先日発表されたANA VALUE TRANSIT28(4月搭乗分)2022年3月27日〜4月30日から、今回は「クイーンofバリュートランジット」札幌(新千歳)のBEST30を紹介します。
最新版を含め、まだ間に合う前月搭乗分や過去のランキングはこちらに一覧があります。
全設定路線のPP単価3月搭乗分BEST100の記事は以下のリンクからどうぞ。
本記事では、4月搭乗分の中から札幌(新千歳)発着BEST30を紹介します。
また、ランキングに載らなかった路線も含め2区間合計の獲得PP数をまとめてあります。
バリュートランジット28の詳細(運賃・マイル・PP等)についてはこちらの記事をご覧ください。
札幌(新千歳)発着
札幌(新千歳)発着の設定路線数は386路線(前月比+25)が設定され、5ヶ月連続の減少傾向に歯止めがたたり一気に復活で、ダントツの全国ナンバーワン発着地であることは言うまでもありません。
PP単価10円を下回る路線は161路線(前月比+40)となり、こちらも先行きの明るい改善傾向です。
6円台1便(±0便)・7円台8便(+5便)・8円台53便(+3便)・9円台99便(+31便)と、5円台は無いものの上位が分厚く充実したランキングです。
表中の最安運賃は旅客施設使用料を含んでいませんので、実際のPP単価は下記から変化しますのでご注意ください。
バリュートランジットを利用の場合は、出発地と到着地そして経由地x2の旅客施設利用料が加算されます。
例 沖縄-大阪(関西)-札幌(千歳)の場合は、240円+440円x2+270円=1,390円となります。
それではBEST30をご覧ください。
出発 | 経由地 | 到着 | 便名 | 最安運賃 | 獲得PP | PP単価 | 実PP単価 | |
1 | 沖縄 | 名古屋(中部) | 札幌(千歳) | 2520 / 4835 | 17,600 | 2,534 | 6.95 | 7.49 |
2 | 札幌(千歳) | 大阪(伊丹) | 沖縄 | 774 / 767 | 18,300 | 2,507 | 7.30 | 7.77 |
3 | 札幌(千歳) | 東京(羽田) | 沖縄 | 62 / 477 | 19,300 | 2,641 | 7.31 | 7.78 |
4 | 札幌(千歳) | 東京(羽田) | 沖縄 | 64 / 1095 | 19,300 | 2,641 | 7.31 | 7.78 |
5 | 沖縄 | 東京(羽田) | 札幌(千歳) | 994 / 65 | 20,100 | 2,641 | 7.61 | 8.08 |
6 | 札幌(千歳) | 東京(羽田) | 沖縄 | 4720 / 475 | 20,100 | 2,641 | 7.61 | 8.08 |
7 | 札幌(千歳) | 名古屋(中部) | 沖縄 | 706 / 309 | 19,300 | 2,534 | 7.62 | 8.16 |
8 | 沖縄 | 東京(羽田) | 札幌(千歳) | 462 / 67 | 20,600 | 2,641 | 7.80 | 8.27 |
9 | 沖縄 | 東京(羽田) | 札幌(千歳) | 464 / 69 | 21,000 | 2,641 | 7.95 | 8.42 |
10 | 沖縄 | 東京(羽田) | 札幌(千歳) | 460 / 61 | 21,200 | 2,641 | 8.03 | 8.50 |
11 | 鹿児島 | 東京(羽田) | 札幌(千歳) | 620 / 4719 | 16,800 | 2,066 | 8.13 | 8.62 |
12 | 鹿児島 | 東京(羽田) | 札幌(千歳) | 2472 / 57 | 16,800 | 2,066 | 8.13 | 8.62 |
13 | 札幌(千歳) | 東京(羽田) | 沖縄 | 4726 / 1097 | 21,500 | 2,641 | 8.14 | 8.61 |
14 | 札幌(千歳) | 大阪(伊丹) | 福岡 | 772 / 3155 | 15,100 | 1,829 | 8.26 | 8.84 |
15 | 札幌(千歳) | 東京(羽田) | 山口宇部 | 50 / 693 | 16,000 | 1,930 | 8.29 | 8.81 |
16 | 山口宇部 | 東京(羽田) | 札幌(千歳) | 700 / 79 | 16,000 | 1,930 | 8.29 | 8.81 |
17 | 札幌(千歳) | 東京(羽田) | 鹿児島 | 54 / 623 | 17,200 | 2,066 | 8.33 | 8.81 |
18 | 札幌(千歳) | 東京(羽田) | 鹿児島 | 56 / 2475 | 17,200 | 2,066 | 8.33 | 8.81 |
19 | 札幌(千歳) | 東京(羽田) | 鹿児島 | 58 / 625 | 17,200 | 2,066 | 8.33 | 8.81 |
20 | 札幌(千歳) | 東京(羽田) | 鹿児島 | 62 / 2477 | 17,200 | 2,066 | 8.33 | 8.81 |
21 | 札幌(千歳) | 東京(羽田) | 鹿児島 | 66 / 627 | 17,200 | 2,066 | 8.33 | 8.81 |
22 | 札幌(千歳) | 東京(羽田) | 鹿児島 | 68 / 2479 | 17,200 | 2,066 | 8.33 | 8.81 |
23 | 鹿児島 | 東京(羽田) | 札幌(千歳) | 624 / 67 | 17,200 | 2,066 | 8.33 | 8.81 |
