先日から紹介している名古屋(中部)、福岡、札幌(新千歳)に続き今回は大阪圏3空港発着でバリュートランジット28の7月搭乗分を利用したおすすめのルートを3つ+おまけの1ルートを紹介いたします。
大阪圏ベースのVALUE TRANSIT28利用型SFC修行のルート策定の一助になれば幸いです。
本記事の予約・運賃等は以下全て2020年5月21日時点の情報です。
VALUE TRANSIT の詳細は以下の記事でしっかりまとめてありますので、ご一読ください。
能登単純往復ルート
最初のルートは7月搭乗分のバリュートランジット28大阪圏発着第9位の大阪(関西)-東京(羽田)-能登と、同じく第18位のその逆である能登-東京(羽田)-大阪(関西)を組み合わせた単純往復のルートです。
今回は最安値で予約可能な7月1日で旅程を組んでみました。
まず往路は大阪(関西)07:00発で東京(羽田)に向かいます。
機材は余裕の大型機かつ幹線では定番のB777-200です。
08:10に東京(羽田)に到着ですが接続時間は45分なのでやや慌ただしいところでしょうか。
次の能登行きは東京(羽田)発08:55、機齢の新しめなA321で能登に向かいます。
到着は09:50です。
この往路の運賃は10,620円でPP単価9.40円とまずまずではないでしょうか。

続いてまたまた慌ただしく乗継時間40分の後、復路のスタートです。
能登発が10:30、機材は往路と同じA321です。
東京(羽田)着が11:35と午前中に4分の3をこなす事が出来ます。
忙しく東京(羽田)まで戻ってきたところで、接続時間が1時間40分もありますので、ここでゆっくりと昼食でも取りましょう。
昼食後この旅程の最終レグ、大阪(関西)行きです。
東京(羽田)発13:15、機材はA321とエアバスに3回連続の搭乗です。
復路の運賃は11,120円でPP単価9.84円と、こちらもまずまずではないでしょうか。
能登単純往復ルートまとめ
便名 | 機材 | 出発 | 到着 | PP | 基本区間マイル | 付与マイル※1 | 運賃種別※2 | |||
1 | 94 | 772 | 大阪(関西) | 7:00 | 東京(羽田) | 8:10 | 620 | 280 | 262 | VT |
2 | 747 | 321 | 東京(羽田) | 8:55 | 能登 | 9:50 | 510 | 207 | 193 | VT |
3 | 748 | 321 | 能登 | 10:30 | 東京(羽田) | 11:35 | 510 | 207 | 193 | VT |
4 | 991 | 321 | 東京(羽田) | 13:15 | 大阪(関西) | 14:40 | 620 | 280 | 262 | VT |
合計 | 2,260 | 910 | ||||||||
※1 付与マイル数は、ANAワイドゴールドカード保有・ステータス無しの場合 ※2 運賃種別欄 SV=SUPER VALUE VT=VALUE TRANSIT |
合計運賃 21,740円
獲得PP 2,260
PP単価 9.62円
バリュートランジットなので乗継はありますが、ある意味で単純往復となり獲得PPは2,260、PP単価9.62円とまずまずな結果でした。
日帰りで15時前に大阪(関西)に帰ってこれるので、時間のあまり取れない方にはオススメです。
今回は最安を狙った為、能登での滞在時間は40分になってしまいましたが、能登発16:45の便でもプラス1,000円で手配出来て、その場合の滞在時間は7時間弱あります。
大阪圏-東京(羽田)-能登間は往復で10便(伊丹発着が4便、関西発着が4便、神戸発着が2便)の設定がありますので大阪圏3空港どの空港でも日帰りが可能なので、プチ能登観光を組み込んだ修行もありなのではないでしょうか。
日本縦断ルート
次のルートは、おすすめルート3選ではもはや定番となりつつある、7月搭乗分のバリュートランジット28の全体ランキングで第9位である札幌(新千歳)-大阪(関西)-沖縄(那覇)を使います。
