
先日発表されたANA VALUE TRANSIT28(8月搭乗分)2022年8月1日〜8月31日から、本記事では非主要空港PP単価BEST30を紹介します。
全設定路線のPP単価6月搭乗分BEST100の記事は以下のリンクからどうぞ。
また、ランキングに載らなかった路線も含め2区間合計の獲得PP数をまとめてありますので参考にしてください。
バリュートランジット28の詳細(運賃・マイル・PP等)についてはこちらの記事をご覧ください。
非主要空港発着
非主要空港発着の設定路線数は1007路線(前月比+17便)が設定され、PP単価10円を下回る路線は3路線(前月比-1便)となり、総設定数はやや増えてPP単価10円以下の路線数は若干の減少となったランキングです。
表中の最安運賃は旅客施設使用料を含んでいませんので、実際のPP単価は下記から変化しますのでご注意ください。
バリュートランジットを利用の場合は、出発地と到着地そして経由地x2の旅客施設利用料が加算されます。
例 釧路-札幌(新千歳)-広島の場合は、0円+270円x2+0円=520円となります。
それではBEST30をご覧ください。
出発 | 経由地 | 到着 | 便名 | 最安運賃 | 合計PP | PP単価 | 実PP単価 | |
1 | 帯広 | 東京(羽田) | 石垣 | 1608 / 1149 | 22,900 | 3,025 | 7.57 | 7.81 |
2 | 帯広 | 東京(羽田) | 石垣 | 1606 / 545 | 23,200 | 3,025 | 7.67 | 7.91 |
3 | 帯広 | 東京(羽田) | 石垣 | 1604 / 543 | 24,600 | 3,025 | 8.13 | 8.38 |
4 | 広島 | 札幌(千歳) | 中標津 | 1271 / 4883 | 20,400 | 1,790 | 11.40 | 11.70 |
5 | 釧路 | 東京(羽田) | 広島 | 1638 / 505 | 21,600 | 1,853 | 11.66 | 12.06 |
6 | 釧路 | 東京(羽田) | 広島 | 1642 / 509 | 21,600 | 1,853 | 11.66 | 12.06 |
7 | 釧路 | 東京(羽田) | 広島 | 1648 / 511 | 21,600 | 1,853 | 11.66 | 12.06 |
8 | 山口宇部 | 東京(羽田) | 秋田 | 700 / 409 | 18,600 | 1,583 | 11.75 | 12.22 |
9 | 釧路 | 東京(羽田) | 広島 | 1632 / 503 | 22,000 | 1,853 | 11.87 | 12.27 |
10 | 静岡 | 札幌(千歳) | 女満別 | 1261 / 4867 | 18,000 | 1,510 | 11.92 | 12.28 |
11 | 釧路 | 札幌(千歳) | 静岡 | 4872 / 1262 | 18,000 | 1,492 | 12.06 | 12.43 |
12 | 広島 | 札幌(千歳) | 函館 | 1271 / 4853 | 20,400 | 1,658 | 12.30 | 12.63 |
13 | 紋別 | 東京(羽田) | 松山 | 556 / 85 | 24,500 | 1,991 | 12.31 | 12.68 |
14 | 宮古 | 東京(羽田) | 大館能代 | 1080 / 723 | 32,800 | 2,608 | 12.58 | 12.86 |
15 | 中標津 | 札幌(千歳) | 静岡 | 4882 / 1262 | 19,600 | 1,555 | 12.60 | 12.95 |
16 | 稚内 | 札幌(千歳) | 広島 | 4844 / 1272 | 22,600 | 1,779 | 12.70 | 13.01 |
17 | 山口宇部 | 東京(羽田) | 庄内 | 700 / 399 | 19,000 | 1,492 | 12.73 | 13.23 |
18 | 大館能代 | 東京(羽田) | 鹿児島 | 722 / 627 | 22,600 | 1,772 | 12.75 | 13.17 |
19 | 石垣 | 東京(羽田) | 大館能代 | 90 / 723 | 34,800 | 2,707 | 12.86 | 13.13 |
20 | 宮古 | 東京(羽田) | 秋田 | 88 / 409 | 33,000 | 2,555 | 12.92 | 13.21 |
21 | 北九州 | 東京(羽田) | 秋田 | 3872 / 403 | 21,000 | 1,619 | 12.97 | 13.49 |
22 | 仙台 | 札幌(千歳) | 女満別 | 1229 / 4867 | 14,600 | 1,124 | 12.99 | 13.67 |
23 | 釧路 | 札幌(千歳) | 広島 | 4876 / 1272 | 22,600 | 1,727 | 13.09 | 13.40 |
24 | 山口宇部 | 東京(羽田) | 秋田 | 3814 / 407 | 20,800 | 1,583 | 13.14 | 13.61 |
25 | 秋田 | 東京(羽田) | 鹿児島 | 404 / 623 | 22,600 | 1,719 | 13.15 | 13.58 |
26 | 秋田 | 東京(羽田) | 鹿児島 | 406 / 2475 | 22,600 | 1,719 | 13.15 | 13.58 |
27 | 熊本 | 大阪(伊丹) | 青森 | 1628 / 1855 | 21,300 | 1,619 | 13.16 | 13.58 |
28 | 釧路 | 東京(羽田) | 鹿児島 | 4772 / 2475 | 28,100 | 2,133 | 13.17 | 13.52 |
29 | 女満別 | 札幌(千歳) | 仙台 | 4862 / 3148 | 14,900 | 1,124 | 13.26 | 13.94 |
30 | 女満別 | 札幌(千歳) | 仙台 | 4866 / 1228 | 14,900 | 1,124 | 13.26 | 13.94 |
31 | 大館能代 | 東京(羽田) | 鹿児島 | 720 / 2475 | 23,500 | 1,772 | 13.26 | 13.68 |
32 | 秋田 | 東京(羽田) | 石垣 | 404 / 91 | 35,200 | 2,654 | 13.26 | 13.54 |
前回悪化傾向を止め踏みとどまったランキングを継承した形になりました。
方面の内訳は、北海道各地発着が19便(前月比+4便)面・東北方面発着が16便(前月比+1便)・広島・山口宇部の中国方面が4便の計11便(前月比+1便)と増やした一方、九州各地発着は7便(前月比-2便)とやや減少しました。
宮古・石垣の沖縄方面は7便(変わらず)とまずまずの状態をキープしています。
前回7円台のPP単価がなくなり落胆しましたが、今回は7円台が2便の復活と嬉しいランキングです。
帯広-東京(羽田)-石垣

