大阪(伊丹)発着で1日8レグ搭乗可能な出雲・宮崎・新潟の3路線の中から、先日紹介した大阪(伊丹)-出雲に続き今回は、大阪(伊丹)-宮崎路線を紹介いたします。
この路線での使用機材や、8レグ搭乗達成の際の獲得マイルやFOPについても説明します。
1日10レグの福岡-宮崎に続き、どうやら宮崎は集中搭乗の聖地の様相です。
JAL・JGC回数修行の単一路線で集中搭乗の概要や、その他のルートの詳細は下記のリンクでまとめてあります。
大阪(伊丹)-宮崎
大阪(伊丹)-宮崎路線は全ての便がジェイ・エア(J-AIR)運行となっており、2020年度冬ダイヤでは1日10便(5往復)設定されています。
基本区間マイルは292マイルで、1時間10分ほどのフライト時間となっています。
07:20発のJAL2431便で大阪(伊丹)を出発し、赤矢印の通りに次々と乗り継いで行き、大阪(伊丹)20:15到着のJAL 2442便までの合計8レグを搭乗します。
フライト
具体的に今回は2021年3月1日月曜日を例に挙げ、見ていきたいと思います。
この旅程のスタートとなる1レグ目は、07:20発JAL2431便で大阪(伊丹)を出発します。
1時間10分のフライト時間で、08:30に宮崎に到着となります。
宮崎での乗継時間は30分と短時間ですので、休む間も無く次のフライトとなります。
2レグ目は宮崎09:00発のJAL2432便で大阪(伊丹)に戻ります。
フライト時間は先ほどより5分短く1時間5分ですので、大阪(伊丹)到着は10:05となります。
大阪(伊丹)での乗継時間は35分と先ほどの宮崎の乗継時間から5分多いとはいえ、伊丹空港は宮崎空港よりは規模の大きな空港となる為、移動に時間が掛かる可能性があり注意が必要です。
3レグ目となるのは、10:40発のJAL2433便で行き先は言うまでも無く宮崎です。
フライト時間は1レグ目同様に1時間10分で、宮崎には11:50到着し3レグ目が終了となります。
乗継時間は35分となっていますので、ゆっくりする間もありません。
4レグ目は宮崎12:25発のJAL2434便で大阪(伊丹)行きです。
1時間のフライトの後、大阪(伊丹)には13:25に到着し、ここでこの旅程の半分が終了となります。
大阪(伊丹)での乗継時間は35分ですので、すぐさま5レグ目となります。
後半戦スタートとなる5レグ目は14:00発のJAL2437便で大阪(伊丹)を出発します。
フライト時間は同じ宮崎行きの1、3レグ同様に1時間10分となっており、15:10に宮崎着となります。
宮崎での乗継時間はまたもや35分ですので、なかなかゆっくりする時間がありません。
6レグ目の大阪(伊丹)行きは15:45宮崎発のJAL2438便です。
ジャスト1時間のフライトで大阪(伊丹)に16:45に到着いたします。
そろそろゆっくりコーヒーでも飲みたいところですが、大阪(伊丹)での乗継時間はここでも35分ですので、そんな時間はありません。
ラスト1往復の往路である7レグ目は、17:20発のJAL2441便で宮崎に向かいます。
フライト時間は、先ほど同様に宮崎行きの便は全て1時間10分となりますので宮崎に18:30到着となります。
残るは大阪(伊丹)に帰るのみとなります。
ここでの乗継時間は本日最長ではありますが、僅か40分の短時間です。
最終8レグ目は宮崎19:10発JAL2442便の大阪(伊丹)行きになります。
フライト時間が1時間5分で大阪(伊丹)到着が20:15となり、この旅程全てが終了となります。
この旅程の機材は全てJ-AIR運行のエンブラエル190(E90)となっており、詳細は下記をご覧ください。
機材
大阪(伊丹)-宮崎路線の機材は下記の1種類のみです。
J-AIR運行 エンブラエル190(E90)
ブラジルの航空機メーカーであるエンブラエルの単通路機で、クラスJの設定がある機材です。
座席数は合計で165席数となっており、内訳はクラスJが1-2の5列15席、普通席は3-3の25列145席となっています。
マイル・FOP
便名 | 機材 | 出発 | 到着 | FOP | 基本区間マイル | 付与マイル※ | 運賃種別 | 運賃 | |||
1 | JAL2431 | E90 | 大阪(伊丹) | 7:20 | 宮崎 | 8:30 | 438 | 292 | 274 | ウルトラ先得 | ¥8,060 |
2 | JAL2432 | E90 | 宮崎 | 9:00 | 大阪(伊丹) | 10:05 | 438 | 292 | 274 | ウルトラ先得 | ¥8,060 |
3 | JAL2433 | E90 | 大阪(伊丹) | 10:40 | 宮崎 | 11:50 | 438 | 292 | 274 | ウルトラ先得 | ¥8,060 |
4 | JAL2434 | E90 | 宮崎 | 12:25 | 大阪(伊丹) | 13:25 | 438 | 292 | 274 | ウルトラ先得 | ¥8,060 |
5 | JAL2437 | E90 | 大阪(伊丹) | 14:00 | 宮崎 | 15:10 | 438 | 292 | 274 | ウルトラ先得 | ¥8,060 |
6 | JAL2438 | E90 | 宮崎 | 15:45 | 大阪(伊丹) | 16:45 | 438 | 292 | 274 | ウルトラ先得 | ¥8,060 |