このルートの前後に大阪(神戸)-札幌(新千歳)、沖縄(那覇)-大阪(神戸)を利用した日本縦断ルートになります。
ルートマップを見ると、まるで自分の目が疲れて霞んでるのか?というほど、ほぼ同じルートを行き来します。
平日ですが7月20日で旅程を組んでみました。

スタートは大阪(神戸)08:30発の札幌(新千歳)行きの搭乗です。
機材は幹線じゃないと途端に頻出するB737-800です。
札幌(新千歳)には10:25に到着です。
この区間のスーパーバリューの運賃10,170円は破格でありますが、7月の中ではこの日(7月20日)しかありませんでした。
獲得PPは999、PP単価10.18円と大阪(神戸)-札幌(新千歳)間の直行便では良い値ではないでしょうか。
続きまして今回のメインであるバリュートランジット28の札幌(新千歳)-大阪(関西)-沖縄(那覇)のスタートです。
札幌(新千歳)発が10:45なので前の便からの接続時間がギリギリの20分しかありませんので急いで搭乗します。
大急ぎで搭乗する機材は問答無用、またしてもB737-800です。
慌ただしい乗継をこなした疲れは機内で癒しつつ大阪(関西)には12:55に到着。
朝、大阪(神戸)を8:30に出発し、札幌(新千歳)にタッチし4時間半後には大阪圏に戻ってきてるという余りにアクロバティックな旅程です。
修行僧でなければ怪しい運び屋か何かかと思わせるアグレッシブさです。
ここまでの慌ただしさとは打って変わって接続時間が1時間55分もありますので、ここでゆっくりと昼食タイムです。
疲れと空腹を満たしたら大阪(関西)14:50発で沖縄(那覇)に出発です。
機材はまたまたB737-800。完全に取り憑かれつつあります。
沖縄(那覇)着は16:55になります。
この区間の獲得PPは2,507、PP単価6.61円と獲得PP、PP単価とも流石の数値と言えます。
搭乗可能な大阪圏への帰りの便はいくつかありますが、20:00発の便が格安なのでこの便を選択します。
乗継時間が3時間5分もありますので、ゆいレールで市内に出てちょっとした観光や食事も可能です。
沖縄(那覇)20:00発でいよいよ大阪(神戸)に帰ります。
またまたB737か!と思わず歓喜の声を出しそうですが、今度はカジュアルな内装とサービスが持ち味のソラシド運行のB737-800です。
大阪(神戸)22:00着でこれにて終了。
この区間の獲得PPは1,108、PP単価8.95円とかなり良い数値を出します。
日本縦断ルートまとめ
便名 | 機材 | 出発 | 到着 | PP | 基本区間マイル | 付与マイル※1 | 運賃種別※2 | |||
1 | 577 | 738 | 大阪(神戸) | 8:30 | 札幌(新千歳) | 10:25 | 999 | 666 | 623 | SV |
2 | 1712 | 738 | 札幌(新千歳) | 10:45 | 大阪(関西) | 12:55 | 1,199 | 666 | 623 | VT |
3 | 1737 | 738 | 大阪(関西) | 14:50 | 沖縄(那覇) | 16:55 | 1,308 | 692 | 692 | VT |
4 | 2430 | 73L | 沖縄(那覇) | 20:00 | 大阪(神戸) | 22:00 | 1,108 | 692 | 692 | SV |
合計 | 4,614 | 2,630 | ||||||||
※1 付与マイル数は、ANAワイドゴールドカード保有・ステータス無しの場合 ※2 運賃種別欄 SV=SUPER VALUE VT=VALUE TRANSIT |
合計運賃 36,660円
獲得PP 3,926
PP単価 7.95円
7月搭乗分のバリュートランジット28の第9位である札幌(新千歳)-大阪(関西)-沖縄(那覇)を利用した日本縦断ルート。
札幌(新千歳)での乗り換えが最低乗継時間ミニマムの20分だったり、大阪(神戸)-札幌(新千歳)の最安の日程が限られるなど厳しい面ありますが、獲得PP4,614、PP単価は両手を上げて喜べる7円台、7.95円と素晴らしい結果ですので。
