大阪圏発着で唯一残業フライトの可能なルートがある大阪(神戸)発着の1路線を紹介します。
当ブログで勝手に名付けた、残業フライトとはJAL系の修行の中で独自の修行スタイルである回数修行を勤務時間外にこなし、搭乗回数をコツコツ積み重ねる事です。
就労形態によっては朝に往復フライトに挑戦してから勤務に向かう形もありそうですが、一般的な会社員をモデルケースとして17時や18時頃に仕事を終えてから空港に向かい、その日のうちにまた戻ってくるスタイルです。
週一度のノー残業デーにフラッと空港に向かうも吉、働き方改革によって夕方以降に余裕のある方にもオススメの手法です。
残業フライトの概要は上記記事でまとめましたが、本記事では大阪圏唯一の残業フライト可能な大阪(神戸)空港発着で、利用可能な路線・各地からの空港へのアクセスなどを見ていきます。
他空港からの残業フライトも上記リンクから辿れます。
空港へのアクセス
夕方以降に出発するフライトがあったとしても空港までのアクセスにあまりに時間を費やすようでは厳しくなります。
しかし、大阪(神戸)空港へのアクセスはバス、鉄道、ベイ・シャトル(船)があり、複数の手段があるので頼もしいところです。
しかも渋滞等の影響を受けづらい鉄道があるのは、時間にシビアになりがちな残業フライトにとって嬉しいところです。
バス
神戸空港へは神戸近郊からのアクセスがあります。
方面 | 所要時間 |
地下鉄三宮駅前 | 約25分 |
神戸駅 | 約30分 |
新神戸駅 | 約35分 |
バスでのアクセスは、各地から路線がありますが、今回は残業フライトという事で、最短1時間程度の所要時間でアクセス可能な主要な場所を掲載しましたが、他のエリアからもアクセス可能となっていますので、詳しくは下記の神戸空港のHPで確認してください。
鉄道
大阪(神戸)空港へ乗り入れている鉄道は、三宮からのポートライナーのみとなっていますので、最寄り駅から三宮まで行き、三宮からポートライナーを利用する事になります。
時間は目安となりますが、主要駅からの所要時間は下記のようになります。
駅名 | 所要時間 | 鉄道 |
三宮 | 約18分 | ポートライナー |
大阪 | 約40分 | JR、ポートライナー |
姫路 | 約60分 | JR、ポートライナー |
梅田 | 約50分 | 阪急電鉄、ポートライナー |
約50分 | 阪神電鉄、ポートライナー | |
谷上 | 約35分 | 市営地下鉄、ポートライナー |
西神中央 | 約55分 | 市営地下鉄、ポートライナー |
ベイ・シャトル
神戸空港へは、船でのアクセスも可能となっており、他空港ではあまり無いアクセス方法となります。
しかし船でのアクセスは、関西空港との路線のみとなっている為、残業フライトで利用する方はかなり少ないと思いますが、所要時間は神戸空港⇔関西国際空港が約30分の為、関空内勤務者に限られそうですが利用可能な方には非常に便利な交通機関です。
神戸発着残業可能路線
神戸空港発着で18時以降で往復可能路線は以下の1路線です。
大阪(神戸)-高知 UKB-KCZ
18:00発のFDA(フジドリームエアラインズ)運航のJAL2627便にて高知に向かい、わずか45分のフライト時間で18:45に高知に到着となります。
滞在時間が30分ですので、ゆっくりする間も無くおそらく折り返し運航便となる19:15発のJAL2628便(同じくFDA運行)にて大阪(神戸)に戻ります。
往路同様に復路もフライト時間は45分となっており、20:00に大阪(神戸)に到着し残業フライト終了となります。
機材は往路復路ともにFDA運航のEMJは、エンブラエルE170/175でありJ-AIRの機材と大きさ等は変わりませんが、FDAの機材はカラーバリエーションが豊富な事で有名です。
現時点で全16機種15色となっており、何色に搭乗するのかを楽しんでみてはいかがでしょうか。
参考となりますが、2021年2月10日(水)の運賃が往路5,100円・復路も5,100円となっていますので往復10,200円です。
この運賃で25往復できれば理論上255,000円で50回搭乗達成となり、FOP単価5.10円相当と異様なまでの強力さです。
獲得FOPは先得(運賃3)で178×50=8,900FOPで、獲得マイル数は111×50=5,550マイル(JALカードCLUB-A保有時)です。
回数修行に必要な条件の一つ”累積15,000FOP以上”に届きませんし、JALカード保有者で初回搭乗FLY ON ポイントボーナスキャンペーンの5,000FOP付与されたとしても13,900FOPとなり、まだ1,100FOP足りません。
残り1,100FOPをクラスJやファーストクラスなどの設定がないFDA運航路線のこの路線のみで獲得するには、特便割引運賃で搭乗する事のみとなります。
その場合、搭乗一回あたり400FOP増やすことが可能ですので、50回の搭乗のうち3回を特便割引運賃で搭乗する事で、合計FOPは15,100となり、JMBサファイアの条件を満たす事が可能です。
運賃は先程と同一日で10,500円になるので、3×10,500+47×5,100=271,200円となり、FOP単価5.42円で解脱となります。
まとめ
今回は大阪圏での残業フライトが可能な神戸空港の路線を紹介しました。
神戸空港発着では、神戸-高知路線のみの1路線となり大阪圏唯一の路線となりました。
フライト時間も乗継時間も短時間で、夕食をとる時間もない往復フライトとなりますが、それ故に神戸に20:00に戻ってくる事が出来ます。
コンパクトにまとまる所要時間と非常に強力なコストパフォーマンスは大阪圏在住者だけでなく他の地域からも利用してみたい魅力があります。
JMBサファイアの条件である15,000FOPを安価のこの路線の先得のみでは条件を満たす事が出来ませんので、特便を利用したりと少し考えなくてはいけませんが、大阪圏唯一の残業フライト可能な路線を、JGC修行の回数修行の参考にして頂ければ幸いです。
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