非主要空港発着8月搭乗分の第1位の前回/前々回に続き帯広-東京(羽田)-石垣です。
PP単価は7.57円(前回8.00円/前々回7.60円)と、ジリジリと悪化していた前回から反転しなかなか良いPP単価です。
主要空港発着が軒並み悪化傾向にある中でこの改善は嬉しいポイントです。
獲得PP数も3,025PPと3,000を超える大量獲得で3位までを独占する強さを見せますが、反対路線が設定されていない弱点は相変わらずで、平面移動や複数行程を組み合わせたりの工夫が必要で難易度の高い路線で上級者向けです。
山口宇部-東京(羽田)-秋田

帯広-石垣の次に入ったのは広島-札幌(新千歳)-中標津です。
PP単価は11.40円と、一気に見劣りしますし帯広-石垣と同様に往復での活用ができない設定です。
往復の難易度は変わらず、獲得PP数/PP単価も悪いとなるとどこから見ても帯広-石垣に敵いませんが、この性能で4位というのが地方-地方の難点でもあります。
山口宇部-東京(羽田)-秋田

往復が設定される中で最上位は山口宇部-東京(羽田)-秋田です。
このところ力を見せる秋田ですが、歓喜するほどではなく8位(PP単価11.75円)・獲得PP数1,583と凡庸です。
しかも秋田発は34位(PP単価13.33円)とパフォーマンスは納得するには程遠いものですが、往復で旅程構築できる点は高評価であります。
8位の山口宇部発と34位の秋田発で組む往復平均PP単価は12.54円、往復獲得PP数は3,166です。
同時期のプレミアム28
主要空港を含めた全国版ベスト100ですが、本記事と同時期のプレミアムクラスのPP単価ランキングはこちらです。
組み合わせて旅程を組む場合などの参考にどうぞ。
まとめ
PP単価10円以下が3便ありますが今回は往復が組みにくい路線が多く、難易度が高く上級者向けになっている感じを受けます。
全国的にはPP単価の悪化が吹き荒れていますが、地方-地方の路線は往復設定が難しくなるという新たな難易度が追加された印象です。



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