確実にお勧めできるルートと言えます。
小松ルート
3つ目のルートは先日の札幌(新千歳)発着のおすすめルートで紹介した沖縄(那覇)-東京(羽田)-小松を利用したルートになります。
7月搭乗分のバリュートランジット28の全体ランキング第2位であるこの便を利用する事でPP単価を劇的に好転する事が期待できます。
猛烈に複雑なので順に経路を示すと、
UKB-OKA-HND-KMQ-HND-KIX です。
平日の7月14日で旅程を組んでみました。

スタートは大阪(神戸)08:10発の沖縄行きでスタートです。
先ほどの旅程でも登場したソラシド運行の機材はB737-800です。
カジュアルさを堪能しつつ10:20に沖縄(那覇)に到着です。
なんとこの区間が破格の運賃6,920円でした。獲得PPが1,108なのでPP単価は驚異の6.25円です。
スーパーバリューの運賃で6円台は最強の部類と言えます。

続きまして今回メイン、バリュートランジット28の沖縄(那覇)-東京(羽田)-小松に挑みます。
沖縄(那覇)での接続時間は2時間55分もあるのでゆったりと遅めの朝食を取った後の13:15発東京(羽田)行きに搭乗です。
幹線でのメイン機材と言えるB777-200です。
東京(羽田)15:45着で行程の半分が終了です。
次の便まで接続時間が1時間20分あるので優雅にティータイムといきましょう。
東京(羽田)17:05発、機材はちょっと古めになりつつあるB767-300で小松に向かいます。
小松には18:05到着になります。
この区間の運賃13,000円、PP単価5.93円、さすが第2位というだけあり驚愕の値です。

小松からもバリュートランジット28を利用して大阪圏に帰ります。
接続時間45分の後、小松を18:50発でとんぼ返りで東京(羽田)に向かいます。
機材はおそらく同一機材の折り返しと思われるB767-300。
東京(羽田)に20:05に到着し乗継時間55分で最終レグに向かいます。
最終レグは東京(羽田)21:00発の大阪(関西)行き、やはり幹線の機材という事でB777-200。
大阪(関西)着が22:20となり、これにて完結。
この区間、運賃は12,120円でPP単価は10.67円と、前の2つに比べると見劣りしてしまいます。
小松ルートまとめ
便名 | 機材 | 出発 | 到着 | PP | 基本区間マイル | 付与マイル※1 | 運賃種別※2 | |||
1 | 2423 | 73L | 大阪(神戸) | 8:10 | 沖縄(那覇) | 10:20 | 1,108 | 280 | 262 | SV |
2 | 1096 | 772 | 沖縄(那覇) | 13:15 | 東京(羽田) | 15:45 | 1,676 | 984 | 922 | VT |
3 | 755 | 76P | 東京(羽田) | 17:05 | 小松 | 18:05 | 516 | 211 | 197 | VT |
4 | 758 | 76P | 小松 | 18:50 | 東京(羽田) | 20:05 | 516 | 211 | 197 | VT |
5 | 99 | 772 | 東京(羽田) | 21:00 | 大阪(関西) | 22:20 | 620 | 280 | 262 | VT |
合計 | 4,436 | 1,840 | ||||||||
※1 付与マイル数は、ANAワイドゴールドカード保有・ステータス無しの場合 ※2 運賃種別欄 SV=SUPER VALUE VT=VALUE TRANSIT |
合計運賃 32,040円
獲得PP 4,436
PP単価 7.22円
神戸出発で関西に帰ってくるというルートですが、乗継時間も余裕があり、UKB-OKAとOKA-HND-KMQのおかげでPP単価が7.22円とグッと引き下げられ、獲得PPも4,000オーバーですので、日帰りルートとしては強烈にオススメです。
おまけ
