以前の記事では東京(羽田)、名古屋(中部)、大阪、福岡発着での最短プラチナ獲得を狙うプレミアムクラス乗りまくりの記事を紹介してきました。
今回は札幌(新千歳)発着でプランを紹介します。
今回も各発着地と同様にプレミアムクラスでの最短日数プラチナステータス獲得を目指します。
前記事と同じく、バラしても利用可能なプランの圧倒的に使い勝手が良さを考慮して、毎度自宅に帰還できる日帰りルートを連続日程で検証し、何日間で達成できるかを考えます。
[プランA] 日本一周ルート
このルートはプレミアムクラスに於いて、優良PP単価でかつ使い勝手が良い札幌(新千歳)-静岡-沖縄(那覇)のプレミアムクラスを活用するルートです。
大阪(関西)発着と同様のルートになりますが、今回は札幌(新千歳)発着になります。
下記の表は搭乗が2020年10月23日の場合の時刻で、上に載せた時刻表とは時刻・機材などに若干違いがあります。
便名 | 機材 | 出発 | 到着 | PP | 基本区間マイル | 付与マイル※1 | 運賃種別※2 | |||
1 | 1262 | 738 | 札幌(新千歳) | 10:30 | 静岡 | 12:20 | 1,880 | 592 | 925 | SVP |
2 | 1263 | 738 | 静岡 | 13:00 | 沖縄(那覇) | 15:30 | 2,557 | 863 | 1,347 | SVP |
5 | 1738 | 738 | 沖縄(那覇) | 17:30 | 大阪(関西) | 19:30 | 2,247 | 739 | 1,153 | SVP |
6 | 1719 | 738 | 大阪(関西) | 20:15 | 札幌(新千歳) | 22:05 | 2,065 | 666 | 1,040 | SVP |
合計 | 8,749 | 4,465 | ||||||||
※1 付与マイル数は、ANAワイドゴールドカード保有・ステータス無しの場合 ※2 運賃種別欄 SVP=SUPER VALUE PREMIUM |
スタートの第1レグはプレミアムクラスPP単価最優良路線の静岡-沖縄(那覇)を利用する為に、静岡に向かいます。
朝は遅めの10:30発ANA1262便の札幌(新千歳)-静岡の機材はB737-800(738)です。
静岡到着が12:20となり1レグ目終了となります。
続いて2レグ目のプレミアムクラス最優良PP単価路線である静岡-沖縄(那覇)に搭乗です。
静岡を13:00出発のANA1263便ですが、この便は第1レグで搭乗したものとおそらく同一機材になります。
接続時間は40分と短いのですが、札幌(新千歳)で搭乗すれば沖縄(那覇)まで乗継に失敗する事なく搭乗が可能です。
当然ながら機材は同じく738になります。
15:30に沖縄(那覇)に到着、ここまでで本日半分終了です。
沖縄(那覇)での接続時間2時間を経て第3レグは17:30発のANA1738便で今度は大阪(関西)に向かいます。
同一機材では無いと思いますが同型機材の738です。
19:30に大阪(関西)に到着し接続時間45分で本日最後のフライトへ向かいます。
ANA1719便20:15発の札幌(新千歳)行き、機材は最後まで738となり22:05に札幌(新千歳)到着でこのルート終了となります。
合計運賃 101,760円 (搭乗日2020/10/23)
獲得PP 8,794
PP単価 11.63円
連続挑戦
プラチナ獲得には、上に挙げたセットを6日間必要で、最終的に52,494PPとなります。
搭乗日 | 合計運賃 | 獲得PP | PP単価 |
10/19 (月) | ¥105,760 | 8,749 | 12.09 |
10/20 (火) | ¥102,960 | 8,749 | 11.77 |
10/21 (水) | ¥102,960 | 8,749 | 11.77 |
10/22 (木) | ¥102,960 | 8,749 | 11.77 |
10/23 (金) | ¥101,760 | 8,749 | 11.63 |
10/24 (土) | ¥104,260 | 8,749 | 11.92 |
合計 | ¥620,660 | 52,494 | 11.82 |
合計運賃 617,460円
獲得PP 52,494
PP単価 11.82円
このプランを6日連続で安い日程を検索した結果、10/19から10/24が安くトータルで620,660円・PP単価11.82円になりました。
[プランB] 大阪と沖縄(那覇)を経由し宮古へ
6日間で解脱とは他空港発着と比べ見劣りするので、何とか5日間で完遂する為に獲得プレミアムポイントを10,000PPオーバーを狙ったこのルート。
出発時間を早めて往路は大阪(伊丹)と沖縄(那覇)を経由し宮古に向かい、復路は沖縄(那覇)と大阪(関西)経由で札幌(新千歳)に戻って来るというルートになっています。
下記の表は搭乗が2020年10月20日の場合の時刻で、上に載せた時刻表とは時刻・機材などに若干違いがあります。
便名 | 機材 | 出発 | 到着 | PP | 基本区間マイル | 付与マイル※1 | 運賃種別※2 | |||
