先月末に発表されたANA VALUE TRANSIT28(6月搭乗分)2022年6月1日〜6月30日の中から、今回は福岡発着のBEST30の紹介になります。
最新版を含め、まだ間に合う前月搭乗分や過去のランキングはこちらに一覧があります。
全設定路線についてはPP単価BEST100の記事がありますので以下の記事をご覧ください。
本記事では、その6月搭乗分の中から福岡発着のBEST30を紹介します。
また、ランキングに載らなかった路線も含め2区間合計の獲得PP数を以下の記事でまとめてあります。
バリュートランジット28の詳細(運賃・マイル・PP等)についてはこちらの記事をご覧ください。
福岡発着
福岡発着の設定路線数は194路線(前月比+5)が設定され、前月に続いて連続の微増となりました。
PP単価10円を下回る路線は3路線(前月比±0)となり、設定数はジワジワ増えているものの上位の路線はあまり改善が見られません。
表中の最安運賃は旅客施設使用料を含んでいませんので、実際のPP単価は下記から変化しますのでご注意ください。
バリュートランジットを利用の場合は、出発地と到着地そして経由地x2の旅客施設利用料が加算されます。
例 福岡-名古屋(中部)-札幌(新千歳)の場合は、110円+440円x2+270円=1,260円となります。
それではBEST30をご覧ください。
出発 | 経由地 | 到着 | 便名 | 最安運賃 | 合計PP | PP単価 | 実PP単価 | |
1 | 札幌(千歳) | 大阪(伊丹) | 福岡 | 772 / 3155 | 16,700 | 1,829 | 9.13 | 9.71 |
2 | 福岡 | 大阪(伊丹) | 札幌(千歳) | 426 / 779 | 17,500 | 1,829 | 9.57 | 10.15 |
3 | 札幌(千歳) | 大阪(伊丹) | 福岡 | 774 / 425 | 18,000 | 1,829 | 9.84 | 10.42 |
4 | 札幌(千歳) | 大阪(伊丹) | 福岡 | 776 / 427 | 18,800 | 1,829 | 10.28 | 10.86 |
5 | 福岡 | 大阪(伊丹) | 札幌(千歳) | 420 / 773 | 20,900 | 1,829 | 11.43 | 12.01 |
6 | 福岡 | 東京(羽田) | 札幌(千歳) | 268 / 4743 | 24,100 | 2,015 | 11.96 | 12.52 |
7 | 福岡 | 大阪(伊丹) | 青森 | 420 / 1851 | 19,500 | 1,614 | 12.08 | 12.57 |
8 | 福岡 | 大阪(伊丹) | 青森 | 426 / 1855 | 19,500 | 1,614 | 12.08 | 12.57 |
9 | 青森 | 大阪(伊丹) | 福岡 | 1856 / 429 | 19,500 | 1,614 | 12.08 | 12.57 |
10 | 福岡 | 東京(羽田) | 札幌(千歳) | 266 / 4739 | 24,400 | 2,015 | 12.11 | 12.67 |
11 | 小松 | 東京(羽田) | 福岡 | 542 / 1635 | 19,000 | 1,566 | 12.13 | 12.68 |
12 | 小松 | 東京(羽田) | 福岡 | 544 / 1639 | 19,000 | 1,566 | 12.13 | 12.68 |
13 | 小松 | 東京(羽田) | 福岡 | 548 / 1645 | 19,000 | 1,566 | 12.13 | 12.68 |
14 | 福岡 | 名古屋(中部) | 札幌(千歳) | 3862 / 715 | 23,100 | 1,882 | 12.27 | 12.94 |
15 | 福岡 | 仙台 | 札幌(千歳) | 3115 / 1229 | 23,400 | 1,899 | 12.32 | 12.76 |
16 | 青森 | 大阪(伊丹) | 福岡 | 1852 / 3155 | 19,900 | 1,614 | 12.33 | 12.82 |
17 | 福岡 | 大阪(伊丹) | 新潟 | 420 / 1657 | 16,300 | 1,301 | 12.53 | 13.14 |
18 | 札幌(千歳) | 東京(羽田) | 福岡 | 50 / 247 | 25,300 | 2,015 | 12.56 | 13.11 |
19 | 福岡 | 大阪(伊丹) | 青森 | 3156 / 1853 | 20,300 | 1,614 | 12.58 | 13.07 |
20 | 札幌(千歳) | 名古屋(中部) | 福岡 | 4830 / 3863 | 23,700 | 1,882 | 12.59 | 13.26 |
21 | 福岡 | 仙台 | 札幌(千歳) | 3113 / 1227 | 24,000 | 1,899 | 12.64 | 13.08 |
