6月発表分のVALUE TRANSITの設定便の中で最強PP単価路線、沖縄(那覇)-東京(羽田)-秋田。
この路線を首都圏在住者(羽田空港発着)が利用すべく路線を組んでみました。
ルート (OKA-HND-AXT)
今回紹介のこのルートを含め6月搭乗分のVALUE TRANSIT28については以下の記事でまとめてあります。
こちらも併せてご一読ください。
今回のルートは、VALUE TRANSIT28の6月搭乗分の最強PP単価、
沖縄(那覇)-東京(羽田)-秋田を贅沢にも往復利用するルートを考えます。
このルート単体でPP単価5.41円の優良ルートを東京在住者の目線で組み立てます。
VALUE TRANSIT28の詳細は以下の記事でまとめてあります。ご一読ください。
フライト構成
最強PP単価の乗継路線である沖縄(那覇)-東京(羽田)-秋田を利用する場合、まずは11:00沖縄発の便に間に合わなければなりません。
那覇空港での最低乗継時間は30分以上ですので10:30までには那覇空港に到着が条件となります。
まずは東京(羽田)から向かうにあたり、この条件で利用できる便は3便(06:10発08:50着・06:40発09:15着・07:30発10:10着)あります。
この内、07:30発の便は前2便と比べて高価なことが多く使いにくい一方、朝一番からの2本は常に安価でかつ同額の場合がほとんどです。
今回は自宅出発を速すぎず(早起きは苦手です)、かつ安価な運賃ということで06:40東京(羽田)発を選択し那覇に向かいます。
1時間45分の乗継の後、今回の目玉路線で羽田を経由し秋田に向かいます。VALUE TRANSITは乗継時間を考慮されているので何も心配することなく秋田行きの便までストレスフリーです。
15:10に秋田に到着後は東京行きの直行便や新幹線で東京へは帰れますが、今回はプチ秋田観光もしつつ、せっかくなのでこの最強激安路線を往復で味わいたいので一泊とします。
秋田空港からはバスで約40分かけて秋田市内にアクセスできます。
翌日朝はゆっくり起きるも良し、ちょっとした散策も可能な11:50発で今回のルートの後半戦の再開です。
前日と同じルートを逆行します。
17:10に那覇空港に到着後の東京行きのフライトは4便ありますが4便中前2便は高額、後ろ2便が安価ですので家に着くのが遅くなりすぎないよう20:40発のフライトを選択し、東京へは23:00に到着し、この修行ルートは完結します。
便名 | 機材 | 出発 | 到着 | 運賃種別※ | |||
1 | 993 | 78P | 東京(羽田) | 6:40 | 沖縄(那覇) | 9:15 | SV |
2 | 462 | 773 | 沖縄(那覇) | 11:00 | 東京(羽田) | 13:25 | VT |
3 | 405 | 321 | 東京(羽田) | 14:05 | 秋田 | 15:10 | |
秋田泊 | |||||||
4 | 406 | 738 | 秋田 | 11:50 | 東京(羽田) | 13:00 | VT |
5 | 475 | 773 | 東京(羽田) | 14:30 | 沖縄(那覇) | 17:10 | |
6 | 1098 | 76P | 沖縄(那覇) | 20:40 | 東京(羽田) | 23:00 | SV |
※運賃種別欄 SV=SUPER VALUE VT=VALUE TRANSIT
マイル・プレミアムポイント
出発 | 到着 | PP | 基本区間マイル | 付与マイル※ | |
1 | 東京(羽田) | 沖縄(那覇) | 1,476 | 984 | 922 |
2 | 沖縄(那覇) | 東京(羽田) | 1,676 | 984 | 922 |
3 | 東京(羽田) | 秋田 | 618 | 279 | 261 |
4 | 秋田 | 東京(羽田) | 618 | 279 | 261 |
5 | 東京(羽田) | 沖縄(那覇) | 1,676 | 984 | 922 |
6 | 沖縄(那覇) | 東京(羽田) | 1,476 | 984 | 922 |
合計 | 7,540 | 4,494 | 4,210 |
※付与マイル数は、ANAワイドゴールドカード保有・ステータス無しの場合
この6フライトを1セットこなすことで7,540PPを獲得できます。
このセットを7セット行えば52,780PPと、若干行き過ぎな感もありますが無事に解脱となります。
この期間の搭乗ですとPP2倍キャンペーンがありますので7セットだとダイヤモンド会員まで、プラチナステータス・SFC取得で充分であれば3セットとあと少しといったところです。
予約実例
今回は6月中旬の週末の土日(6/13〜6/14)を利用した秋田一泊でルーティングしました。
以下の予約・運賃等は2020年4月14日時点の情報です。
獲得PP合計7,540ポイント 合計運賃55,720円(15,110+26,200+14,410)となり、この行程全体でのPP単価は7.39円とかなり良好なパフォーマンスと言えます。
上で述べた「7セットでプラチナステータスかつSFC獲得もしくは、キャンペーン期間の集中搭乗でダイヤモンドメンバー」といったことを実現させる場合でも約390,000円で可能ということになります。
まとめ
羽田ー秋田はビジネス需要が大きい路線なのか平日より週末が安い運賃設定がされています。
その特性を生かし週末に一泊でSFC修行するウィークエンド修行僧には強く推奨されるルート・日程と言えるでしょう。
このスケジュールの場合1日当たり3レグですし、乗継時間も1:45・0:30・1:30・3:30とゆったりしているので、超過密な上級者向けというより修行初心者でもこなし易いスケジューリングになっているのもポイントです。
逆に言うと丸々2日間で6レグ7,540ポイントしか詰め込めないと考える効率至上主義の上級者には物足りないセットとなるかもしれません。
理屈上VALUE TRANSITを活用しPP単価をより下げる(修行総費用を安く済ます)ためにはこのルートを多く利用するのが最善です。
土曜の夕方に秋田に到着し翌日曜日正午前まで秋田に滞在できるので、きりたんぽ・美味しいお酒・ハタハタなど名物も多く楽しめそうです。
毎週の如くも訪れたとしても飽きることはなかなかなさそうです。
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