JAL JGC回数修行 残業時間フライト概要

日帰りJGC回数修行

以前、5時から男ならぬ「5時から修行」のような内容の記事を公開しました。
この記事はANAのSFC修行を平日の仕事終わりにコツコツと実施するスタイルで、夕方に自身の仕事を終えてから羽田空港に向かい、当日中に戻ってくる、正に残業時間にプレミアムポイントを稼いでいく形です。
この記事では、東京(羽田)-沖縄(那覇)を1月7日からほぼ毎日のペースで2月1日まで計17往復する狂気の沙汰ではありますが、単純かつ想像以上にPP単価が良いのでオススメできる手法と言えます。

ですが、ふと冷静に考えると合計34フライトもある訳で、そこまでの回数のフライトをするならJALの回数修行が頭をよぎります。
そこで、残業時間相当の時間帯で羽田空港発着で当日中に往復できるJAL路線を考えてみます。

これまで燃油サーチャージの記事以外ではANAのSFC修行についてのみ記事にしてきました。
ですがそれはANA派とはANA贔屓とかではありません。
ただ単にタイミングでそうなってしまっていただけで、いつかはしっかり取り扱っていこうと考えていました。

前置きや能書きはいらないという方は目次から「残業フライト」にお進みください。

JAL回数修行とは

このブログではANA系の修行記事ばかりを扱っていたので、訪れて頂いている読者様もSFC修行僧が中心と思われますので、ここで改めてJALの修行について簡単に説明します。

ポイント修行と回数修行

ANAではプレミアムポイントと呼ばれるステータスポイントを暦年で50,000以上獲得することでプラチナ会員になり、事実上一生涯の価値であるANAスーパーフライヤーズカード(略してSFC)を入手できる算段です。

JALにも同様にフライオンポイント(FOPと呼ばれます)を50,000ポイント獲得しJMBサファイア会員になることでJALグローバルクラブと言うJALカードの上級会員版のクレジットカードを発行することができます。
もちろんこれもANA同様に、事実上一生涯の会員資格と言えるものです。

携帯電話の料金プラン然り、商品のラインナップ然りですが、日本の企業は同業他社と足並みを揃えるのが美学なのでしょうか。
航空会社の上級会員制度も、制度やベネフィット・取得条件なども非常に似通っています。

ところが、JALにしか無い取得条件に搭乗回数と言うのがあります。
暦年の搭乗回数が50回になるとJMBサファイア会員となり、ANAでいう所のSFCに相当するJALグローバルクラブ(JGC)の発行条を満たします。

航空会社ステータス必要ポイント搭乗回数アライアンスクレジットカード
ANAブロンズ30,000シルバー
プラチナ50,000ゴールドSFC申込可
ダイヤモンド100,000
JALJMB/JGCクリスタル30,00030ルビー(JMB)サファイア(JGC)
JMB/JGCサファイア50,00050サファイアJGC申込可
JGCプレミア80,00080エメラルド
JMB/JGCダイヤモンド100,000120JGC申込可

ANAのSFC修行と同様に、JAL修行の場合は最低限サファイア会員になってJGCを発行する事が修行の一つのゴールと言えます。
そのサファイアの条件はステータスポイント50,000もしくは搭乗回数50回となります。

JALポイント修行

定められた計算式に則ってポイントを獲得していき、暦年のポイント総数が50,000ポイントを超えるようフライトします。
ANAとは算出方法はやや異なりますが考え方はANAのプレミアムポイント修行と変わりません。
ポイントの名称はFlyOnPoint(通称FOP)となります。
JALカードを保有している場合は最初のフライトで初回搭乗ボーナスとして5,000FOPが付与されるキャンペーンが2,020年時点で行われており、ANAの様に50,000ポイント満額を蓄積する必要はなく、実質45,000ポイントで済む点はやや難易度が低いと言えます。

回数修行

ANAには無くJALにだけ存在する修行スタイルです。
暦年で50回ですから、単純に考えると年間25往復さえすれば良く、JGC修行僧の間では長距離のフライトが多くなる国際線修行はFOPで・短距離でフライトする国内線修行には回数修行が向いているとされていました。
実際には回数修行の場合でも最低15,000のフライオンポイントを獲得してなければなりませんが、よほどの短距離路線に集中搭乗しなければある程度は距離も稼ぐことになるので神経質になるほどの問題ではなさそうです。

残業フライト

そもそも思いつきの発端となった記事では、ANA便の東京(羽田)-沖縄(那覇)を17往復34回搭乗でしたが、18時以降の便に搭乗し当日中に出発空港に戻ることで残業フライトと名付けました。
ですのでJAL版の残業フライトもPM6時以降のフライトで当日中に出発地に戻る事ができる事が前提になります。

費用に関しては先得カレンダーという便利なツールがJAL公式から出ているので参考にしましょう。

残業フライト可能な空港

以下に18時以降のフライトで往復フライトが可能な空港を列記します。

東京(羽田)