22 | 福岡 | 東京(羽田) | 秋田 | 240 / 403 | 21,200 | 1,668 | 12.71 | 13.22 |
23 | 秋田 | 東京(羽田) | 福岡 | 402 / 247 | 21,200 | 1,668 | 12.71 | 13.22 |
24 | 旭川 | 東京(羽田) | 福岡 | 4784 / 261 | 26,900 | 2,114 | 12.72 | 13.13 |
25 | 福岡 | 名古屋(中部) | 札幌(千歳) | 3160 / 4835 | 24,000 | 1,882 | 12.75 | 13.42 |
26 | 福岡 | 東京(羽田) | 女満別 | 256 / 4779 | 27,600 | 2,163 | 12.76 | 13.15 |
27 | 福岡 | 東京(羽田) | 札幌(千歳) | 250 / 67 | 25,900 | 2,015 | 12.85 | 13.41 |
28 | 福岡 | 東京(羽田) | 札幌(千歳) | 252 / 69 | 25,900 | 2,015 | 12.85 | 13.41 |
29 | 福岡 | 東京(羽田) | 札幌(千歳) | 264 / 79 | 25,900 | 2,015 | 12.85 | 13.41 |
30 | 札幌(千歳) | 東京(羽田) | 福岡 | 58 / 255 | 26,000 | 2,015 | 12.90 | 13.46 |
第1位の路線は前月と全く変わらず、実PP単価10円以下が1便だけも前回同様です。
30位は、前回0.9円ほど悪化した傾向が今回も続き今回も0.3円ほど悪化、1位が改善せず30位が下がっていくという間延び傾向が続いています。
内訳を見ていくと、札幌(新千歳)路線は17便(前月比+1便)と前月とさほど変化がなかった一方、札幌(新千歳)以外の北海道方面路線が2便(前月比-3便)と減少傾向が続き、前回青森のみだった東北方面は青森が3便(前月比-2便)と減らした一方、秋田が2便復活です。
北陸の雄である小松が3便は変わらずで、方面分布はほとんど北海道一色の様相であまり変化はありません。
札幌(新千歳)-大阪(伊丹)-福岡
4月から連続で3ヶ月連続No.1に輝いた札幌(新千歳)-大阪(伊丹)-福岡です。
1位と言ってもPP単価に変化はなく、実PP単価でギリギリ10円以下という嬉しく無いパフォーマンスです。
バリュートランジットで福岡発着を組むならこの路線でしか10円以下のPP単価は実現できず、唯一無二とも言える存在になっている点も変わらず、あっと驚く路線ではありませんが安定の路線とも言えます。
2位の往路も変化がなく、往復での獲得獲得PP数は3,658PPで平均PP単価は9.35円とギリギリ使える路線と言えます。
3位以降にも多数のラインナップがあり、PP単価は悪化するもののフレキシブルに旅程を組めるメリットは健在です。
福岡-大阪(伊丹)-青森
札幌(新千歳)に上位を独占される福岡発着において福岡-大阪(伊丹)-青森が7位に入り頑張りを見せるのも前回までと同様です。
9位の復路と組み合わせればPP単価12.08円と、そこそこの頑張りを見せています。
札幌(新千歳)路線ほどではないにしても、往復合わせて5便ランクインしているので旅程の柔軟さもあり使いやすそうです。
往復での獲得PP数は3,228PPは、北海道と比べてしまうと物足りません。
福岡-東京(羽田)-秋田
22位と23位(22位タイ)に仲良く往復が並ぶ福岡-東京(羽田)-秋田はいかがでしょうか。
難しいことを考えずに往復が組めるのは特にSFC修行初心者に優しく、かつ乗り継ぎの醍醐味も味わえるので面白いところです。
PP単価は往復どちらも12.71円と手放しで喜べる数値ではありませんし、獲得PP数も往復で3,336PPですので、上記2路線と比べると旨味がありませんが、北海道か青森に集中してしまいがちな福岡発着において、新鮮味を感じさせます。
同時期のプレミアム28
福岡発着に絞ったランキングではなく全国版ベスト100ですが、本記事と同時期のプレミアムクラスのPP単価ランキングはこちらです。
組み合わせて旅程を組む場合などの参考にどうぞ。
まとめ
前回同様に北海道方面が変わらず幅を利かせ青森・秋田といった東北勢が食い込むランキングになりました。
小松もなかなか上位ではありますが往復で組みにくく、6月の福岡発着は札幌(新千歳)か東北の選択が良さそうです。
全体的に変化に乏しいランキングですが、秋田の使い勝手がよくなったりと、細かい点では見所があります。
前回も述べましたが、PP単価10円以下はわずか3便(実PP単価では1便)という惨憺たる状況ではバリュートランジット以外で考えるか、北九州・佐賀・山口宇部発着あたりも含めて考える必要がありそうです。
その場合、地上移動に掛かる費用も勘案しなければいけませんので慎重な旅程構築が必要です。
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