先日発表されたANA VALUE TRANSIT28(1月搭乗分)2022年1月1日〜1月31日から、今回は「クイーンofバリュートランジット」札幌(新千歳)のBEST30を紹介します。
最新版を含め、まだ間に合う前月搭乗分や過去のランキングはこちらに一覧があります。
全設定路線のPP単価1月搭乗分BEST100の記事は以下のリンクからどうぞ。
本記事では、1月搭乗分の中から札幌(新千歳)発着BEST30を紹介します。
また、ランキングに載らなかった路線も含め2区間合計の獲得PP数をまとめてあります。
バリュートランジット28の詳細(運賃・マイル・PP等)についてはこちらの記事をご覧ください。
札幌(新千歳)発着
札幌(新千歳)発着の設定路線数は369路線(前月比-1)が設定され、3ヶ月連続の微減ではあるものの相変わらず設定路線数はダントツの全国ナンバーワン発着地となっています。
PP単価10円を下回る路線は149路線(前月比+9)となり、設定数は減少傾向と同様にPP単価面での充実も前回から引き続き、内容の濃さはここ数ヶ月連続で向上しています。
前回「もはやBEST30しか紹介しないのは問題?」と書きましたが、50位ではまだまだ余裕の8円台前半・100位でもまだ8円台後半と非常に強力で、150位でやっと10円を超えてくる様は圧巻です。
表中の最安運賃は旅客施設使用料を含んでいませんので、実際のPP単価は下記から変化しますのでご注意ください。
バリュートランジットを利用の場合は、出発地と到着地そして経由地x2の旅客施設利用料が加算されます。
例 沖縄-大阪(関西)-札幌(千歳)の場合は、120円+440円x2+270円=1,270円となります。
それではBEST30をご覧ください。
出発 | 経由地 | 到着 | 便名 | 最安運賃 | 合計PP | PP単価 | |
1 | 沖縄 | 名古屋(中部) | 札幌(千歳) | 2520 / 4835 | 16,000 | 2,534 | 6.31 |
2 | 札幌(千歳) | 名古屋(中部) | 沖縄 | 706 / 309 | 16,600 | 2,534 | 6.55 |
3 | 札幌(千歳) | 東京(羽田) | 沖縄 | 62 / 477 | 19,100 | 2,641 | 7.23 |
4 | 札幌(千歳) | 東京(羽田) | 沖縄 | 64 / 1095 | 19,100 | 2,641 | 7.23 |
5 | 沖縄 | 東京(羽田) | 札幌(千歳) | 460 / 61 | 19,100 | 2,641 | 7.23 |
6 | 鹿児島 | 東京(羽田) | 札幌(千歳) | 620 / 4719 | 15,300 | 2,066 | 7.41 |
7 | 佐賀 | 東京(羽田) | 札幌(千歳) | 452 / 55 | 15,300 | 2,041 | 7.50 |
8 | 札幌(千歳) | 東京(羽田) | 沖縄 | 56 / 473 | 19,800 | 2,641 | 7.50 |
9 | 札幌(千歳) | 東京(羽田) | 沖縄 | 4720 / 475 | 19,900 | 2,641 | 7.54 |
10 | 鹿児島 | 東京(羽田) | 札幌(千歳) | 624 / 67 | 15,700 | 2,066 | 7.60 |
11 | 札幌(千歳) | 東京(羽田) | 鹿児島 | 62 / 2477 | 15,800 | 2,066 | 7.65 |
12 | 鹿児島 | 東京(羽田) | 札幌(千歳) | 622 / 63 | 15,800 | 2,066 | 7.65 |
13 | 鹿児島 | 東京(羽田) | 札幌(千歳) | 2474 / 4723 | 15,800 | 2,066 | 7.65 |
14 | 沖縄 | 東京(羽田) | 札幌(千歳) | 464 / 69 | 20,300 | 2,641 | 7.69 |
15 | 鹿児島 | 東京(羽田) | 札幌(千歳) | 2478 / 4731 | 16,000 | 2,066 | 7.74 |
16 | 札幌(千歳) | 東京(羽田) | 鹿児島 | 68 / 2479 | 16,100 | 2,066 | 7.79 |
17 | 札幌(千歳) | 東京(羽田) | 沖縄 | 4718 / 2427 | 20,700 | 2,641 | 7.84 |
18 | 札幌(千歳) | 東京(羽田) | 鹿児島 | 58 / 625 | 16,200 | 2,066 | 7.84 |
19 | 札幌(千歳) | 東京(羽田) | 鹿児島 | 64 / 627 | 16,200 | 2,066 | 7.84 |
20 | 鹿児島 | 東京(羽田) | 札幌(千歳) | 626 / 73 | 16,200 | 2,066 | 7.84 |
21 | 札幌(千歳) | 東京(羽田) | 鹿児島 | 54 / 623 | 16,300 | 2,066 | 7.89 |
22 | 札幌(千歳) | 東京(羽田) | 鹿児島 | 56 / 2475 | 16,300 | 2,066 | 7.89 |
23 | 佐賀 | 東京(羽田) | 札幌(千歳) | 456 / 75 | 16,300 | 2,041 | 7.99 |
24 | 札幌(千歳) | 東京(羽田) | 沖縄 | 70 / 2429 | 21,200 | 2,641 | 8.03 |
