先月末に発表され今月1日から予約・発売の始まったバリュートランジット28の6月搭乗分の中から、本記事では沖縄(那覇)発の路線から、PP単価・使い勝手等を考慮して厳選した使えるルート3選を紹介します。
那覇ベースのSFC修行僧はもちろん各地域からの接続がしやすい那覇空港発着です。VALUE TRANSIT28利用型SFC修行のルート策定の一助になれば幸いです。
VALUE TRANSIT の詳細は以下の記事でしっかりまとめてありますので、ご一読ください。
沖縄(那覇)-東京(羽田)-能登 [OKA-HND-NTQ]
今月の沖縄(那覇)発VALUE TRANSIT28のPP単価順で堂々第2位の路線、沖縄(那覇)-東京(羽田)-能登[OKA-HND-NTQ]。
このルートは特に週末土日が安く、週末中心の修行僧にオススメです。
レグ | 便名 | 機材 | 出発地 | 到着地 | PP | ||
1 | 462 | 773 | 沖縄(那覇) | 11:00 | 東京(羽田) | 13:25 | 1,676 |
2 | 749 | 789 | 東京(羽田) | 15:00 | 能登 | 15:55 | 510 |
合計 | 2,186 |
この区間の登場で合計2,186PPを獲得できます。
乗継時間も1時間30分以上とゆとりがあり、両レグ共に余裕の空間のワイドボディ機です。
以前に紹介した記事中のフライト“沖縄ー羽田ー大館能代”の区間を置換することが可能です。
PP単価・往復での獲得PPは若干劣りますが、東京-大館能代がB737-800に対し東京-能登は潤い空調の機内環境と電子ブラインドが自慢のB787-8です。フライトの質という点において快適です。
同じフライトばかりになりがちな修行フライトですが、大館能代行きと能登行きを合わせればバリエーションも豊富になります。
運賃は4月23日調査
運賃は12,800円、PP単価は5.86円を叩き出します。
沖縄(那覇)発VT28PP単価順では秋田便に続く2位、ランキング全体でも第4位という超優良ルートです。
能登-東京(羽田)-沖縄(那覇) [NTQ-HND-OKA]
上記の便の復路便に当たる 能登-東京(羽田)-沖縄(那覇)[NTQ-HND-OKA]も6月度PP単価ランキング36位ですのでなかなか優良路線と言えます。
レグ | 便名 | 機材 | 出発地 | 到着地 | PP | ||
1 | 750 | 738 | 能登 | 16:45 | 東京(羽田) | 17:50 | 510 |
2 | 479 | 772 | 東京(羽田) | 20:00 | 沖縄(那覇) | 22:35 | 1,676 |
合計 | 2,186 |
上記の便の折り返しとして手配することで沖縄(那覇)に日帰りが可能です。
同一区間の折返しですから獲得PPは当然変わりませんが、日帰りで往復すると運賃が高いのが悪影響を及ぼし、PP単価7.64円にはなりましたが、それでも7点台ですのでとても優秀なルートであります。
この便を最安値で狙うには10:30発の便が¥15,600(PP単価7.14)でありますが、能登に一泊する必要があります。
沖縄(那覇)発着の往復として利用できるため、日帰り修行でも利用可能という面に於いては使い勝手も非常に優れてると言えます。
PP単価を優先するなら能登一泊になります。宿泊費は気にしない・観光もしたいといった場合は是非とも組み入れたいルートです。
沖縄(那覇)-東京(羽田)-小松 [OKA-HND-KMQ]
続いて紹介するルートは沖縄(那覇)発で6月度PP単価ランキング第4位の沖縄(那覇)-東京(羽田)-小松[OKA-HND-KMQ]です。
前述の能登と同様に、SFC修行においてなかなか選択されにくい小松にまで脚を伸ばせる点で価値あるある路線です。
レグ | 便名 | 機材 | 出発地 | 到着地 | PP | ||
1 | 996 | 772 | 沖縄(那覇) | 12:50 | 東京(羽田) | 15:15 | 516 |
2 | 755 | 321 | 東京(羽田) | 17:05 | 小松 | 18:05 | 1,676 |
合計 | 2,192 |