1 | 772 | 738 | 札幌(新千歳) | 8:30 | 大阪(伊丹) | 10:25 | 2,065 | 666 | 1,040 | SVP |
2 | 765 | 772 | 大阪(伊丹) | 11:00 | 沖縄(那覇) | 13:10 | 2,247 | 739 | 1,153 | SVP |
3 | 1725 | 738 | 沖縄(那覇) | 14:00 | 宮古 | 14:50 | 842 | 177 | 276 | SVP |
4 | 1726 | 738 | 宮古 | 15:30 | 沖縄(那覇) | 16:20 | 842 | 177 | 276 | SVP |
5 | 1738 | 738 | 沖縄(那覇) | 17:30 | 大阪(関西) | 19:30 | 2,247 | 739 | 1,153 | SVP |
6 | 1719 | 738 | 大阪(関西) | 20:15 | 札幌(新千歳) | 22:05 | 2,065 | 666 | 1,040 | SVP |
合計 | 10,308 | 4,938 | ||||||||
※1 付与マイル数は、ANAワイドゴールドカード保有・ステータス無しの場合 ※2 運賃種別欄 SVP=SUPER VALUE PREMIUM |
先ほどのルートとは違い朝は早く、1レグ目は札幌(新千歳)08:30発のANA772便で大阪(伊丹)へ向かいます。
便名は772(機材名ではB777-200の意味)で、大型機に乗れそうな勘違いを盛大にしながらも機材は738で、大阪(伊丹)到着は10:25です。
35分の接続時間で2レグ目に搭乗します。
11:00発のANA765便、沖縄(那覇)行きで機材はこのルート唯一の772になります。
先ほどの勘違いを帳消しにしながら大型機を満喫しながら、13:10に沖縄(那覇)に到着となります。
沖縄での接続時間はさっきより少し長めではありますがそれでも50分です。
3レグ目は宮古行きです、14:00発のANA1725便で機材は738。
50分のフライトで14:50に宮古に到着します。
ここで半分終了となりますが全然ゆっくりはしていられず、宮古の滞在時間は僅か40分で沖縄(那覇)に戻ります。
4レグ目は15:30出発のANA1726便の沖縄(那覇)行き、機材は言うまでもなく738。
行きと同じく50分のフライトで沖縄(那覇)に到着します。
次の5レグ目までの接続時間は本日最長の1時間10分となりますので本日初めてのANAラウンジの滞在が楽しめそうです。
ラウンジを存分に楽しんだ後、17:30発ANA1738便で大阪(関西)行きに搭乗します。
機材はもうお分かりだと思いますが738です。
19:30に大阪(関西)に到着し、接続時間45分を経て本日最終レグである札幌(新千歳)行きに向かいます。
大阪(関西)20:15発のANA1719便、機材は最後も738です。
札幌(新千歳)に22:05到着でこのルート完結です。
合計運賃 134,120円 (搭乗日2020/10/20)
獲得PP 10,308
PP単価 13.01円
連続挑戦
このセットで5日間フライトすると51,540PP獲得でプラチナ達成となり、必要日数の削減に成功します。
搭乗日 | 合計運賃 | 獲得PP | PP単価 |
10/20 (火) | ¥134,120 | 10,308 | 13.01 |
10/21 (水) | ¥134,120 | 10,308 | 13.01 |
10/22 (木) | ¥134,120 | 10,308 | 13.01 |
10/23 (金) | ¥135,420 | 10,308 | 13.14 |
10/24 (土) | ¥136,420 | 10,308 | 13.23 |
合計 | ¥674,200 | 51,540 | 13.08 |
合計運賃 674,200円
獲得PP 51,540
PP単価 13.08円
10/20スタートで合計運賃が674,200円、PP単価は13.08円でした。
PP単価は悪化しましたが、一日あたりの獲得PP数は10,000を超える事が出来たので5日間でプラチナ到達が可能になりました。
まとめ
プラン | 必要日数 | 合計運賃 | 獲得PP | PP単価 |
A | 6 | ¥620,660 | 52,494 | 11.82 |
B | 5 | ¥674,200 | 51,540 | 13.08 |
プランAは日数が6日間かかってしまいますが、プラチナステータス獲得までの費用は約62万円で可能です。
プランBは必要日数は5日間ですが運賃合計は約67万円になってしまいました。
他の発着空港では50万円台で可能なルートもある中、札幌(新千歳)発着のプレミアムクラスのみでの修行はあまり良い結果にはなりませんでした。
他空港発着のように複合技を繰り出すことも難しく、一気に行程をこなすスタイルには向いていないようです。
しかし日帰りの単発のルートとしては他の発着空港と遜色無いPP単価ですので、札幌(新千歳)発着のプレミアムクラスのみルートとしては一日分の旅程としてはオススメできるルートになったと思いますが如何でしょうか。
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