24 | 鹿児島 | 東京(羽田) | 札幌(千歳) | 2474 / 4723 | 17,200 | 2,066 | 8.33 | 8.81 |
25 | 札幌(千歳) | 東京(羽田) | 鹿児島 | 70 / 629 | 17,300 | 2,066 | 8.37 | 8.86 |
26 | 沖縄 | 東京(羽田) | 札幌(千歳) | 2422 / 4725 | 22,200 | 2,641 | 8.41 | 8.88 |
27 | 札幌(千歳) | 東京(羽田) | 沖縄 | 4718 / 2423 | 22,200 | 2,641 | 8.41 | 8.88 |
28 | 札幌(千歳) | 東京(羽田) | 山口宇部 | 62 / 697 | 16,400 | 1,930 | 8.50 | 9.02 |
29 | 徳島 | 東京(羽田) | 札幌(千歳) | 286 / 4743 | 14,100 | 1,658 | 8.50 | 9.11 |
30 | 北九州 | 東京(羽田) | 札幌(千歳) | 3872 / 57 | 16,800 | 1,966 | 8.55 | 9.11 |
31 | 北九州 | 東京(羽田) | 札幌(千歳) | 3874 / 61 | 16,800 | 1,966 | 8.55 | 9.11 |
BEST30(30位タイで31位まで)の内訳は、沖縄(那覇)が前月ドンっと減り心配でしたが13便(前月比+4)と踏ん張り、鹿児島が11便(前月比-1)・北九州2便で、沖縄・九州方面で埋め尽くされる状況は相変わらずですが、山口宇部が3便・福岡が1便入ってきました。
行き先のバリエーションは毎度のように少なく沖縄・九州方面が幅を利かせ、トップは変わらずですが30位のPP単価は悪化傾向で、設定便数の改善ほど内容は改善していないのが実情です。
沖縄(那覇)-名古屋(中部)-札幌(新千歳)
5ヶ月連続1位の沖縄(那覇)-名古屋(中部)-札幌(新千歳)です。
路線は変わらずで、PP単価も6.95円と前回と全く変わらない設定です。
今回もなんとかギリギリ6円台のPP単価をキープし、獲得PP数2,534PPは変わらぬ魅力です。
今回も2位以降に東京(羽田)経由がズラリと並び、獲得PP数を重視するなら100ポイント少々多い羽田経由なのですが、PP単価優先なら名古屋(中部)経由・獲得PP数なら東京(羽田)経由を選択できます。
PFCの高い名古屋(中部)ですが今回はPP単価のランキングを逆転させることは無く、素直に名古屋経由を選択肢て問題ありません。
往復を名古屋経由で揃えてしまうとPP単価が悪いので、往路は2位ランクインしている大阪(伊丹)経由や3位以降に多数ある東京(羽田)経由を組み合わせるのが良くなります。
伊丹経由(2位)の往路と中部経由(1位)で組むと、獲得PP数が5,041PP・PP単価が7.12円になります 。
名古屋は、エアドゥの運行が混ざり楽しむ要素はあるものの機材はB737オンリーになりがちで、片道だけでも伊丹や羽田を経由地にすることで機材バリエーションも楽しめるチャンスが増えます。
札幌(新千歳)-東京(羽田)-鹿児島
札幌発着で沖縄(那覇)以外の選択肢の代表格、札幌(新千歳)-東京(羽田)-鹿児島を紹介します。
往路が17位・復路が11位と前回より悪化しましたが、往復平均PP単価はPP単価8.23円と前回と変わらずで、問題なく活用できる路線です。
最上位以外にも多数ラインナップしているので旅程構築がフレキシブルな点も評価できます。
獲得プレミアムポイントも2,066ポイントの獲得は、往復で4,000オーバーと非常に魅力的です。
ANA運行の他にソラシド運行・エアドゥ運行があり、往復で全て乗り比べたりANA抜きのフライトになったりと、便選択の時点で楽しく計画できます。
札幌(新千歳)-東京(羽田)-山口宇部
沖縄・九州方面で埋め尽くされがちな札幌発着ですが今回は変わり種の札幌(新千歳)-東京(羽田)-山口宇部があります。
15位・28位に往路があり16位に復路があります。
九州・沖縄勢に比べると獲得PP数は少ないですが、15位・16位で往復を組むと獲得PP数3,860PP・平均PP単価8.29円と、鹿児島とほぼ変わらないPP単価で往復可能です。
実は30位以降にも多数ラインナップしていて、その中にはスターフライヤーやエアドゥがあったりもするので楽しげです。
同時期のプレミアム28
札幌(新千歳)発着に絞ったランキングではなく全国版ベスト100ですが、本記事と同時期のプレミアムクラスのPP単価ランキングはこちらです。
組み合わせて旅程を組む場合などの参考にどうぞ。
まとめ
4月搭乗分の札幌(新千歳)発着ランキングはいつも通り沖縄と鹿児島が占拠する感じの中に山口宇部が入り込んできました。
しかもその山口宇部、比較的戦闘力のあるPP単価である点が注目です。
札幌発着は獲得PP数の大きな路線がズラッとラインナップし、PP単価10円未満が160路線を超え、他地域から見れば羨ましいランキングです。
今回紹介した鉄板の沖縄・鹿児島に山口宇部が加わり、代わりに小松が消えた4月になりました。
各地から朝一番に新千歳に向かえば九州・沖縄方面への長距離路線が多数利用可能でPPの大漁が期待できますが、さらに沖縄(那覇)に飛び、そこから沖縄(那覇)発着の強いPP単価の路線に繋ぐなど夢が広がります。
この札幌発着と沖縄(那覇)発着は全国の修行僧の方にも注目すべきランキングと言えます。



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