普段は修行方法や修行ルートを紹介しているブログですが、今回はホテル宿泊記をお届けします。
ただ今回の宿泊は飛行機修行とは全く関係なく出張での利用ですので、修行僧にとって重要な空港アクセスなどの利便性はあまり良くありません。
帯同させて頂いた取引先の方がHILTON HONORSゴールド会員だったこともあり、自分の部屋もエグゼクティブルームにアップグレードされました。
せっかくの機会でしたので、今回はホテル宿泊記としてお部屋や緊急事態宣言下での制限等を紹介します。
ヒルトン大阪
マリオット・ハイアット・コンラッドなど高級ホテルグループでは言わずと知れたHilton HOTELS&RESORTSの1ブランドであるヒルトンホテル。
日本ではヒルトン東京に次いで2番目(1986年)に開業したヒルトン大阪は大阪梅田のど真ん中に立地し、エグゼクティブフロアやデラックスフロアを含め500室以上の客室に、5つのレストラン等・ジム・などを備える大型ホテルです。
アクセス
JR大阪駅から徒歩2分・梅田駅から徒歩4分・阪神大阪梅田駅/西梅田駅なら徒歩1分など、大阪の中心部に立地するので、公共交通機関でのアクセスは非常に優れています。
空港アクセスを考えると、関西空港へはリムジンバスが約1時間程度・伊丹へもリムジンバスで30分弱ですので、飛行機修行僧にも利便性の高い立地になっています。
関西空港へは朝6時前後に到着できる始発から、23:10(第1ターミナル)発の最終まで運行時間帯や便数も充分に確保されています。
伊丹へは、06:20に南ターミナルに到着可能な始発から、21:30空港発の最終までの運行です。
最終が早いように思えますが、伊丹は飛行機の発着に門限がありそもそも21時以降の着陸は原則ありませんから、伊丹を利用する修行僧に問題は起こりません。
運賃は、関空が片道1,600円・往復2,820円(日帰り往復は2,200円)ですので、修行というシチュエーションなら翌朝も空港に向かう事が大半ですから往復で購入するのがお得です。
距離的に関空より近い伊丹は片道650円と、関空の1/3程度で済むのは嬉しい点ですが、往復券はありません。
運賃の支払いは交通系電子マネーで支払える他、空港のバス窓口や券売機では各種クレジットカード(伊丹の窓口ではiD・Edy・WAONにも対応)にも対応しています。
また、頻繁に関空や伊丹を利用する場合は回数券もあります。
客室
ヒルトン大阪には上から「スイート」「エグゼクティブルーム」「デラックスルーム」「ヒルトンルーム」の4種類の客室クラスがあります。
どのお部屋も和のテイストをあしらった造り(和室という意味ではありません)で、今回は同行させてもらった取引先の方がヒルトン・オナーズのゴールドステータスをお持ちでしたので、自分もついでにエグゼクティブルームにアップグレードしてもらえると言う嬉しい特典付きとなりました。
客室アップグレード
今回は取引先の方のおかげでエグゼクティブルームにアップグレードされました。
もし自分でもアップグレードされるステータスが欲しい場合、ヒルトン・オナーズ会員になりステータスを上げる必要があります。
飛行機修行の次にホテル修行を行う人も多く、飛行機修行と同じテイストの大人の遊びです。
ブルー会員 | 入会のみ |
シルバー会員 | 4回滞在または10泊/年 |
ゴールド会員 | 20回滞在または40泊/年 |
ダイヤモンド会員 | 30回滞在または60泊/年 |
滞在と宿泊の回数の数え方がちょっとややこしいのですが、二泊した場合は「1回滞在で2泊」となります。
連泊すると滞在回数は1回となりますので、ホテル修行で考える場合は連泊を避けたいところ。
クレジットカードを発行するだけで上級会員になる方法もあります。
ヒルトン・オナーズ・アメリカンエキスプレス(一般でもプレミアムカードでもOK)の発行でいきなりゴールド会員になれます。
また、ホテル上級会員のベネフィットと言えばアメリカンエキスプレス・プラチナカードです。
年会費が約14万円と強烈ですが、今回宿泊したヒルトンだけでなくマリオットボンヴォイ・ゴールデンサークル(シャングリラホテルズ)・クラブカールソンを合わせて4つのホテルステータスのゴールド会員になれます(カード発行だけで)
頻繁にこれらのホテルを利用する方なら年会費を上回るベネフィットがあるので検討したいところです。
緊急事態宣言下での対応
今回宿泊した5月中旬は大阪府に緊急事態宣言が出ていて、ヒルトン大阪でもホテル滞在で制限がありました。
レストランは営業してなく、ブッフェ形式での軽食が提供されるのみでした。
しかもアルコール類の提供は無く、ホテル内での食事に関しては厳しい状況です。
しっかりと食事やお酒をホテル内で楽しみたいのであれば、ルームサービスの活用しか無さそうです。
ホテル周辺にはコンビニもあります。
ヒルトンに泊まっておいて質素にと言うのもアレですが、客室のゆったり感や快適なベッドだけを堪能し翌日の修行フライトに備えるのであれば、コンビニで軽く済ますのも選択肢かもしれません。
修行僧目線でのヒルトン大阪
では、我々のような飛行機修行僧にとってヒルトン大阪の存在を考えます。
ヒルトンに限らずですが大阪中心部に立地している点・空港リムジンバスが関空/伊丹へ結ぶ点など、優位なポイントと言えます。
修行僧と言えば、夜遅くまでフライトし翌朝も早い便からフライトするのが常ですから、空港アクセスは非常に重要な点です。
また、1日中全国各地を狂ったように飛び回るので身体への負担も相当なものです。
ゆったりした客室や広めの浴室・ふかふかで快眠が約束されたベッドなどは、溜まりに溜まった疲労の回復には大きな助けになります。
PP単価・FOP単価を重視し修行総費用をできるだけ抑えたい考えで修行に勤しんでいる場合、宿泊費用が大きなネックです。
空港周辺には一泊10,000円を下回るホテルも多数あります。
疲労回復とプチ贅沢な雰囲気を楽しむのか、修行費用を極限まで抑えたいのか、各自の修行予算に応じて選択することになりそうです。
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