-2を3列の21席、普通席は3-4-3で後方41列目以降は2-4-2で384席、合計405席です。

B777-200ER(機種コード 722)は国際線から国内線仕様に変更した機体で、プレミアムクラス2-3-2配列を4列の28席(おそらく個人モニターの付く新仕様のシート)、364席の普通席は3-4-3のレイアウト(後方41列目以降は2-4-2)で、合計392席です。

B777-300(機種コード773)は国内、というか世界でも双発機最大の定員の514席です。
前方プレミアムクラスの仕様は-200と同仕様で2-3-2を3列の21席、普通席は3-4-3で後方53列目以降が2-4-2のレイアウトで計493席です。

この他、773では国際線仕様を国内線で運用する際に、264(プレミアム8)席と250(プレミアム8)席の仕様があります。

B787系

ボーイング製の中型ワイドボディ機。
ワイドボディなので2本の通路を持ち、複合素材の使用や電子ブラインド・比較的大型の窓など先進的スペックで、部品の多くを日本で製造していることでも知られるB787。
機内環境も湿度・気圧など、前世代の航空機とは一線を画す快適性を誇る機体です。
ANAでは、標準のB787-8・長胴型のB787-9・超長胴型のB787-10のB787全ラインナップを保有・運用しています。

国内線仕様のB787は標準のB787-8と長胴型のB787-9が運行しています。
国内線のB787は全機が機内Wi-Fiが使用可能です。

B787-8(機種コード 78P)は、機体前方に2-2-2が2列でプレミアムクラスを配置。
その後ろに普通席を3-3-3配列で最後方の2列(40/41列)は2-3-2の配列になります。
プレミアムクラスが12席・普通席323席で定員335席、中型機と分類されますがなかなかの輸送能力です。
この他、国際線仕様機で787-8(機種コード 78R)が240席/169席の2仕様が一部で国内線運用されます。

B787-9(機種コード 789)は78Pをさらに全長を伸ばした仕様で、プレミアムクラスは1列増え2-2-2を3列の構成で18席、普通席は基本構成が3-3-3、最後方の2列(46/47列)だけ2-3-2の配置になり377席用意されます。
トータル395席と、もはや中型機と呼ぶには抵抗感のある輸送能力はB777-200の後継機の立場です。
この他、国際線仕様機の787-9(機種コード787)は普通席のみ215席仕様の国内線運用があります。

B787のプレミアムクラスはシートピッチ50インチ(127cm)、電源とUSBポートを備えます。

B767系

ANA運用機材の中でも古参と言える1980年代に導入されたB767は、過去にはB767-200などが多数運行していて、個人的にもたくさんの思い出がある愛着ある機体ですが、現在では国内線用B767-300がたったの2機、国際線用のB767-300ERも23機しか残っておらず、もはやモデル末期の様相です。
これらの機体は順次退役しA321やB787への切替が予定されています。
機体面では、中型ワイドボディ機で上昇能力に定評のある機体です。

国内線用のB767-300(機種コード 76P)は、前方2列に2-1-2で10席のプレミアムクラスを備えます。
このプレミアムクラスはシート自体はB787などと同様のものですが、非常に珍しいレイアウトで中央一人掛けは一人旅には最適です。
普通席は2-3-2の配列で260席、個人的な印象では機内幅に対して余裕あるレイアウトだと感じます。
機体が古いせいなのか急上昇の性能なのか分かりませんが、私はB767に搭乗した時だけ耳が痛くなります。
この他、国際線仕様機でB767-300ER(機種コード 763)があり、普通席のみ202席/214席の国内線運用があります。

B737系

ボーイング製の小型ナローボディ機です。
単通路で狭く感じはしますが、定員数の少なさが例え最後方の座席でも乗降時の時間が節約できるメリットがあります。
B737のラインナップはB737-700とB737-800があります。
ANAウィングス運行の仕様など複雑なラインナップで、定員数は機種コードが微妙に異なりややこしいラインナップです。

