冬ダイヤで王道の沖縄方面を再考察[SFC修行]

羽田発着沖縄方面20Nov

以前、当ブログにて東京(羽田)発着の沖縄方面を7月搭乗分で検討しました。

今回2020年冬ダイヤが発表されましたので、改めて沖縄方面の修行ルートを考察します。
前回は普通席(スーパーバリュー/バリュートランジット)だけでルーティングしましたが、冬ダイヤの運賃を確認している中でプレミアムクラス(スーパーバリュープレミアム28)の方がPP単価で有利になる路線があることも発見しましたので、今回の考察ではプレミアムクラスを含め、改めて冬ダイヤ(バリュートランジットが発表されている11月搭乗分)で検討します。

11月搭乗で前回考察ルートを再計算

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Great Circle Mapper

前回の記事(7月搭乗分)で検討したルートは以下の5通りです。

合計運賃獲得PPPP単価
スーパーバリュー最良PP単価1往復(那覇泊)18,6202,9526.31
スーパーバリュー羽田-那覇日帰り1往復21,7202,9527.36
スーパーバリュー羽田-那覇1日2往復44,4405,9047.53
スーパーバリュー羽田-石垣&羽田-那覇63,3006,6249.56
バリュートランジット含む羽田-石垣2往復82,6408,16410.12

詳しい組み立て方は前回記事をみて頂きたいのですが、最良PP単価を狙うには夜に那覇に到着し午前中に那覇を出発する便を選択しなければならず、宿泊費用が嵩む懸念を指摘しました。
日帰り前提では、スーパーバリューによる東京(羽田)-沖縄(那覇)1往復が最もPP単価が良いものの獲得PP数では物足りない印象は否めず、同日に2往復したり石垣を組み合わせたり悪足掻きしていました。
獲得PP数では群を抜くバリュートランジット組み込み旅程ですがPP単価では10円を超えてしまい、使い所の微妙な結果でした。

この5ルートを最新運賃が出揃っている11月搭乗分で運賃・PP単価を計算し直してみますと以下の表になります。

運賃合計獲得PPPP単価
スーパーバリュー最良PP単価1往復(那覇泊)18,4202,9526.24
スーパーバリュー羽田-那覇日帰り1往復18,4202,9526.24
スーパーバリュー羽田-那覇1日2往復43,3405,9047.34
スーパーバリュー羽田-石垣&羽田-那覇59,8006,6249.03
バリュートランジット含む羽田-石垣2往復71,0408,1648.70

11月搭乗分では那覇一泊1往復と日帰り1往復のPP単価が同値の6.24円と改善を果たし、非常に使い勝手が良くなりました。
時間に余裕のある方であれば、都合のつく日程で最安値を狙って単純1往復を実施すると、他のルートや他の期間と比べても見劣りすることのないPP単価が得られます。
その一方で獲得PP数は一回の実施で3,000PP弱ですので、相当回数の登場が必要であり、これから2020年修行を始めようとするには心細く、既に進行中の修行の仕上げの一撃として使う事で効果を最大化できそうです。

1日2往復のパターンも夏ダイヤ(7月搭乗分)と比べて若干の改善をしているので、1日あたりの獲得PPを倍化できる魅力は変わらず有効で、7.34円のPP単価であれば積極的に狙ってもおかしくない単価です。

羽田⇔那覇&羽田⇔石垣はやはり厳しいものの、60,000円を切った運賃でほぼ9円はボチボチです。
バリュートランジットを組み込んだパターンは夏ダイヤから1.42円もの大幅に改善で、羽田⇔那覇&羽田⇔石垣を逆転しました。
しかも獲得PPの面で最大値の8,000ポイントオーバーとなるこのパターンは、特にこれからスタートする修行僧には心強い見方になり得ます。

プレミアムクラスを加えてみる

冬ダイヤが発表された直後にプレミアム28とスーパーバリュー28のPP単価を算出している過程で、プレミアムクラスの方が普通席よりもPP単価が良い路線があることを発見、記事にしました。
今回のルートに当てはまる路線を紹介しているのは以下の記事です。

これらの記事の中から羽田発着沖縄方面を抽出すると、0.1円プレミアムクラスが有利になる東京(羽田)ー石垣と4.3円プレミアムクラスが有利な沖縄(那覇)ー石垣が、上記5路線の下の2パターンに組み入れることができます。

 運賃合計獲得PPPP単価
SVP羽田-石垣&SV羽田-那覇95,2009,8729.64
SVP羽田-石垣&VT羽田-石垣106,44011,4129.33
SV=SUPER VALUE SVP=SUPER VALUE PREMIUM VT=VALUE TRANSIT