25 | 札幌(千歳) | 東京(羽田) | 沖縄 | 66 / 1097 | 21,300 | 2,641 | 8.07 |
26 | 札幌(千歳) | 東京(羽田) | 沖縄 | 74 / 479 | 21,300 | 2,641 | 8.07 |
27 | 札幌(千歳) | 東京(羽田) | 長崎 | 56 / 2435 | 16,900 | 2,080 | 8.13 |
28 | 札幌(千歳) | 東京(羽田) | 長崎 | 64 / 667 | 16,900 | 2,080 | 8.13 |
29 | 長崎 | 東京(羽田) | 札幌(千歳) | 664 / 67 | 16,900 | 2,080 | 8.13 |
30 | 長崎 | 東京(羽田) | 札幌(千歳) | 666 / 71 | 16,900 | 2,080 | 8.13 |
31 | 長崎 | 東京(羽田) | 札幌(千歳) | 2432 / 63 | 16,900 | 2,080 | 8.13 |
32 | 長崎 | 東京(羽田) | 札幌(千歳) | 2434 / 69 | 16,900 | 2,080 | 8.13 |
33 | 長崎 | 東京(羽田) | 札幌(千歳) | 2436 / 4735 | 16,900 | 2,080 | 8.13 |
BEST30(27位タイで33位まで)の内訳は、沖縄(那覇)が前月の大幅減少し8便の設定が2ヶ月続きましたが、ようやく増加傾向に転じたのか12便(前月比+4)、鹿児島も12便(前月比-1)・長崎7便(前月比-1)となり、他に佐賀が2便あり沖縄・九州方面で埋め尽くされました。
行き先のバリエーションは少ないですが、PP単価は6円台前半から8円台前半と強力です。
沖縄(那覇)-名古屋(中部)-札幌(新千歳)
先月から連続1位の沖縄(那覇)-名古屋(中部)-札幌(新千歳)です。
路線は変わらずともPP単価は0.6円ほど改善し、6.31円にまで伸びてきました。
3位以降に登場する東京(羽田)経由の方が100ポイント少々多いのですが、PP単価1円近いさは大きく、名古屋(中部)経由を選択したいところ。
2位に往路がランクインしているので往復パフォーマンスも素晴らしく、6.43円の往復平均PP単価は先月より0.56円の改善です。
獲得5,068PPもやはり素晴らしいです。
エアドゥの運行が混ざり楽しむ要素が増えるのはグッドポイントですが、名古屋=B737は定説です。
機材バリエーションは残念な点であります。
獲得PP単価で有利になる羽田経由は、前月は復路が10位とでしたが今月は5位まで上昇し、往復平均PP単価は7.23円と先月よりは改善しています。
しかし、先月以上に名古屋(中部)経由の方が改善率が大きく、さらにPP単価では差が付いた1月沖縄路線ではは名古屋(中部)経由の一択でしょう。
鹿児島-東京(羽田)-札幌(新千歳)
11月は1位になったり上位路線数が充実したりとこのところ注目の札幌(新千歳)-東京(羽田)-鹿児島です。
前回は第7位に往路がランクインしていましたが、今回は復路が第6位と相変わらず好調です。
前回7位の往路よりPP単価は良く、7.41円と7円台前半に突入し期待が掛かります。
最上位の往復組み立ては6位/11位で7.53円になり、11位と見劣りするものの往復平均PP単価は若干ながら改善しています。
獲得プレミアムポイントも2,000超である2,066ポイントの獲得は、往復で4,000オーバーと非常に魅力的です。
この鹿児島路線はANA運行の他にソラシド運行・エアドゥ運行があり、往復で全て乗り比べたり、SFC修行にもかかわらずANA抜きのフライトになったりと、便選択の時点で楽しく計画できそうです。
長崎-東京(羽田)-札幌(新千歳)
前回の記事と代わり映えしませんが、最後に紹介するのは鹿児島と同じく九州方面で存在感を発揮している札幌(新千歳)-東京(羽田)-長崎です。
順位としては27位からと、鹿児島と比べるとかなり見劣りする印象ですが、実は鹿児島より獲得PP数が多い隠れた魅力があります。
僅かな差ではありますが、この僅かな差は年末を迎えたときにあと1便追加しなければならない事態に陥るよりはPP単価への悪影響が少ないのもです。
1年間を見越して選択肢の一つに入れておきたい路線と言え、個性的な観光地でもある長崎は訪ねたい街でもあります。
同時期のプレミアム28
札幌(新千歳)発着に絞ったランキングではなく全国版ベスト100ですが、本記事と同時期のプレミアムクラスのPP単価ランキングはこちらです。
組み合わせて旅程を組む場合などの参考にどうぞ。
まとめ
1月搭乗分の札幌(新千歳)発着ランキングはPP単価が全体的に改善していて、どれを選んでも損のないフライトと言える強力なラインナップになっています。
札幌(新千歳)発着の路線は獲得PP数の大きな路線がラインナップし、PP単価10円未満が150路線近くあるなど、文句のつけようのないランキングです。
各地から朝一番に新千歳に向かえば九州・沖縄方面への長距離路線が多数利用可能でPPの大漁が期待できますが、新千歳ベースであれば沖縄(那覇)に飛び、そこから沖縄(那覇)発着の強いPP単価の路線に繋ぐなど夢が広がります。
この札幌発着と沖縄(那覇)発着は全国の修行僧の方にも注目すべきランキングと言えます。



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