7 | JAL2441 | E90 | 大阪(伊丹) | 17:20 | 宮崎 | 18:30 | 438 | 292 | 274 | ウルトラ先得 | ¥8,060 |
8 | JAL2442 | E90 | 宮崎 | 19:10 | 大阪(伊丹) | 20:15 | 438 | 292 | 274 | ウルトラ先得 | ¥8,060 |
合計 | 3,504 | 2,192 | ¥64,480 | ||||||||
※ 付与マイル数は、JALカードCLUB-A保有・ステータス無しの場合 |
合計運賃 64,480円
獲得FOP 3,504
搭乗回数 8回
今回は2021年3月1日(月)搭乗で検証したところ、8レグ全てが8,060円で搭乗可能となっており、合計では64,480円となります。
回数修行のもう1つ条件である”FLY ON ポイント15,000以上の獲得”ですが、大阪(伊丹)-宮崎路線の1回の搭乗でのFOPは、先得(運賃3)で292FOP獲得可能ですので、292×50=14,600FOPとなります。
JALカード保有者の場合は初回搭乗FLY ON ポイントボーナスキャンペーンの5,000FOPを追加すれば合計19,600FOPとなり、十分にこの条件を満たすことが出来ます。
最短7日間で解脱
50回の搭乗がサファイア獲得の条件ですので、1日8レグ搭乗しても最短でも7日かかります。
しかも記事執筆時では、2021年1月分は既にスーパー先得の期間では無いため少々高値になっており、2月はJL2437・JL2438便が減便なのかは分かりませんが予約が出来ません。
それに加えて2021年夏ダイヤでは時間が変更となる為、1日8レグ搭乗が不可能になってしまいます。
ですので今回は、2021年3月1日から冬ダイヤ最終日の27日までの中から極力安く搭乗可能な7日間を選択し、さらにその中から安価な便を選択し算出します。
その場合は、下記のような運賃になります。
便名 | 3/1 | 3/8 | 3/10 | 3/11 | 3/15 | 3/16 | 3/17 | |
1 | JAL2431 | ¥8,060 | ¥8,060 | ¥8,060 | ¥8,060 | ¥8,060 | ¥8,060 | ¥8,060 |
2 | JAL2432 | ¥8,060 | ¥8,060 | ¥8,060 | ¥8,060 | ¥8,060 | ¥8,060 | ¥8,060 |
3 | JAL2433 | ¥8,060 | ¥8,060 | ¥8,060 | ¥8,060 | ¥8,060 | ¥8,060 | ¥8,060 |
4 | JAL2434 | ¥8,060 | ¥8,060 | ¥8,060 | ¥8,060 | ¥8,060 | ¥8,060 | ¥8,060 |
5 | JAL2437 | ¥8,060 | ¥8,060 | ¥8,060 | ¥8,060 | ¥8,060 | ¥8,060 | ¥8,060 |
6 | JAL2438 | ¥8,060 | ¥8,060 | ¥8,060 | ¥8,060 | ¥8,060 | ¥8,060 | ¥8,060 |
7 | JAL2441 | ¥8,060 | ¥8,060 | ¥8,060 | ¥8,060 | ー | ー | ー |
8 | JAL2442 | ¥8,060 | ¥9,160 | ¥9,160 | ¥9,160 | ー | ー | ー |
合計 | ¥64,480 | ¥65,580 | ¥65,580 | ¥65,580 | ¥48,360 | ¥48,360 | ¥48,360 |
合計運賃 406,300円
獲得FOP 14,600
搭乗回数 50回
上記の7日間の中で3月1日以外の8レグ目が9,160円と高値になっていましたので、15・16・17日の7、8レグ目の合計6レグを除くと合計50レグになります。
この50レグの合計運賃は406,300円と合計運賃は約40万円となり、1フライト当たり8,126円となりました。
まとめ
大阪(伊丹)発着の単一路線で1日8レグ可能な大阪(伊丹)-宮崎路線の紹介をしました。
フライト時間が1時間〜1時間10分と1時間を超えるフライト時間になっているにもかかわらず、全ての乗継時間が30〜40分の短時間のため非常に無駄の少ない効率的なスケジュールになり、1日8レグの搭乗が可能な路線となっています。
1日10レグの設定便がありながらも、2021年2月は1往復(2レグ)が減便対象なのか分かりませんが、現時点で予約ができないので1日8レグ搭乗は不可能となっています。
2021年3月28日以降の夏ダイヤでは8レグ搭乗は不可能なダイヤになってしまい、7日という短期間かつ格安で解脱するには、搭乗日程が限定されてしまいます。
この先どう推移するか分かりませんが、8,000円台で往復搭乗可能な便もまだたくさんありますので、8レグ搭乗はもちろんですが、複数搭乗するにはなかなかのオススメ路線となっています。
↓他の方のSFC/JGC修行・マイレージ関連ブログも参考になります↓


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