[SFC修行]沖縄県に立ち寄らない修行ルート 東京(羽田)発着編

羽田-札幌-名古屋-熊本VT28

航空修行の聖地・沖縄県が厳しい状況に置かれています。
この記事を作成している時点の情報では、人口10万人あたりの感染者は2位の島根県(13.9人)・3位の東京都(13.7人)のほぼ3倍の40.5人との事で、しかも療養先が決まらず自宅で入院調整中が200人以上もいるといいます。
本来、沖縄県は航空修行僧にとって天国とも言える存在で、比較的良好なPP単価や一度の獲得PP数の大きさも相まってANA。JAL問わず多くの修行僧が訪れるのが那覇・宮古・石垣です。
しかし、このような沖縄県の窮状を鑑みると、飛行機修行の目的だけで安易に訪れるのは自身の感染リスクだけでなく、修行天国として楽しませて貰っていた多くの沖縄県民を感染リスクだけでなく医療資源の枯渇という危険に晒すリスクもあります。
しかしながら観光業を営む人達の厳しい状況もあり、もはや移動する事が悪で引き篭もる事が正義とも言えない事態となっているのも事実です。

沖縄(那覇)以外の都道府県に訪問する事でそれらのリスクがゼロになる訳ではありませんが、今は「せめてもの恩返し」と言うと恩着せがましいかもしれませんが、沖縄県の状況の早い改善を祈りつつ出来る限り沖縄県に訪問しないのが早期回復に繋がると考えることもできます。
ただし、回復の暁には足繁く沖縄に通う前提でもあります。

と言う訳で今回は、沖縄県に立ち寄らない修行ルートは成り立つのかの検証を含め、東京(羽田)発着の日帰りルートを考えてみます。

スーパーバリュー東京(羽田)⇔札幌(新千歳)が安い

東京(羽田)発着で検討するに当たって、行先を考えなければいけません。
那覇・宮古・石垣を含めずに検討する場合は距離が稼げる北海道か九州が第一候補となるのですが、その中からは幹線である札幌(新千歳)や福岡が安い場合が多く、しかも便数が豊富というメリットもあります。

東京(羽田)発着 オススメ運賃
ANA HPより

この運賃と獲得PP数を天秤にかけると、札幌(新千歳)がPP単価9.54円・福岡が10.12円と札幌(新千歳)が有利になります。

札幌を念頭にし、東京(羽田)-札幌(新千歳)のバリュートランジット28が安い日付を探すと10月21日が最も安く、往復共の7,860円で手配できます。

ANA20201021-HND-CTS-HND
ANA HPより

この区間の獲得PP数は765ポイントですので、区間のPP単価は10.27円です。
10円を下回ることはできませんが、沖縄を除いた幹線でこのPP単価なら及第点と言えそうです。

さらに札幌(新千歳)からは九州方面のバリュートランジット28のPP単価が良い事もあり、羽田-札幌の往復の間にバリュートランジット28で九州方面に繋ぐルートが良さそうです。

札幌(新千歳)発着VT28九州方面

札幌発着のバリュートランジット28が設定される行先は福岡・北九州・佐賀・大分・熊本・長崎・宮崎・鹿児島の8空港です。
羽田-新千歳が安かった10月21日のそれぞれの運賃と獲得PP数・PP単価は以下の通りです。

行き先経由地往復運賃獲得PPPP単価
福岡名古屋(中部)・大阪(伊丹)¥40,9603,71111.04
北九州東京(羽田)¥39,1003,9329.94
佐賀東京(羽田)¥37,8004,0829.26
大分東京(羽田)¥36,9003,8269.64
熊本名古屋(中部)¥33,1003,7668.79
長崎東京(羽田)¥37,5004,1609.01
宮崎東京(羽田)¥36,6004,0129.12
鹿児島東京(羽田)¥38,0004,1329.20

PP単価を最優先に考えると熊本が最も良く獲得PP数で考えると長崎が良くなるのですが、獲得PP数・PP単価共に微差と言える差ですので、お好みで選択しても良さそうです。
今回はPP単価最優先で熊本を選択し旅程を組んでいきます。

10月21日の札幌(新千歳)-熊本のバリュートランジット28の運賃等は以下の通りです。

ANA20201021-CTS-NGO-KMJ-NGO-CTS
ANA HPより

運賃が往路17,350円・復路15,750円です。
この区間の獲得PP数は片道1,883ポイントですので、この区間のPP単価は往路が9.21円・復路が8.36円になり、往復平均では8.79円となります。