国内線就航数最多を誇る羽田空港は残業フライトが可能なのは、大阪(伊丹)・札幌(新千歳)・名古屋(中部)・福岡・青森・秋田・小松・徳島・高松・北九州・鹿児島の計11路線です。

大阪(神戸)

神戸空港で残業フライトが可能なのは、高知のみの1路線です。

札幌(新千歳)

新千歳空港で残業フライトが可能なのは、東京(羽田)・青森・秋田・仙台の4路線です。

名古屋(小牧)

県営名古屋空港(小牧)で残業フライトが可能なのは、高知のみの1路線です。

福岡

福岡空港で残業フライトが可能なのは、徳島・宮崎の2路線です。

天草

天草空港で残業フライトが可能なのは、福岡のみの1路線です。

鹿児島

鹿児島空港で残業フライトが可能なのは、大阪(伊丹)・松山の2路線です。

沖縄(那覇)

那覇空港で残業フライトが可能なのは、福岡・久米島・宮古・石垣の4路線です。

注意点

毎日コツコツと搭乗するだけならお手軽な印象になりがちですが、気を付けたいポイントもあります。

空港までのアクセス・所要時間

この残業フライトを実施するに当たり、空港までのアクセスに掛かる時間が最大の鍵になります。
時刻表上で18時以降に出発する便を使う前提ですが、出発時刻の20分前には保安検査場を通過していなければなりません。
出発時刻の(空港までの所要時間+20分)以上は絶対に必要な時間になります。

例) 勤務先 空港まで所要時間30分・搭乗便出発時刻 18:00
18:00出発ですから保安検査場は最低でも17:40までに通過しなければならず、職場-空港間の所要事時間30分を加味すると、17:10に職場を出て空港に向かわなければいけません。
保安検査場のい混雑や空港までの道中での乗継やトラブルなど、様々な事情により余計な時間を取られることも大いにあります。
ある程度の余裕を持ったスケジュールで挑みたいところです。

搭乗手続き

自身の職場から飛行機搭乗まで際どい時間で矢継ぎ早に移動することが求められるケースが多いと思われます。
のんびり空港カウンターで搭乗手続きをするのは時間の無駄になります。
JALではJALタッチ&ゴーサービスを使えば直接保安検査場にコマを進めることができるのですが、同日同区間利用になるので保安検査場で引っかかると思われます。
その辺りの懸念を払拭する意味でもチェックイン端末を利用するのが無難です。
その際、復路便の手続きを済ませておくことが行った先の空港での煩雑さを和らげます。

まとめ

如何でしょうか。
便数の豊富な羽田空港以外は厳しいのかとも思っていましたが、案外と全国各地で残業フライトの実施可能な路線がある事が分かりました。

発着空港行き先
東京(羽田)伊丹・新千歳・中部・福岡・青森・秋田・小松・徳島・高松・北九州・鹿児島
大阪(神戸)高知
札幌(新千歳)羽田・青森・秋田・仙台
名古屋(小牧)高知
福岡徳島・宮崎
天草福岡
鹿児島伊丹・松山
沖縄(那覇)福岡・久米島・宮古・石垣

1年間は52週ありますから、1年間で達成できれば良いと考えれば50回搭乗と言っても週1回のフライトで良いと考えることかできます。
往復で考えれば2週に一回ですから難易度が高いとはもはや言えませんし、単純に日常のルーチンのように粛々と実施していくだけとも言えます。

修行となると最大の焦点はやはり総費用です。
先得カレンダーと睨めっこしながら、いかに安価なチケットでフライトを手配できるかが最も重要なポイントです。
全て最安値で手配できれば、FOP修行に勝っても劣らない強力な手法になり得ます。

そしてルーチンとはいうもののやはり人間、飽きはくるものです。
残業フライト可能な便が複数設定されている空港であれば、それらを組み合わせるなどしてバリエーションをつけるのもアリかと思います。
毎晩同じ空港で夕食では冴えない印象になりかねませんが、日々違う地域で夕食となるとなぜか途端に豊かな人生に感じさせるものです。
運賃と天秤に掛けながら自身にとって最善のバランスを見出したいところですが、その際に利用可能なフライトが多い羽田空港発着は大きなアドバンテージと言えます。
空港内のレストラン等にはなりますが、各地の名物を日々の夕食としながらのフライトはなかなか豊な印象ですから、バリエーション豊富な回数修行を効果的に組んで挑みたいところです。

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コメント

  1. hidechan より:

    こんにちは、すごいですね。JALのJGC目指して、残業フライトですか。ネーミングがいいですね。毎週の残業と考えると、なるほどと思います。JALのみの特権ですね。

    • 珍道中珍道中 より:

      ノー残業デーなどを実施してる企業も増えてる様ですし、昨今の働き方改革などもうまく活用できるかなと思います