B737-700は2つの仕様があり、機種コード 73P(ANA運行) 737(ANAウィングス運行)はプレミアムクラスが2-2の2列・計8席、普通席は3-3で112席で合計120席仕様です。後方に行ってもレイアウトは3-3のままです。
この仕様はWi-Fiに対応しておらず、A321neoに順次入れ替えが決まってる古い仕様と言えます。
機種コード 73A(ANA運行) と73E(ANAウィングス運行)はプレミアムクラスを装備しない全席普通席3-3の144席仕様です。
こちらもWi-Fi未装備の古い仕様で退役が決まっています。

B737-800は機種コード 738(ANA運行)と機種コード 73H(ANAウィングス運行)は地方路線等の主力機として運用されていて、当ブログでよく指摘する名古屋(中部)でよく見る機材です。
プレミアムクラスが2-2の2列計8席、普通席は3-3の158席で合計166席です。

A320系

エアバスの主力機であるA320シリーズには短胴のA319・標準のA320・長胴型のA321がありますが、ANAではA320とA321の従来型と新世代型(neo)が採用されています。

A320(機種コード 320)は普通席のみの166席仕様です。
Wi-Fiは装備されずプレミアムクラスもない質素な機材ですが、B737でも言いましたが定員数が少ないメリットは乗降時の時間が少ない事が挙げられます。

A321(機種コード 321)は打って変わってWi-Fi・プレミアムクラス装備の最新式です。
2-2を2列の8席のプレミアムクラスを装備し、普通席は186席が3-3で配置され合計194席です。
次世代型のA321-neoの場合は新シートで全席に個人モニターが設置されるので、飛行時間も退屈する事なく過ごせます。

国際線仕様機のA320neo (機種コード 32P)は、国際線ではビジネスクラスとして使われるプレミアムクラス2-2の2列8席、普通席が3-3の138席、合計146席仕様です。

A320の中で要注意なのは機種コード 32G というA320-200です。
これは、当時ANA傘下だったバニラエアが運用していた3-3の30列180席という、完全なLCC仕様です。
外装はANAカラーにリペイントされピカピカですが、内装はバニラエア仕様そのもので、くたびれた合皮のシートはシートピッチも狭く、フルサービスキャリアの運賃を支払って乗りたいとは到底思えない代物です。
とは言っても流石に東京(羽田)-沖縄(那覇)のような長距離の路線に使われる事はなく、1時間半前後の時間ですので全く我慢できないという事はありません。

ボンバルディア DHC8

ANAのラインナップ(運行はANAウィングス)では唯一のプロペラ機、ボンバルディア製のDHC8-Q400(機種コード ANA運行がQ4A・ORC運行のANA塗装機がQ84)です。
座席数74席と、これまたANA運行で最小、座席配置は2-2です。
Wi-Fiも個人モニターもありません。
注意点は、中大型機では機内持ち込み手荷物のサイズでも持ち込み不可になる可能性があります。

機種一覧

機種コード機種プレミアムクラス普通席座席数合計備考
772B777-20021384405
722B777-200ER28364392
773B777-30021493514
773B777-300ER8256264
773B777-300ER8242250
78PB787-812323335
78RB787-8240/169240/169
789B787-918377395
787B787-9215215
76PB767-30010260270
763B767-300ER202/214202/214
73P/737B737-7008112120
73A/73EB737-700144144
738/73HB737-8008158166
320A320166166
321A3218186194
32PA320neo8138146
32GA320180180
Q4A/Q84DHC8-Q4007474

※国際線仕様機材の国内線運用

まとめ

SFC修行の際、プレミアムポイントさえ沢山もらえれば機種など関係無いのかもしれませんが、意外と快適さや乗降にかかる時間など違うものです。

乗降時間に関しては小型機が比較的短く、大型機が長くなる傾向があります。
ただし小型機の場合、地方路線で乗客数が少ない場合などに使われる為、沖留めバス移動となる罠が隠れている事があるので、手放しで喜ぶのは危険です。

一撃でPPを大量獲得できるプレミアムクラスの座席数なども予約争いの最中、瞬時に座席をイメージし座席指定する瞬発力がより良い修行体験を呼び寄せます。

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