運賃は4月24日調査
運賃は13,000円、PP単価は5.93円で沖縄(那覇)発では堂々の4位と、PP単価の面でも積極的に選びたいものです。
そしてこのルートの特筆すべきは曜日に関係なく¥13,000という点。計画の立てやすさに於いてこれは非常に重要です。
小松-東京(羽田)-沖縄(那覇) [KMQ-HND-OKA]
参考までに上記ルートの復路の該当するルートも紹介します。
レグ | 便名 | 機材 | 出発地 | 到着地 | PP | ||
1 | 754 | 76P | 小松 | 10:00 | 東京(羽田) | 11:10 | 516 |
2 | 473 | 773 | 東京(羽田) | 12:55 | 沖縄(那覇) | 15:35 | 1,676 |
合計 | 2,192 |

この便の最安値は¥14,800です。那覇→小松と比較するとやや割高ですが、それでもPP単価6.75円ですから積極的に狙うべき路線と言えます。
日帰りでは利用できないスケジュールですので、ストイックな弾丸旅程を好まれる方には適さないかもしれません。
しかし、小松空港近隣の都市は金沢市・福井市など魅力ある街があります。ストイックに日帰りではなく余裕あるオトナな修行ができる向きと言えます。
沖縄(那覇)-大阪(伊丹)-松山 [OKA-HND-MYJ]
上図を見て判る通り、乗継便の形としてかなりシュールな飛行経路です。ほぼV字の飛行経路は通常では選択する事のない、ある意味常軌を逸したスペシャルな経路であります。
ちょっとこじつけ感を出しますが、この世界の状況もV字回復して欲しいとの願いを込めつつ紹介します。
レグ | 便名 | 機材 | 出発地 | 到着地 | PP | ||
1 | 766 | 773 | 沖縄(那覇) | 14:05 | 大阪(伊丹) | 16:00 | 1,308 |
2 | 1645 | 73P | 大阪(伊丹) | 16:40 | 松山 | 17:30 | 438 |
合計 | 1,746 |
レグ | 便名 | 機材 | 出発地 | 到着地 | PP | ||
1 | 770 | 772 | 沖縄(那覇) | 17:00 | 大阪(伊丹) | 18:55 | 1,308 |
2 | 1649 | 73P | 大阪(伊丹) | 20:20 | 松山 | 21:15 | 438 |
合計 | 1,746 |
1日2便あり両便とも同額かつ平日が最安値となります。

運賃は4月24日調査
運賃は12,740円、PP単価は7.30円を誇り、SFC修行の観点からは訪れる事の少ない松山という希少性も魅力です。
冗談のような飛行経路にも関わらず、6月沖縄(那覇)発PPランキング9位の実力を持つ本格派の路線です。
松山-東京(羽田)-沖縄(那覇) [MYJ-HND-OKA]
復路便も1日2便の設定があり両便とも往路便同額の¥12,740円で「一旦東に飛行し南西に翻る」という酔狂な飛行経路を楽しめます。
レグ | 便名 | 機材 | 出発地 | 到着地 | PP | ||
1 | 1636 | Q84 | 松山 | 09:00 | 大阪(伊丹) | 09:50 | 438 |
2 | 765 | 773 | 大阪(伊丹) | 11:00 | 沖縄(那覇) | 13:10 | 1,308 |
合計 | 1,746 |
レグ | 便名 | 機材 | 出発地 | 到着地 | PP | ||
1 | 1638 | Q84 | 松山 | 11:55 | 大阪(伊丹) | 12:45 | 438 |
2 | 767 | 772 | 大阪(伊丹) | 14:00 | 沖縄(那覇) | 16:10 | 1,308 |
合計 | 1,746 |
惜しくらむは、松山発が09:00発と11:55発となるため日帰り往復は不可能な点。使い勝手に於いては日帰りも可能な事は実に重要なのですから。

獲得PPも同数で価格も同額ですから、当然ながらPP単価は7.30円です。
総括
今回は、酔狂なV字航路を楽しむルート・日帰り可能なルート・曜日を問わず安定価格のルートの3本を紹介しました。
修行効率を最大化して1日当たりの搭乗数を増やしたい修行僧なら日帰り可能なルートを、訪れた地域の観光・食事などをゆったり楽しむオトナ修行僧にも魅力的な小松ルート、変態的な飛行経路を楽しいと思えるマニアックな修行僧に是非使っていただきたい松山ルートなど、沖縄発の乗継便には多種多様な設定路線があります。
VALUE TRANSIT を使ったSFC修行を提唱している私たちにとって那覇はまさに「VALUE TRANSIT 天国」です。
VALUE TRANSIT=OKAなのです。
今後も沖縄(那覇)発着VALUE TRANSIT28を活用した修行ルートを各主要空港からの接続も含めて提案していきます。



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