ANAコードシェア便 使用機材(機種コード) 国内線編

ANA コードシェア ロゴ

SFC修行等に於いてはANA便は勿論、提携航空会社によるコードシェア便もマイル・プレミアムポイントの付与対象となります。
前記事ではANA便で使われる使用機材を紹介しましたが、本記事で紹介する航空会社でかつANA便名でフライトを利用する機会もそれなりに多いと思います。
そこで今回は国内線における提携航空会社の機材を紹介します。

修行の行程を構築する際に、ANAのHPなどで予約画面と格闘する事になりますが、その際に機種コード・運行会社を知っておく事はとても便利で快適に予約作業を進める事ができます。

AIRDO(エアドゥ)運行便 [ADO]

ANA・JALといった国内大手以外で唯一双通路のワイドボディ機を保有する、北海道の翼・AIRDOです。
2002年に経営破綻し実質ANA傘下と言える状態になり、全便ANAとのコードシェアになりました。
そんな影響もあり、機内サービス等をある程度ANA並のレベルに引き上げて(就航当初は機内サービスなし)はいるものの、若干見劣りする印象は否めませんが、北海道らしいドリンクサービスなどを楽しめます。

機材面でも大半をANAからの中古をリースしている為、一世代前にANAで運行していたような機材ラインナップになっています。
座席も、ANAのプレミアムクラスに相当するクラスは存在せず、全便が普通席のみの運行です。

運行路線は、
札幌(新千歳)⇔大阪(神戸)・仙台・東京(羽田)・名古屋(中部)
東京(羽田)⇔旭川・帯広・釧路・函館・女満別
函館⇔名古屋(中部)
です。

B767系

国内中堅航空会社で唯一のワイドボディ機であるボーイング767シリーズ。
AIRDOでは長胴型のB767-300と、その航続距離延長型のB767-300ERがあります。

B767-300シリーズはERの有無にかかわらず機種コードは 763です。
定員数に違いがあるものの、全て普通席2-3-2配列で、機体中央非常口付近や後方ラバトリー辺りのレイアウトの違いで286席・288席・289席がありますが、気にする程の違いは無いと言えます。

ANA運行の767-300はプレミアムクラス10席・普通席260席の計270席です。
プレミアムクラスを排除して普通席に置き換えただけであり、シートピッチ等は私が気付かないだけかもしれませんが、違いはありません。

一部のB767-300ER(288席仕様)にはUSB電源が装備されます。

この763は、札幌(新千歳)⇔東京(羽田)の夜遅い便以外と旭川・函館⇔東京(羽田)の全便、女満別⇔東京(羽田)の一部の便で使用されます。

B737

小型機はボーイング製のB737-700です。
こちらも全機ANAからの中古リース機で、座席配列もANAの144席仕様と全く変わりません

その座席配列は3-3の全席普通席で、もちろんANA仕様とシートピッチも幅も変わりません。
機種コードは 73Dです。

前回記事でも触れましたが、上の画像の通りとても短い飛行機は満席でも144人です。
単通路だとしても乗降時間があまり掛からない・搭乗ゲート付近が混雑しにくいというメリットがあります。

73Dは、上記763以外の全てのAIRDO便で使用されます。

ソラシドエア運行便 [SNA]

ソラシドエアは九州・宮崎を本拠とする中堅航空会社です。
前述のAIRDOと同様、経営が傾くとANAの軍門に下り全便がANAとのコードシェア便になります。
独自のマイレージサービスもありますが、SFC修行をする身としては、ANA便で予約・搭乗しANAのマイル・プレミアムポイントを積算しなければいけません。

アゴユズスープが名物のドリンクサービスにカジュアルなインテリア・乗務員と、ANAとはだいぶ印象が異なり、気楽で楽しい雰囲気が楽しめます。

運行路線は、
東京(羽田)⇔大分・鹿児島・熊本・長崎・宮崎
沖縄(那覇)⇔石垣・大阪(神戸)・鹿児島・名古屋(中部)・福岡・宮崎
名古屋(中部)⇔鹿児島・宮崎
です。

B737

ソラシドエアの運行する機材は全てB737-800です。
以前はB737-400などを運行していましたが、整備・運行効率向上の為か、ANAからの中古機リースを含む全てをB737-800に統一しました。

機種コードは73L で、座席配列は全席普通席の3-3レイアウトで定員は174席(29列)でボーイング・スカイインテリアを装備しますが、上述したANAの中古リース機は176席(30列)でスカイインテリアも採用されず後方ラバトリーも一個の為、快適性では大きく劣ります。

モノグラム柄のカジュアルで明るい雰囲気のシートは、シートモニターは装備されませんが、タブレットホルダーが装備されていて、足元にはUSB電源が人数分以上用意されているので十分な配慮が感じられます。
シートピッチ32インチ(約81cm)とややゆとりある仕様で、スカイインテリアを持たない176席仕様とはやはり快適さでは雲泥の差です。

機種コードでスカイインテリアの新造リース機とANAからの中古リース機を時刻表や予約画面で見分ける術はなく、座席指定時に30列目の有無を確認するか、搭乗当日に空港で機体記号を確認するしかありません。
機体記号での見分け方ですが、新造リース機は全てJA8〜で始まり、ANA中古リース機はJA67ANとなります。数字の最初が8か6で判断できます。
尤も、搭乗直前になって判ったところで遅いんですけれどね。

スターフライヤー運行便 [SFJ]

黒い機体塗装に黒い本革シートとやたら黒にこだわるスターフライヤーは、ソラシドエア同様に九州拠点(北九州)を拠点とする航空会社です。
こちらも経営不振を理由のANAの軍門に下り、大半の便をANAとコードシェアしています。
何かライバル企業に対するANAの戦略を感じずにはいられませんが、会社経営は弱肉強食の世界ですから仕方のない事なのでしょう。
ソラシドエア同様に独自のマイレージサービスを展開していますが、これまたANAで修行する人間にはANAマイレージクラブ一択です。