一つ目は、プレミアム28で東京(羽田)-石垣を往復したのちスーパーバリュー普通席で東京(羽田)-沖縄(那覇)を往復します。
この場合、獲得PP数は3,248増加しますがPP単価は0.61円悪化します。

二つ目のパターンは、プレミアム28で東京(羽田)-石垣を往復したのちバリュートランジット28で東京(羽田)-石垣を沖縄(那覇)経由で往復します。
このパターンでは、3,266PP増加し10,000ポイントを超えるところまで達します。
PP単価は0.63円の悪化です。

どちらも獲得PP数で大幅増加を果たし、PP単価の悪化も思ったより軽微な悪化で済んだように感じます。
単純にPP単価だけでみるなら不採用となるのですが、プレミアムクラスならではの快適さ・ラウンジの利用など、数値で表せない魅力もあるので、選択肢に入ってくると思います。

全てプレミアムクラスなら

それなら、全部の便をプレミアムクラスに置き換えたらどうなるのかを考えたくなります。
全便プレミアム28に差し替えた獲得PP・PP単価は以下の通りです。
最下段のパターンだけ、ダイヤの都合上ソラシド運行になってしまう沖縄(那覇)-石垣の区間はスーパーバリューのままになります。

 運賃合計獲得PPPP単価
SVP最良PP単価1往復(那覇泊)69,0205,72012.07
SVP羽田-那覇日帰り1往復71,1205,72012.43
SVP羽田-那覇1日2往復142,24011,44012.43
SVP羽田-石垣&SVP羽田-那覇147,90012,64011.70
SVP羽田-石垣&SVP羽田-那覇&SV那覇-石垣158,94013,38011.88
SV=SUPER VALUE SVP=SUPER VALUE PREMIUM VT=VALUE TRANSIT

一部の置き換えではかなりの善戦を見せたのですが、全てプレミアム28にしてしまうとやはり抵抗感のあるPP単価が登場してしまいます。
お金に糸目を付けないなりふり構わずな修行なら、プレミアム28ではなく150%積算のプレミアムビジネスきっぷの方が獲得PP数は多いですし、このパターンは中途半端な印象を持ちます。

有用なルート2選

ここまで挙げてきた中で、修行向きなパターンを考えると、最良PP単価を狙えるスーパーバリュー東京(羽田)-沖縄(那覇)1日1往復と獲得PP数とPP単価のバランスに長けたプレミアム東京(羽田)-石垣&バリュートランジット東京(羽田)-石垣の二択でしょうか。

スーパーバリュー東京(羽田)-沖縄(那覇)

このルートの最大のメリットは言うまでもなく6.24円というPP単価の良さと言えます。
ですがそれだけではなく、1日1往復という難易度の低さは体力的にも楽です。
下の表以外の便にも最安値がちらほらあり、那覇滞在時間もある程度コントロールできる事も魅力です。

 便名機材出発到着PP基本区間マイル付与マイル※1運賃種別※2運賃PP単価
1477772東京(羽田)15:30沖縄(那覇)18:151,476984922SV¥9,2106.24
21098321沖縄(那覇)20:45東京(羽田)23:001,476984922SV¥9,2106.24
合計      2,952 1,844 ¥18,4206.24
※1 付与マイル数は、ANAワイドゴールドカード保有・ステータス無しの場合
※2 運賃種別欄 SV=SUPER VALUE VT=VALUE TRANSIT

今回の例では、夕方15:30に羽田空港を出発し18:15に那覇空港に到着するANA477便と、20:45に那覇空港を出発し23:00に羽田空港に戻ってくるANA1098便を組み合わせて往復としました。
接続時間は2時間30分あり、ちょうど那覇に晩ご飯を食べに行く感じのフライトです。
使用機材は往路がボーイングのワイドボディ機B777-200(772)で復路はエアバスのナローボディ機A321(321)ですから変化も大きく、機材の変化も楽しめる旅程となりそうです。

合計運賃 18,420
獲得PP 2,952
PP単価 6.24

2020年も後半ですので獲得PP数の小ささを考えると、今から始める修行僧に適してるとは言えません。
ですが、身体を慣らす意味で最初の1本目として修行行程に組むのはアリとも言えます。
一方で、既にポイント半ばを超えラストスパートや50,000近い人の仕上げ旅程としての活用が最も適していると思います。

