
先日発表されたANA VALUE TRANSIT28(9月搭乗分)2022年9月1日〜9月30日から、本記事では非主要空港PP単価BEST30を紹介します。
全設定路線のPP単価6月搭乗分BEST100の記事は以下のリンクからどうぞ。
また、ランキングに載らなかった路線も含め2区間合計の獲得PP数をまとめてありますので参考にしてください。
バリュートランジット28の詳細(運賃・マイル・PP等)についてはこちらの記事をご覧ください。
非主要空港発着
非主要空港発着の設定路線数は974路線(前月比-33便)が設定され、PP単価10円を下回る路線は2路線(前月比-1便)となり、総設定数もPP単価10円以下の路線数も若干の減少となったランキングです。
表中の最安運賃は旅客施設使用料を含んでいませんので、実際のPP単価は下記から変化しますのでご注意ください。
バリュートランジットを利用の場合は、出発地と到着地そして経由地x2の旅客施設利用料が加算されます。
例 釧路-札幌(新千歳)-広島の場合は、0円+270円x2+0円=520円となります。
それではBEST30をご覧ください。
出発 | 経由地 | 到着 | 便名 | 最安運賃 | 合計PP | PP単価 | 実PP単価 | |
1 | 帯広 | 東京(羽田) | 石垣 | 1606 / 545 | 21,600 | 3,025 | 7.14 | 7.39 |
2 | 帯広 | 東京(羽田) | 石垣 | 1604 / 543 | 24,600 | 3,025 | 8.13 | 8.38 |
3 | 山口宇部 | 東京(羽田) | 秋田 | 700 / 409 | 16,200 | 1,583 | 10.23 | 10.70 |
4 | 釧路 | 東京(羽田) | 鹿児島 | 678 / 4773 | 23,400 | 2,133 | 10.97 | 11.32 |
5 | 秋田 | 東京(羽田) | 宮古 | 404 / 87 | 28,100 | 2,555 | 11.00 | 11.29 |
6 | 山口宇部 | 東京(羽田) | 庄内 | 700 / 399 | 16,600 | 1,492 | 11.13 | 11.62 |
7 | 広島 | 札幌(千歳) | 中標津 | 1271 / 4883 | 20,400 | 1,790 | 11.40 | 11.70 |
8 | 稚内 | 札幌(千歳) | 広島 | 4844 / 1272 | 20,400 | 1,779 | 11.47 | 11.77 |
9 | 秋田 | 東京(羽田) | 山口宇部 | 408 / 699 | 18,300 | 1,583 | 11.56 | 12.03 |
10 | 釧路 | 東京(羽田) | 広島 | 1648 / 511 | 21,500 | 1,853 | 11.60 | 12.00 |
11 | 山口宇部 | 東京(羽田) | 秋田 | 692 / 403 | 18,400 | 1,583 | 11.62 | 12.09 |
12 | 能登 | 東京(羽田) | 宮古 | 748 / 87 | 28,700 | 2,447 | 11.73 | 12.03 |
13 | 紋別 | 東京(羽田) | 松山 | 556 / 85 | 23,400 | 1,991 | 11.75 | 12.12 |
14 | 釧路 | 東京(羽田) | 広島 | 1642 / 509 | 21,800 | 1,853 | 11.76 | 12.16 |
15 | 釧路 | 札幌(千歳) | 広島 | 4876 / 1272 | 20,400 | 1,727 | 11.81 | 12.13 |
16 | 釧路 | 東京(羽田) | 鹿児島 | 674 / 741 | 25,300 | 2,133 | 11.86 | 12.21 |
17 | 静岡 | 札幌(千歳) | 女満別 | 1261 / 4867 | 18,000 | 1,510 | 11.92 | 12.28 |
18 | 釧路 | 東京(羽田) | 広島 | 1638 / 505 | 22,100 | 1,853 | 11.93 | 12.33 |
19 | 釧路 | 札幌(千歳) | 静岡 | 4872 / 1262 | 18,000 | 1,492 | 12.06 | 12.43 |
20 | 秋田 | 東京(羽田) | 山口宇部 | 402 / 693 | 19,100 | 1,583 | 12.07 | 12.53 |
21 | 秋田 | 東京(羽田) | 石垣 | 404 / 91 | 32,100 | 2,654 | 12.09 | 12.37 |
22 | 秋田 | 東京(羽田) | 鹿児島 | 408 / 2479 | 20,800 | 1,719 | 12.10 | 12.53 |
23 | 釧路 | 東京(羽田) | 広島 | 1632 / 503 | 22,500 | 1,853 | 12.14 | 12.54 |
24 | 富山 | 東京(羽田) | 山口宇部 | 312 / 693 | 17,400 | 1,429 | 12.18 | 12.69 |
25 | 能登 | 東京(羽田) | 山口宇部 | 750 / 699 | 18,000 | 1,475 | 12.20 | 12.71 |
26 | 大館能代 | 東京(羽田) | 鹿児島 | 722 / 627 | 21,700 | 1,772 | 12.25 | 12.66 |
27 | 富山 | 東京(羽田) | 山口宇部 | 316 / 697 | 17,500 | 1,429 | 12.25 | 12.76 |
28 | 広島 | 東京(羽田) | 秋田 | 682 / 409 | 17,700 | 1,439 | 12.30 | 12.81 |
29 | 広島 | 札幌(千歳) | 函館 | 1271 / 4853 | 20,400 | 1,658 | 12.30 | 12.63 |
30 | 山口宇部 | 東京(羽田) | 富山 | 692 / 315 | 17,600 | 1,429 | 12.32 | 12.83 |
PP単価を見ると1位は7.57円→7.14円・30位が13.26円→12.32円とどちらも改善し、全体的に上振れするランキングです。
方面の内訳は、北海道各地発着が15便(前月比-4便)・東北方面発着が10便(前月比-6便)・九州各地発着が4便(前月比-3便)・宮古と石垣の沖縄方面は5便(前月比-2便)と減らした一方、広島・山口宇部の中国方面が計18便(前月比+7便)と増やし、北陸方面も5便ランクインしています。
PP単価7円台が1便減りましたが、唯一の7円台路線は改善し7円台前半まで伸ばしてきました。
帯広-東京(羽田)-石垣