東京(羽田)-札幌(新千歳)-名古屋(中部)-熊本の往復ルート

HND-CTS-NGO-KMJ
Great Circle Mapper

完成したルートは以下の通りです。

 便名機材出発到着PP基本区間マイル付与マイル※1運賃種別※2運賃
1987321東京(羽田)06:15札幌(新千歳)07:45765510477SV¥7,860
2483073D札幌(新千歳)08:40名古屋(中部)10:251,121614575VT¥17,350
3333Q84名古屋(中部)11:15熊本12:45762375351
4334Q84熊本13:15名古屋(中部)14:40762375351VT¥15,750
5483573D名古屋(中部)15:15札幌(新千歳)16:551,121614575
6988738札幌(新千歳)21:50東京(羽田)23:30765510477SV¥7,860
合計      5,296 2,806 ¥48,820
※1 付与マイル数は、ANAワイドゴールドカード保有・ステータス無しの場合
※2 運賃種別欄 SV=SUPER VALUE VT=VALUE TRANSIT

「修行僧の朝は早い」の定説に漏れず、まずは羽田空港を朝一番の06:15発のANA987便で札幌(新千歳)へと向かいます。
機材は東京-札幌では珍しいナローボディ機、エアバスA321(321)です。
この区間だけでもワイドボディ機を期待しましたが、何かの暗示かナローで修行開始となります。
とは言っても、321は機材的にはハズレではなく快適かつ充実装備ですので問題はありません。
まだまだ朝早い07:45に札幌(新千歳)に到着し、次のフライトとの接続は55分とやや余裕があります。

第2レグ・第3レグはバリュートランジットの通しのチケットで、まずは経由地である名古屋(中部)へ08:40発のANA4830便は北海道の翼Airdo運行のB737-700(73D)です。
全て普通席の144席の機体で、名古屋(中部)の到着は10:25です。

中部空港で50分の乗継時間を過ごし、11:15発のANA333便で熊本へとコマを進めます。
ここでの機材はボンバルディア製のプロペラ機、DHC8-Q400(Q84)です。
最近では羽田空港にも姿を現し話題になりましたが、羽田ベースではなかなか巡り合う事の少ない機材ですから存分に楽しみながら12:45に熊本空港に到着です。

チケット構成では目的地のような熊本ですが、熊本空港での接続時間は30分とタッチ修行の様相で、次のバリュートランジット通しチケット(第4・第5レグ)を消費していきます。
熊本を13:15発の、これまたQ84で名古屋(中部)へと折り返します。
確証は持てませんが同一機材同一クルーの可能性が高く、修行僧の大好物「恥辱プレー」を味わえそうです。

存分に恥辱を楽しみつつ14:40に中部空港に到着し、ここでの乗継時間も35分と慌ただしく次のフライトへと突き進みます。
名古屋15:15発のANA4835便は第2レグで見覚えのあるAirdo運行の73Dで、16:55に札幌(新千歳)へ降り立ちます。

ここまで乗継時間が短く、食事の暇もない様な忙しさでしたが一転、新千歳空港では4時間55分はあり過ぎの印象もありますが、(通常通り営業してるかわかりませんが)温泉・映画館などなどのアミューズメント施設や食事にも困らない新千歳空港です。
空腹を満たしつつウロウロ空港内を探索したり休憩することができます。
気力・体力が有り余っているなら片道約40分のJRで札幌市内へ足を伸ばす事も不可能ではありません。
2時間程度の滞在時間になりますから、目的の店などを定めて狙い撃ちする必要はあります。

最終レグは札幌発の最終便、21:50発のANA988便にて羽田空港へと向かいます。
ここでは遂に登場、修行僧おなじみのB737-800(738)で、羽田空港23:30に到着で全旅程が完了です。

この便の第替として、21:00発と21:45発のAirdo運行便も同価格で手配できますので、一回くらいワイドボディ機に搭乗したいとなれば21:00発のB767-300(763)で帰還する事も可能ですし、ある程度の接続時間の短縮もできます。

合計運賃 48,820
獲得PP 5,296
PP単価 9.22

獲得PP数では5,000を超えて、沖縄に立ち寄らない割には伸ばすことができます。
しかしPP単価は9円台前半とあまり見るべきところはない平凡な単価と言えます。

まとめ

沖縄県の現状を鑑みて、敢えて沖縄県に立ち寄らないSFC修行ルートを組んでみました。
やはり修行の聖地である沖縄を外すことは、獲得PP数・PP単価の両方に大きなダメージを負うことは間違いありません。
その中でPP単価9円台前半であれば旅程として組み入れても良いと感じるルートができました。
熊本だけでなく、獲得PP数の大きさを重視し長崎ルートにしてみたりと、アレンジが効きそうな印象です。

平時であったなら沖縄一辺倒になりがちな修行僧には、こういったルーティングは知らない土地・知らない空港に降り立つなど真新しい体験を享受出来るものでもあります。
沖縄県の現状は本当に心配ではありますが、修行僧としては新しい経験を貯める時期とポジティブに捉え、この様な旅程を実施してみるのもアリだと思います。
そして、沖縄県に落ち着いた際には我先にと沖縄観光を楽しむのが修行僧の身の処し方なのかもしれません。

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