先日発表されたANA VALUE TRANSIT28(12月搭乗分)2022年12月1日〜12月31日から、本記事では非主要空港PP単価BEST30を紹介します。
全設定路線のPP単価12月搭乗分BEST100の記事は以下のリンクからどうぞ。
また、ランキングに載らなかった路線も含め2区間合計の獲得PP数をまとめてありますので参考にしてください。
バリュートランジット28の詳細(運賃・マイル・PP等)についてはこちらの記事をご覧ください。
非主要空港発着
11月登場分の記事を出さなかったため、10月搭乗分との比較になります。
非主要空港発着の設定路線数は1,025路線(前々月比+81便)が設定され、PP単価10円を下回る路線は3路線(前月比+1便)となり、PP単価10円以下の路線数は若干の増加になりましたが、総設定数は一気に増加し心強い印象です。
表中の最安運賃は旅客施設使用料を含んでいませんので、実際のPP単価は下記から変化しますのでご注意ください。
バリュートランジットを利用の場合は、出発地と到着地そして経由地x2の旅客施設利用料が加算されます。
例 釧路-札幌(新千歳)-広島の場合は、0円+270円x2+0円=520円となります。
それではBEST30をご覧ください。
出発 | 経由地 | 到着 | 便名 | 最安運賃 | 合計PP | PP単価 | 実PP単価 | |
1 | 仙台 | 札幌(千歳) | 女満別 | 1223 / 4865 | 11,000 | 1,124 | 9.79 | 10.47 |
2 | 長崎 | 大阪(伊丹) | 青森 | 784 / 1853 | 16,600 | 1,679 | 9.89 | 10.29 |
3 | 長崎 | 大阪(伊丹) | 青森 | 786 / 1855 | 16,600 | 1,679 | 9.89 | 10.29 |
4 | 宮崎 | 大阪(伊丹) | 青森 | 506 / 1853 | 16,600 | 1,622 | 10.23 | 10.65 |
5 | 宮崎 | 大阪(伊丹) | 青森 | 510 / 1855 | 16,600 | 1,622 | 10.23 | 10.65 |
6 | 熊本 | 大阪(伊丹) | 青森 | 1626 / 1853 | 16,600 | 1,619 | 10.25 | 10.67 |
7 | 女満別 | 札幌(千歳) | 新潟 | 4862 / 1858 | 12,100 | 1,175 | 10.30 | 10.76 |
8 | 釧路 | 札幌(千歳) | 広島 | 4876 / 1272 | 17,900 | 1,727 | 10.36 | 10.68 |
9 | 広島 | 札幌(千歳) | 稚内 | 1271 / 4841 | 19,000 | 1,779 | 10.68 | 10.98 |
10 | 稚内 | 札幌(千歳) | 広島 | 4844 / 1272 | 19,000 | 1,779 | 10.68 | 10.98 |
11 | 女満別 | 札幌(千歳) | 仙台 | 4862 /3148※2 | 12,100 | 1,124 | 10.77 | 11.45 |
12 | 広島 | 札幌(千歳) | 函館 | 1271 / 4853 | 17,900 | 1,658 | 10.80 | 11.12 |
13 | 熊本 | 大阪(伊丹) | 青森 | 1628 / 1855 | 17,500 | 1,619 | 10.81 | 11.23 |
14 | 青森 | 大阪(伊丹) | 長崎 | 1854 / 785 | 19,000 | 1,679 | 11.32 | 11.72 |
15 | 大分 | 大阪(伊丹) | 青森 | 1688 / 1853 | 17,200 | 1,512 | 11.38 | 11.83 |
16 | 大分 | 大阪(伊丹) | 青森 | 1690 / 1855 | 17,200 | 1,512 | 11.38 | 11.83 |
17 | 鹿児島 | 大阪(伊丹) | 青森 | 546 / 1853 | 19,100 | 1,677 | 11.39 | 11.79 |
18 | 秋田 | 東京(羽田) | 山口宇部 | 402 / 693 | 18,100 | 1,583 | 11.43 | 11.90 |
19 | 青森 | 大阪(伊丹) | 宮崎 | 1852 / 505 | 18,900 | 1,622 | 11.65 | 12.07 |