ここまで、バリュートランジット28を利用したルートに拘って探してきましたが、3つ目のルートで利用した大阪(神戸)-沖縄(那覇)の激安かつ泣く子も黙るPP単価の区間を利用し、福岡のおまけルートと同じくSFC修行僧に有名なルートの沖縄(那覇)-東京(羽田)に神戸発着で繋いで旅程を組んでみました。
激安が期待出来る7月29日で旅程を組んでみました。
スタートは小松ルートで利用した、大阪(神戸)07:05発の沖縄行きはソラシド運行の機材でB737-800。
沖縄(那覇)に到着は10:40着です。
この区間のPP単価は6.25円ですからやっぱり凄いとしか言いようがありません。
ここからはSFC修行僧に最も有名と言っても過言ではない沖縄(那覇)-東京(羽田)です。
最安の09:55の便には接続不可能だったのですが、運賃面で次点の10:55発の東京(羽田)行きに搭乗、機材はB777-300です。
13:25に東京(羽田)に到着です。これで半分終了です。
次の便との乗継時間も2時間15分もありますのでゆっくりできます。
例え次点の運賃と言っても9,810円でPP単価6.65円と、勝負できる成績です。
ここからは今来たルートの折り返しになります。
東京(羽田)を15:40に出発、機材は先ほどと同じB777-300です。
運賃は最安値の9,310円でPP単価6.31円はやはり素晴らしい成績です。
沖縄(那覇)18:10着になります。
最後レグへの接続も充分の沖縄20:00発で大阪(神戸)に帰ります。
往路と同じくソラシド運行の機材はB737-800です。
大阪(神戸)22:00到着で完結です。
おまけルートまとめ
便名 | 機材 | 出発 | 到着 | PP | 基本区間マイル | 付与マイル※1 | 運賃種別※2 | |||
1 | 2423 | 73L | 大阪(神戸) | 8:10 | 沖縄(那覇) | 10:20 | 1,108 | 739 | 692 | SV |
2 | 994 | 78P | 沖縄(那覇) | 10:55 | 東京(羽田) | 13:25 | 1,476 | 984 | 922 | SV |
3 | 477 | 773 | 東京(羽田) | 15:40 | 沖縄(那覇) | 18:10 | 1,476 | 984 | 922 | SV |
4 | 2430 | 73L | 沖縄(那覇) | 20:00 | 大阪(神戸) | 22:00 | 1,108 | 739 | 692 | SV |
合計 | 5,168 | 3,228 | ||||||||
※1 付与マイル数は、ANAワイドゴールドカード保有・ステータス無しの場合 ※2 運賃種別欄 SV=SUPER VALUE VT=VALUE TRANSIT |
合計運賃 32,960円
獲得PP 5,168
PP単価 6.38円
沖縄(那覇)→東京(羽田)が最安値の便に接続できなかったにも関わらず、全体でのPP単価が6.38円、獲得PPも5,000オーバーと素晴らしいの一言です。
総括
運賃合計 | 獲得PP | PP単価 | |
能登単純往復ルート | ¥22,500 | 4,160 | 9.62 |
日本縦断ルート | ¥36,660 | 4,614 | 7.95 |
小松ルート | ¥32,040 | 4,436 | 7.22 |
おまけ | ¥32,960 | 5,168 | 6.38 |
大阪圏発の日帰りでのおすすめルート3本+1を紹介しました。
結果的には、PP単価では大阪(神戸)発着のスーパーバリュー利用のおまけルートがPP単価的に最も優良で唯一の6円台でした。
PP単価最優先で修行するならこのルート一択と言えます。
しかし、同じ旅程やルートを繰り返していると飽きがくるのも人間のサガ。
日帰りで能登へ、小松へ、札幌へとバリエーションを変えながら修行を息抜き感覚で楽しむのもアリではないでしょうか。



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