朝活JGCフライト可能路線の中から札幌(新千歳・丘珠)以外の北海道の中から午前中までに戻る事が可能な釧路・函館発着の路線を紹介します。
釧路発着は釧路-丘珠の1路線、函館発着でも函館-丘珠の1路線と両空港とも丘珠行きの路線となります。
この朝活JGCフライトとはJAL系の修行の中で独自の修行スタイルである回数修行を勤務時間前にコツコツと搭乗回数を積み重ねサファイアステイタスの獲得を狙います。
朝活フライトの概要は上記の記事でまとめていますので、一度ご覧ください。
午前中で往復可能な路線
札幌(新千歳・丘珠)以外の北海道の中で午前中に往復可能路線は釧路-丘珠、函館-丘珠の2路線です。
それでは、それぞれの路線で具体的な便などをみてみます。
釧路-丘珠 KUH-OKD
朝活フライトとしては少々ゆっくりなフライトとなる09:15発HAC運行のJAL2860便で丘珠に向かいます。
機材はHAC運行のサーブ340B(SF3)、フライト時間わずか50分で10:05に丘珠に到着します。
丘珠での滞在時間は55分となっていますので、コンパクトな空港ゆえに移動時間も少なく、軽く朝食をとることも可能でしょう。
復路は11:00発のJAL4372便で釧路に戻ります。
運行は同じHACですが、機材は異なりATR42-600(ATR)となります。
フライト時間は往路より5分短縮され45分となっていますので釧路到着は11:45となり、朝活フライトの終了となります。
釧路空港では飛行機の到着後10分から25分後に釧路市内行きのバスが出発となっており、これは飛行機の到着に合わせて運行しています。
釧路駅までのバスでの所要時間は45分となっていますので、早ければ12:40・遅くとも12:55には釧路駅に到着することが可能です。
参考に2021年5月10日(月)の運賃を見ると、往路が6,600円、復路が11,300円ですので合計で17,900円で往復可能です。
この運賃で25往復する事が出来れば、理論上447,500円でJMBサファイアとなり、FOP単価換算で8.95円相当になります。
獲得FOPは先得(運賃3)で204FOP×50回=10,200FOPで、獲得マイル数は128マイル×50回=6,400マイル(JALカードCLUB-A保有時)です。
回数修行のもうひとつ条件である”累積15,000FOP以上の獲得”ですが、JALカードを保有していれば初回搭乗FLY ON ポイントボーナスキャンペーンが2021年も引き続き継続して行われていますので、5,000FOPが付与される事で合計で15,200FOPになりもう1つの条件も満たすことが可能です。
函館-丘珠 HKD-OKD
往路はHAC運行の09:00発JAL2740便に搭乗し、丘珠までのフライト時間はわずか40分となります。
丘珠には09:40に到着となり、滞在時間は30分と短時間ですので、こちらは何をする間も無く復路の搭乗となります。
復路は10:10発のJAL2745便にて函館に戻ります。
フライト時間は45分と往路より5分長くなり函館には10:55に到着です。
函館を出発してから戻ってくるまで約2時間いう短時間で往復フライトが終了します。
機材は往復ともにHAC運行のサーブ340B(SF3)となります。
函館空港でも飛行機の到着に合わせてバスが運行されており、バスの時刻表を確認すると11:10発と11:40発のどちらかが接続可能となります。
函館駅までの所要時間は約20分となっていますので、仮に11:10のバスに乗ることが出来れば11:30には函館駅に到着できます。
この場合は乗降に時間の掛からない座席を指定し、かつ預入荷物が無ければ可能かもしれません。
しかしながら遅くとも11:40には余裕で接続可能ですので、12:00には函館駅には到着可能です。
参考値で2021年5月23日(日)の運賃を確認すると往復ともに6,600円となっており、合計13,200円となります。
仮にこの運賃で25往復できるとすると、理論上330,000円で、FOP単価換算では6.60円相当になります。
獲得FOPは運賃3で340ポイントですので、136FOP×50回=6,800FOPとなり、獲得マイル数は85マイル×50回=4,250マイル(JALカードCLUB-A保有時)です。
回数修行に必要な条件の一つである”累積15,000FOP以上”に届かない為、これだけではJGCを獲得することは出来ません。
JALカードを保有してれば、2021年も引き続き継続して行われている初回搭乗FLY ON ポイントボーナスキャンペーンで5,000FOPが付与されますが、それでも11,800FOPですので、3,200FOPの不足となります。
クラスJやファーストクラスなどの設定がない路線ですので、もしこの路線のみでサファイア獲得をするには大人普通運賃・往復割引・ビジネスきっぷなどの運賃1での搭乗、もしくは特便割引の運賃4で搭乗する方法があります。
函館-丘珠路線で獲得できるFOPは、運賃1で580FOP、運賃4で536FOPとなっており、どちらを選んでも50回の搭乗のうち8回を運賃1もしくは運賃4に置換えて搭乗する事で獲得FOPを15,000以上にする事が出来ます。
運賃は先程と同一日でみると、往復共に運賃1では往復割引が16,900円、運賃4では特便割引が15,200円になっています。
差額が少ない特便割引を利用する事で、42回(運賃3)×6,600円+8回(運賃4)×15,200円=398,800円となり、最終的なFOP単価換算は7.98円で解脱となります。
まとめ
釧路・函館発着で午前中に往復可能な2路線を紹介しました。
北海道で札幌(新千歳・丘珠)以外の発着地以外ではこの釧路-丘珠と函館-丘珠のみが朝活フライト可能でした。
釧路-丘珠路線は、往復で機材が異なるフライト体験が可能かつ、丘珠での滞在時間にも余裕のありますので初心者に優しい旅程となっております。
函館-丘珠路線は、所要時間わずか2時間というコンパクトな旅程かつ、参考ではありますがFOP単価7円台で解脱可能な非常に優秀な路線です。
しかし、特便割引運賃での搭乗が必要になる為、予約時には注意が必要です。
この路線を利用可能な、函館や釧路をベースとして2021年のJGC修行を考えている方の参考になれば幸いです。
上記の時刻表は2020年度冬ダイヤ(2021年3月1日〜27日)のもので、搭乗日によっては出発時刻や到着時刻が変更する場合もありますので、しっかりと確認する事をお勧め致します。
使用機材においても変更がある場合がありますので、ご注意ください。
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