プレミアム28東京(羽田)-石垣&バリュートランジット東京(羽田)-石垣

変わってこちらのパターンは、それなりの獲得PP数を見込める上プレミアムクラス搭乗体験も得られるので、まさにこれから始める修行僧に最適ではないでしょうか。

 便名機材出発到着PP基本区間マイル付与マイル※1運賃種別※2運賃PP単価
189321東京(羽田)6:10石垣9:353,4601,2242,142SVP¥38,39011.10
290321石垣10:15東京(羽田)13:003,4601,2242,142SVP¥38,39011.10
3475772東京(羽田)14:30沖縄(那覇)17:201,676984922VT¥14,4306.42
4244973L沖縄(那覇)17:55石垣18:55570247231
5245073L石垣19:30沖縄(那覇)20:25570247231VT¥15,2306.78
6478738沖縄(那覇)21:15東京(羽田)23:301,676984922
合計      11,412 6,590 ¥106,4409.33
※1 付与マイル数は、ANAワイドゴールドカード保有・ステータス無しの場合
※2 運賃種別欄 SVP=SUPER VALUE PREMIUM VT=VALUE TRANSIT

修行を始めようと、ブログやTwitterで情報収集をしていると必ず登場する黄金のセリフ「修行僧の朝は早い」を呟きながら、プレミアムチェックイン・ANAラウンジを体験、充実の空港待ち時間です。
朝06:10発のANA89便で石垣に向かいます。
09:35に石垣空港に到着しますが、ここにはANAラウンジはありません。
そうは言っても40分の接続はタッチで折り返すので問題はないでしょう。
復路便のANA90便で羽田空港に13:00に到着です。
いきなりプレミアムクラスを3時間半近くも堪能できますが、機材は往復共にナローボディ機の321です。
座席配列は2-2配列なので、ワイドボディ機のような圧倒的な広々感はありませんが、それでもプレミアムクラスです。
普通席とは比べるまでもない快適な座席で食事サービスもあります。
復路はちょうどお昼時ですからタイミングも合っています。

一気に格下げ感のある普通席、しかも乗継のバリュートランジットで沖縄(那覇)経由で石垣に向かいます。
プレミアムクラスで石垣から到着してから1時間半後の14:30に出発するANA475便で、まずは経由地の沖縄(那覇)へと進みます。
機材はこの旅程唯一のワイドボディ機である772です。
17:20に那覇空港に到着後、35分の乗継時間で次の石垣行きANA2449便に乗り込みます。
18:55に到着するものの、一息しか付けない35分の接続でまた那覇でと折り返します。
沖縄(那覇)-石垣区間は両便共にソラシド運行のB737-800(73L)です。
ANA運行便とは一味違った雰囲気を楽しめます。
20:25に那覇空港に到着し、本日最後のフライトまでは50分の乗継時間あります。
ラストは21:25発のANA473便で東京(羽田)に23:30に到着し締め括りです。
最後の機材はB737-800(738)はANA運行ですから、ソラシド運行便と同型機比較は面白いものです。

合計運賃 106,440
獲得PP 11,412
PP単価 9.33

バリエーション豊富な使用機材、プレミアムクラスの体験、1日6レグの集中搭乗とタッチ折り返し。
修行を始めたばかりの方には新鮮な出来事・体験だらけで充実の1日となりそうです。
後半から修行戦線に参戦した場合は10,000を超える獲得PP数はとても魅力的であり、この旅程を5回繰り返せば解脱という心強さがあります。
他の旅程と組み合わせるにしてもやはり心強い事には変わりません。
PP単価の面では9円台前半であり、極めて優れているとまでは言えませんが、他の旅程でPP単価の圧縮を履かれるなら、この盛り沢山なフライト構成は相当楽しめそうです。

まとめ

冬ダイヤ(11月搭乗分)で羽田発着の沖縄方面をみてきました。
前回記事にした7月搭乗分と比較して、全体的にPP単価の改善がみられました。
やはり夏の沖縄はハイシーズンで修行向きとはならず、オフシーズンとも言える11月になれば息を吹き返してきた印象です。

台風リスクもなくなり安定した時期に、修行総仕上げのフライトを探している場合や、サッとラストスパートを掛けたい場合には東京(羽田)-沖縄(那覇)の単純往復がオススメです。
尤も、この路線は王道の中の王道ですから万人にマッチする修行ルートでもあります。

これからでも気合と根性で一撃かますと鼻息も荒く意気込んでいるなら、プレミアム28とバリュートランジットを組み合わせた東京(羽田)-石垣2往復が楽しそうです。
まだ未経験であれば、プレミアムチェックイン・ANAラウンジ・プレミアムクラスの体験は嬉しく、バリュートランジットのタッチ乗継や折り返し同一機材/クルー、1日6レグの多頻度フライトなど、通常の旅行や出張での移動では体験することのない、いかにも修行と言った雰囲気を存分に味わえます。

この方面は定番ながら季節変化も大きいので、常時チェックすることをオススメします。
当ブログでも可能な限り変化をお伝えしたいと思います。

↓他の方のSFC/JGC修行・マイレージ関連ブログも参考になります↓
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