天草発着の残業フライトが可能なルートを紹介します。
既に当ブログに訪れて頂いている方にはもうお判りの事ですが、当ブログで勝手に名付けたネーミングです。
JAL系の修行の中で独自の修行スタイルである回数修行を勤務時間外にこなし、搭乗回数をコツコツ積み重ねる事です。
就労形態によっては朝に往復フライトに挑戦してから勤務に向かう形もありそうですが、一般的な会社員をモデルケースとして17時や18時頃に仕事を終えてから空港に向かい、その日のうちにまた戻ってくるスタイルです。
週一度のノー残業デーにフラッと空港に向かうも吉、働き方改革によって夕方以降に余裕のある方にもオススメの手法になります。
残業フライトの概要は上記の記事でまとめましたが、本記事では天草空港発着で、利用可能な路線・各地からの空港へのアクセスなどを見ていきます。
他空港からの残業フライトも上記リンクから辿れます。
空港へのアクセス
公共交通機関での天草空港へのアクセスは鉄道はありませんので、バスのみとなります。
自動車でのアクセスも、空港駐車場が無料なのは嬉しいところです。
バス
天草空港へは九州産交バスが運行しており、各地からの所要時間は下記の通りです。
| 乗り場 | 所要時間 |
| 本渡バスセンター | 14分 |
| 天草市役所前 | 13分 |
| 天草拓心高校入口 | 8分 |
| 一の瀬 | 5分 |
運賃や時刻表などは下記のHPで確認してください。
天草発着残業可能路線
天草空港発着で18時以降で往復可能路線は以下の1路線のみです。
天草-福岡 AXJ-FUK
18:00発のJAL3898便にて福岡に向かいます。
この便はAMX(天草エアライン)運航便です。
フライト時間は僅か40分となっており、福岡には18:40着となります。
福岡ではたったの30分の滞在となるので、あっという間に天草に戻ることになります。
復路は同じくAMX運航の19:10発のJAL3899便にて天草に戻ります。
フライト時間は往路より5分長く35分となりますが、それでも短時間なのは変わりません。
天草には19:45到着となり、この残業フライト終了となります。
往復ともにAMX運航となる為、機材はATR42-600となります。
この機体は『みぞか号』といって親子のイルカが描かれている事で有名です。
参考となりますが、2021年3月9日(火)の運賃が往路復路ともに11,810円となっていますので往復23,620円です。
この運賃で25往復できれば理論上590,500円で50回搭乗達成となり、FOP単価11.81円相当になります。
獲得FOPは先得(運賃3)で118×50=5,900FOPで、獲得マイル数は74×50=3,700マイル(JALカードCLUB-A保有時)です。
回数修行に必要な条件の一つ”累積15,000FOP以上”に届かない為、これだけではJGCを獲得することは出来ません。
JALカードを保有してれば初回搭乗FLY ON ポイントボーナスキャンペーンの5,000FOPが付与されますが、それでも10,900FOPですの、4,100FOP足りません。
この路線にはファーストクラスやクラスJの設定が無く、それに加え特便割引運賃の設定も記事作成時点で存在しません。
そうなると、この路線のみで獲得するには運賃1の運賃カテゴリーの普通運賃・往復割引・ビジネスきっぷ(JALカード会員が利用可能)などで搭乗するしかありません。
その場合、搭乗一回あたり556FOPとなりますので、50回の搭乗のうち10回を運賃1で搭乗する必要があります。
運賃1で10回・運賃3で40回搭乗することで、合計は15,280FOPとなりますので、JMBサファイアの条件を満たします。
運賃は先程と同一日だと、運賃1で最も安価なビジネスきっぷで16,410円になるので、10回×16,410円＋40回×11,810円＝636,500円となり、FOP単価12.73円で解脱となります。
まとめ
今回は天草空港での残業フライトが可能な路線を紹介しました。
天草空港は中心部から近くバスで約15分と短時間ですし、空港駐車場も無料となっている為アクセスは抜群です。
ですので残業フライト向きの空港ですが、この路線のみでの解脱は総費用が高いことが難点です。
しかし、天草エアラインの特徴のある機材やフレンドリーなサービスは一度は体験してみたい飛行体験です。
天草空港発着の残業フライトを天草ベースの方メインの修行行程になりそうですが、他の地域のJGC修行をお考えの方も修行ついでに天草エアラインを体験してみるのも良さそうです。
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