先日バリュートランジット名古屋発着10月搭乗分BEST30の記事の中で何とも不思議な片道のみの設定便を発見しました。
片道のみの設定便というのも不思議な魅力があり、隠れた優良ルートかもしれないし、有効活用出来ないかと考え、当ブログ推奨のバリュートランジットを駆使し名古屋(中部)発着での日帰りルートを構築してみました。
下記の旅程は10月搭乗分バリュートランジット28のみを3セットで組み上げ、その中で極力安価になるよう10月17日で作成しました。
第1,第2レグ(NGO-NHD-KMQ)
まずは1セット目のバリュートランジット28です。
今回の本題であるバリュートランジットで片道しか設定のない名古屋(中部)発東京(羽田)経由の小松行きのバリュートランジットで小松に向けて搭乗します。
名古屋(中部)-東京(羽田)-小松
本記事の予約・運賃等は以下全て2020年8月7日時点の情報です。
名古屋(中部)発着ではなかなか朝の早い7時台出発となる07:30発のANA086便に搭乗です。
機材は名古屋(中部)と言えばの定番、B737-800(738)です。
08:40に東京(羽田)に到着し、2レグ目までの乗継時間は1時間50分と充分な時間がありますので、ここで朝食と行きましょう。
ゆっくり朝食を摂った後、2レグ目の搭乗になります。
10:30発のANA753便で小松へ向かいます。
機材は2度目の738です。
わずか1時間のフライトで09:15に小松に到着します。
第3,第4レグ(KMQ-CTS-KUH)
2セット目のバリュートランジット28は小松から札幌(新千歳)を経由し釧路へ向かうルートです。
SFC修行のルートではなかなか出現しない釧路へのフライトです。
小松-札幌(新千歳)-釧路
第3レグは小松に到着して45分後の12:15発ANA754便で札幌(新千歳)に向かいます。
機材は3度目の738になります。
13:50に札幌(新千歳)到着となり、ここでの乗継時間は1時間45分と羽田に続き充分な時間がありますので遅めの昼食としましょう。
新千歳空港ですので海の幸でもラーメンでも美味しいものは沢山あります。
昼食後4レグ目となる15:35発のANA4875便の釧路行きに搭乗します。
機材は本日4度目の738です、ここまで来ると何となく怪しい感じになってきました。
本日最短のフライト時間45分で釧路に16:20着となり2セット目のバリュートランジット28終了です。
第5,第6レグ(KUH-CTS-NGO)
3つ目のバリュートランジット28は釧路から札幌(新千歳)を経由し名古屋(中部)へと帰ります。
釧路-札幌(新千歳)-名古屋
釧路での接続時間は45分ですのでゆっくりする間も無く第5レグの17:05発ANA4876便で札幌(新千歳)にとんぼ返りです。
機材はみなさんの予想通り738です。
先ほどと同じくフライト時間わずか45分、17:50に札幌(新千歳)に到着です。
札幌(新千歳)での乗継時間は今回も1時間45分とありますので先ほど遅めの昼食を摂っているので、今回はゆっくり休んで最終フライトに備えましょうか。
最終の第6レグは札幌(新千歳)19:35発のANA714便、機材はもちろん738になります。
21:20に名古屋(中部)に到着し、この旅程完了となります。
マイル・PP
便名 | 機材 | 出発 | 到着 | PP | 基本区間マイル | 付与マイル※1 | 運賃種別※2 | 運賃 | |||
1 | 86 | 738 | 名古屋(中部) | 07:30 | 東京(羽田) | 08:40 | 489 | 193 | 180 | VT | ¥10,520 |
2 | 753 | 738 | 東京(羽田) | 10:30 | 小松 | 11:30 | 516 | 211 | 197 | ||
3 | 1173 | 738 | 小松 | 12:15 | 札幌(新千歳) | 13:50 | 993 | 529 | 495 | VT | ¥18,140 |
4 | 4875 | 738 | 札幌(新千歳) | 15:35 | 釧路 | 16:20 | 404 | 136 | 127 | ||
5 | 4876 | 738 | 釧路 | 17:05 | 札幌(新千歳) | 17:50 | 404 | 136 | 127 | VT | ¥17,080 |
6 | 714 | 738 | 札幌(新千歳) | 19:35 | 名古屋(中部) | 21:20 | 1,121 | 614 | 575 | ||
合計 | 3,927 | 1,701 | ¥45,740 | ||||||||
※1 付与マイル数は、ANAワイドゴールドカード保有・ステータス無しの場合 ※2 運賃種別欄 SV=SUPER VALUE VT=VALUE TRANSIT |
合計運賃 45,740円
獲得PP 3,927
PP単価 11.65円
片道設定便を有効活用しようと思い模索しましたが、獲得PP数は4,000弱、PP単価も11円台とSFC修行としては少し悲しい結果になってしまいました。
ちなみに行先を釧路ではなく函館にしても同一運賃でルーティングできますが獲得PPが3,789ポイントとなり釧路よりPP単価が更に悪化してしまう為、選択するならこちらという事で今回は釧路行きを紹介しました。
まとめ
全てのフライトをまとめると以下のマップの様になります。
ルートマップ見ると日本の東側を右往左往と迷走しているみたいですが、SFC修行を嗜む人間にとっては逆にワクワクしてしまう様なルートです。
名古屋(中部)-東京(羽田)-小松-札幌(新千歳)-釧路-札幌(新千歳)-名古屋
そうはいっても獲得PPが4,000弱にPP単価11円台となると、日帰りSFC修行の観点では利用するには二の足を踏んでしまいそうな旅程と言えますが、修行も兼ねた釧路旅行と捉えればこのルートもアリなのでは無いでしょうか。
とはいっても、釧路滞在時間は僅か45分ですから窓から雄大な道東の風景を楽しむという目的になりそうです。
窓から眺める釧路の景色はなかなか素晴らしいもので一度は見てみる価値があり、修行をかねた遊覧飛行とも言えます。
飛行機の搭乗とは「空飛ぶ展望台」を楽しむといった要素もあります。
そう考えるなら、先程述べた函館絡みでルーティングするのも一興かもしれません。
このルート、可能なら札幌(新千歳)-釧路の部分は窓側席を確保したい旅程です。



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