政府より緊急事態宣言の指定範囲の拡大、まん延防止等重点措置の指定/延長などが発表され、ANA/JAL両社の緊急事態宣言・まん延防止等重点措置に係る対応が2021年9月9日時点で更新されました。
それらに合わせて本記事をアップデート(9/10)しました。
緊急事態宣言・まん延防止等重点措置に係る対応
航空会社では緊急事態宣言・まん延防止等重点措置が出ている地域の空港を発着する便の航空券に対し、特別対応を実施しています。
ANA
ANAでは以下の国内線航空券に於いて特別対応を実施しています。
対象路線 | 対象搭乗日 |
大阪(伊丹・関西・神戸)発着便 | 2021年9月1日〜9月30日搭乗分 |
東京(羽田)発着便 | 2021年9月1日〜9月30日搭乗分 |
東京(成田)発着便 | 2021年9月1日〜9月30日搭乗分 |
沖縄(那覇)発着便 | 2021年9月1日〜9月30日搭乗分 |
宮古発着便 | 2021年9月1日〜9月30日搭乗分 |
札幌(新千歳)発着便 | 2021年9月1日〜9月30日搭乗分 |
福岡・北九州発着便 | 2021年9月1日〜9月30日搭乗分 |
石垣発着路線 | 2021年9月1日〜9月30日搭乗分 |
利尻・稚内・オホーツク紋別・女満別・旭川・根室中標津・釧路・帯広・函館発着便 | 2021年9月1日〜9月30日搭乗分 |
小松発着便 | 2021年9月1日〜9月30日搭乗分 |
名古屋(中部)発着便 | 2021年9月1日〜9月30日搭乗分 |
福島発着便 | 2021年9月1日〜9月30日搭乗分 |
静岡発着便 | 2021年9月1日〜9月30日搭乗分 |
熊本発着便 | 2021年9月1日〜9月30日搭乗分 |
仙台発着便 | 2021年8月20日〜9月30日搭乗分 |
富山発着便 | 2021年8月20日〜9月12日搭乗分 |
岡山発着便 | 2021年8月20日〜9月30日搭乗分 |
広島発着便 | 2021年8月20日〜9月30日搭乗分 |
高松発着便 | 2021年8月20日〜9月30日搭乗分 |
松山発着便 | 2021年8月20日〜9月12日搭乗分 |
鹿児島発着便 | 2021年8月20日〜9月30日搭乗分 |
高知発着便 | 2021年8月27日〜9月12日搭乗分 |
佐賀発着便 | 2021年8月27日〜9月12日搭乗分 |
長崎発着便 | 2021年8月27日〜9月12日搭乗分 |
宮崎発着便 | 2021年8月27日〜9月30日搭乗分 |
上記の航空券に対し、変更・払戻の手数料を無料で扱ってもらえます。
ANAウェブサイトでの手続きは、搭乗予定日から10日以内の手続きが必要です。
また、搭乗日によって変更/キャンセルが可能になる日が異なりますので、詳しくは公式サイトで確認してください。
JAL
JALも航空券の特別対応が用意され、以下の航空券に対し特別対応を実施しています。
対象路線 | 対象搭乗日 |
大阪(伊丹・関西・神戸)発着便 | 2021年7月12日〜9月30日搭乗分 |
但馬発着便 | 2021年8月20日〜9月30日搭乗分 |
東京(羽田・成田)発着便 | 2021年7月12日〜9月30日搭乗分 |
沖縄(那覇)発着便 | 2021年7月12日〜9月30日搭乗分 |
名古屋(中部・小牧)発着便 | 2021年8月8日〜9月30日搭乗分 |
宮古・多良間発着便 | 2021年7月12日〜9月30日搭乗分 |
福岡・北九州発着便 | 2021年8月2日〜9月30日搭乗分 |
札幌(新千歳・丘珠)発着便 | 2021年8月2日〜9月30日搭乗分 |
石垣・与那国発着便 | 2021年7月12日〜9月30日搭乗分 |
小松発着便 | 2021年8月2日〜9月30日搭乗分 |
熊本発着便 | 2021年8月8日〜9月30日搭乗分 |
久米島・北大東・南大東発着便 | 2021年7月12日〜9月30日搭乗分 |
静岡発着便 | 2021年8月8日〜9月30日搭乗分 |
松山発着便 | 2021年8月20日〜9月12日搭乗分 |
仙台・岡山・広島・高松・松山・鹿児島発着便 | 2021年8月20日〜9月30日搭乗分 |
高知・長崎発着便 | 2021年8月27日〜9月12日搭乗分 |
利尻・女満別・旭川・釧路・帯広・函館・奥尻・宮崎発着便 | 2021年8月27日〜9月30日搭乗分 |
上記の航空券に対し、変更・払戻の手数料はかかりません。
変更可能期間は、搭乗予定日から30日以内か航空券有効期間のどちらか長い方までの期間での手続きが必要です。
また、対象搭乗便の変更/キャンセル手続き開始日は便により異なりますので、公式サイトで確認してください。
まとめ
緊急事態宣言が延長されればやはり航空券特別対応も合わせて延長されました。
ほとんどの空港発着便が9月30日までの延長と相変わらず厳しい状況が続きますが、富山・松山・高知・佐賀・長崎が延長されなかったのは明るい兆しなのかもしれません。
そうはいっても対象が「発着便」となっているので、全国の大半の空港発着便が9月30日まで延長されていることを鑑みると、これらこれら4空港発着便も事実上は9月30日まで同様の扱いを受けられることになります。(例 富山-羽田は羽田発着に該当する)
航空券の特別対応が実施されていることにより、航空券を手配した後に感染状況が悪化し渡航を取りやめたい場合などには安心です。
航空会社としては「感染状況に関わらず取り敢えず予約だけでも」という事なのでしょう。
ガチガチに旅程を組み上げる修行僧としては例え変更手数料が無料になったとしても膨大な手続きの手間が増えるので及び腰になるところではありますが、2021年冬ダイヤのプレミアム28運賃も発表され2022年修行のゴングがなりました。
気持ち新たに予約合戦に挑みたいところであります。
新型コロナの感染状況が芳しくないが故のことですが、このような対応が延長され続けていることはあまり望ましいことではありません。
この記事もそれに合わせて随時更新される可能性がありますが、今回が最後になることを切に願う次第です。
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