非主要空港発着9月搭乗分の第1位3ヶ月連続で帯広-東京(羽田)-石垣です。
PP単価は7.14円(前回7.57円・前々回8.00円)と、悪化から反転した前回に続き改善し3ヶ月前に匹敵するPP単価に戻りました。
主要空港発着7円台前半は上場で、6円台は夢物語とすら言えるものですから、ありがたい存在です。
獲得PP数は3,025PPと大量獲得で有利な点の多い路線ですが、反対路線が設定されていない弱点は相変わらずですから、旅行ついでに修行するとか、何かしらの平面移動を組み合わせるなどひと工夫が必要です。
山口宇部-東京(羽田)-秋田

往復が設定される中で最上位は山口宇部-東京(羽田)-秋田です。
前回悪化して落胆した山口宇部-秋田ですが、ドンっと改善し山口宇部発が3位は前回の8位から改善しPP単価も11.75円→10.23円へ改善・秋田発に至っては34位→11位と大きく伸ばしPP単価も13.33円→11.62円と、目を見張る躍進です。
獲得PP数1,583PP(往復合計3,166PP)と凡庸ですが往復が気楽に組め、往復PP単価も10.90円とまずまずです。
同時期のプレミアム28
主要空港を含めた全国版ベスト100ですが、本記事と同時期のプレミアムクラスのPP単価ランキングはこちらです。
組み合わせて旅程を組む場合などの参考にどうぞ。
まとめ
PP単価10円以下が1便減りましたが、そのPP単価自体は改善し頼もしい限りです。
しかし、往復を組むのが非常に難しい路線が上位にあり、山口宇部-秋田以外ではなかなか見当たらず、その辺りが地方-地方の難しさでもあります。
主要空港までのSUPERVALUEなど単純往復の間にPP単価の良い主要空港発着便を間に挟み込んだ複合旅程を組む方が、解脱PP単価を抑えることができそうです。



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