またまた黒へのこだわりかタリーズのコーヒーとチョコレートの機内サービスが有名ですが、スープなども特徴的です。

運行路線は、東京(羽田)⇔福岡・北九州・大阪(関西)・山口宇部、名古屋(中部)⇔福岡などです。
羽田空港での利用ターミナルはANAとは違い第2ターミナルですので注意が必要です。

A320系

エアバス製のA320-200のみの運行です。機種コードは 32F です。
LCCなどで採用実績の多いA320ですが、スターフライヤーの場合は全く格が違います。
通常LCCでは3-3レイアウトの30列180人仕様が標準ですが、このスターフライヤーは3-3レイアウトこそ変わらないものの、なんと25列150人仕様です。
座席配列が少ないという事は当然シートピッチの拡大に寄与する訳で、シートピッチはなんと最大37インチ(約94cm)と国内線普通席とは到底思えない広大な足元空間を誇ります。
LCCのシートピッチ(29〜30インチ)は言うに及ばず、親分ANAの同型国内線仕様と比較しても15cm近く大きいのです。

シートも本革の豪華なものが奢られます。LCCの合皮のシートは比べ物にならない肌触りと、シートモニター・USB電源なども備えます。

オリエンタルエアブリッジ運行便 [ORC]

こちらも九州の航空会社、オリエンタルエアブリッジは長崎拠点の航空会社です。
長崎航空として設立した同社は、長崎の土地柄から島嶼部へのアクセスを確保する生活路線としての立場で路線・機材の設定をしています。

プロペラ機のみで運行し、ローカル路線のあり方を体現しているような航空会社ですが、こちらもまた、筆頭株主では無いもののANAとのコードシェアを実施しています。

運行路線は、
長崎⇔壱岐・五島福江・対馬
福岡⇔五島福江・小松・対馬・宮崎
です。

ボンバルディア DHC8系

オリエンタルエアブリッジでは自社の塗装仕様のDHC8-Q200とANA塗装のDHC8-Q400があります。

自社塗装のQ200は2-2レイアウトの10列で定員は39人です。
ただこの個性的な機体は、進行方向左側最前列は搭乗口の為に座席は設置されず、最後尾の1列は貫通路を持たない5席という、まるで中型観光バスのようなシートレイアウトです。
さらに右側最前列は非常口配置の影響で後方を向いて座るという強烈な個性を放ちます。
2列目と合わせて列車のボックスシートを思い起こさせます。

ANA塗装機のDHC8-Q400(74席)はANA機材の記事で記述しましたのでそちらをご覧ください。オリエンタルエアブリッジ運行の機種コードはQ4Aではなく Q84 になりますが機体は変わりません。

アイベックスエアラインズ運行便 [IBX]

航空会社としては独特な生い立ちのアイベックスエアラインズは仙台・大阪(伊丹)を拠点空港とする地域航空会社として、地方都市同士を結ぶ航空会社です。
聴き慣れない方も多いでしょうが、この航空会社は立派にジェット機の運行をする規模です。
こちらは運行当初からANAとコードシェアを行っています。

運行路線は、
仙台⇔大阪(伊丹)・小松・札幌(新千歳)・東京(成田)・名古屋(中部)・広島・福岡
大阪(伊丹)⇔大分・新潟・福岡・福島
東京(成田)⇔小松・広島
札幌(新千歳)⇔松山
名古屋(中部)⇔大分・福岡・松山
福岡⇔小松・新潟
です。

ボンバルディア CRJ

日本の航空会社で唯一運行するボンバルディアCRJシリーズの中では標準的なCRJ-700を採用しています。
機種コード CR7のこの機体は2-2レイアウトの18列(列番号は20列目までありますが4列目と13列目を抜いています)70人です。

ドリンクサービスはタリーズコーヒーのスターフライヤーに対しこちらはUCC上島珈琲です。

まとめ

AIRDOのB767-300を除いて全てナローボディの小型の機材が目立つANAコードシェア便ですが、乗継が生命線になりがちなSFC修行に於いては小型機の方がむしろありがたいものです。
搭乗開始時刻前後の搭乗ゲート付近も定員数が少なければ混雑度合いも圧倒的に少なく、全席満席とした場合、ANAのB777-300だと500人が搭乗ゲート付近に集まる一方、B737やA320で150人前後しか集まらない訳で、自ずと混雑解消と言えます。

登場・降機にかかる時間も少なくなる傾向ですが単通路である事と、場合によっては沖留めバス移動の際は逆に時間がかかる恐れがあることを頭に入れておく必要があります。

また、ANAの幹線のように空港ターミナルのど真ん中付近の搭乗ゲートであることは殆ど無く、バス移動で無くてもそれなりに時間が掛かる場合が殆どです。
特に羽田空港のように大きなターミナルの場合は端から端まで数百メートルなんてザラですから乗継時間に余裕を持ちたいものです。

コードシェア便で共通しているのは、ANAのプレミアムクラスに相当するクラスの座席は無いという点。
搭乗回数を少なくする為プレミアムクラスで修行している方などには悩ましい選択と言えます。

それでも、ANA一辺倒で修行を完遂するよりも選り取り見取りな個性を発揮するこれらの搭乗体験は組み入れて損はないと思います。
オリジナルの機内誌やドリンクサービス、機内の雰囲気や乗務員の印象など、大量に搭乗しなければいけない修行僧のこと、飽き防止にも一役買います。

↓他の方のSFC/JGC修行・マイレージ関連ブログも参考になります↓
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