20 | 青森 | 大阪(伊丹) | 宮崎 | 1854 / 1149 | 18,900 | 1,622 | 11.65 | 12.07 |
21 | 女満別 | 札幌(千歳) | 仙台 | 4866 /4810※5 | 13,100 | 1,124 | 11.65 | 12.34 |
22 | 青森 | 大阪(伊丹) | 宮崎 | 1854 / 509 | 19,100 | 1,622 | 11.78 | 12.19 |
23 | 鹿児島 | 東京(羽田) | 秋田 | 2472※1/ 403 | 21,000 | 1,719 | 12.22 | 12.65 |
24 | 函館 | 東京(羽田) | 佐賀 | 4760※5/ 457 | 23,400 | 1,912 | 12.24 | 12.63 |
25 | 青森 | 大阪(伊丹) | 松山 | 1856 / 1649 | 17,600 | 1,422 | 12.38 | 12.86 |
26 | 釧路 | 東京(羽田) | 鹿児島 | 4772※5/2475※1 | 26,500 | 2,133 | 12.42 | 12.77 |
27 | 釧路 | 東京(羽田) | 鹿児島 | 742 / 627 | 26,600 | 2,133 | 12.47 | 12.82 |
28 | 松山 | 大阪(伊丹) | 青森 | 1640 / 1853 | 17,800 | 1,422 | 12.52 | 13.00 |
29 | 秋田 | 東京(羽田) | 鹿児島 | 408 /2479※1 | 21,700 | 1,719 | 12.62 | 13.05 |
30 | 鹿児島 | 東京(羽田) | 秋田 | 624 / 405 | 21,700 | 1,719 | 12.62 | 13.05 |
PP単価を見ると1位は前々月7.14円から9.79円に悪化・30位が前々月12.30円から12.62円とこちらも悪化、全体的に下方にスライドしたようなランキングです。
方面の内訳は、東北方面発着が22便(前々月比+13便)・九州各地発着が19便(前々月比+13便)と大きく増加した一方、北海道各地発着は11便(前々月比-5便)・宮古と石垣の沖縄方面は0便(前々月比-6便)・広島/山口宇部の中国方面が計5便(前々月比-13便)・北陸方面が0便(前々月比-6便)と、増減が激しく偏る結果になりました。
PP単価の分布は、9円台が3便と、心許ない上位ランクです。
仙台-札幌(新千歳)-女満別
非主要空港発着12月搭乗分の第1位は仙台-札幌(新千歳)-女満別です。
PP単価は9.79円と堂々と10円以下ですが、獲得PP数は1,124PPと物足りない獲得数の路線でもあります。
往復が組みにくい地方-地方ですがしっかり21位(PP単価11.65円)に女満別発が設定され、往復平均PP単価は10.72円とまずまずです。
往復が組みやすくPP単価も悪くないのですが、往復2,248PPという獲得数の少なさが玉に瑕でしょうか。
長崎-大阪(伊丹)-青森
獲得PP数を考慮した往復可能な路線では長崎-大阪(伊丹)-青森がよさそうです。
長崎発が2位(PP単価9.89円)と輝かしく、青森発14位(PP単価11.32円)と上々で、往復平均PP単価は10.60円は上出来と言えます。
往復での獲得PP数も3,358PPと比較的大きく、かつ設定便数も複数あり使い勝手の良い路線です。
広島-札幌(新千歳)-稚内
同じく往復が容易な路線で広島-札幌(新千歳)-稚内もあります。
こちらは9位タイに往復が並びPP単価はいずれも10.68円(往復平均も同値)で、往復獲得PP数は3,558PPになります。
PP単価では上記の長崎-青森に0.08円劣りますが獲得PP数は200ポイント上回ります。
各自の修行の進行状況に応じて使い分けができそうです。
同時期のプレミアム28
主要空港を含めた全国版ベスト100ですが、本記事と同時期のプレミアムクラスのPP単価ランキングはこちらです。
組み合わせて旅程を組む場合などの参考にどうぞ。
まとめ
今回の地方-地方路線は大きく様変わりしました。
定番かつ大きな獲得数が期待できる北海道各地と沖縄各地が大きく減らし、東北各地と九州各地が勢いがあります。
そんな中で広島が奮闘していて往復も組みやすく期待が持てます。
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