[SFC修行]プレミアムクラス大量加点!日帰りではどうか

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先日の記事ではプレミアムクラスを用いて大量PP加点を叶えるルートを一泊二日で紹介しました。
記事アクセス数などから、みなさんやはりプレミアムクラスで一気にPPを稼ぐ事に並々ならぬ興味があるようでした。

2020年は国際線を使った修行が壊滅的な状況の中、やはり一撃の獲得PP数は魅力的なものなのでしょう。
また、アッパークラスへの憧れ的な事もあるのかもしれませんし、プラチナステータス獲得後の予行演習も経験できてしまう一石二鳥の魅力が、PP単価の若干の悪化に目を瞑らせる要因でしょうか。

前回記事では一泊二日でスケジューリングしましたが、家を空けることが難しいなど宿泊に対する抵抗感が強い修行僧もやはり多く、もしかしたらこの道楽極まる航空修行に関して家族への後ろめたさもあるかもしれません。
という事で、今回の記事では日帰り可能な中で大量PPを獲得できるルーティングを東京(羽田)発着で3本組み立ててました。

日本周遊ルート

まずは、先日の一泊二日バージョンの宿泊地である広島からその日のうちに東京(羽田)に戻るルートです。
マップで見ると空の上で迷子になっているような複雑なコースを辿ります。

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Great Circle Mapper

記事執筆時点で最安で予約できる10月18日にで旅程を組んでみました。

ANA20201018-HND-OKA-ISG-OKA-FSZ
ANA HPより
ANA20201018-FSZ-CTS-HIJ-HND
ANA HPより

まずは東京(羽田)06:10発の沖縄(那覇)行きでスタートです。
機材はこのところお馴染みのB737-800(738)です。
2時間半のフライト中に朝食を楽しめます。

沖縄(那覇)には08:50に到着し、乗り継ぎ時間45分で09:25発の石垣行きに搭乗します。
機材は本日2回目の738です。

石垣空港

10:20に本ルート最南の地である石垣に到着しますが、南の島を感じる暇も無いまま乗継時間35分で10:55発で沖縄(那覇)にとんぼ返りですが、外へ出て上の写真でも撮影して南の島の空気感位は楽しめます。

石垣からの機材は本日3回目の738です。
沖縄(那覇)に12:00に到着し本日最長1時間20分の乗継時間があります。
せっかくのプレミアムクラス搭乗者ですから、入室資格のあるANAラウンジでゆっくりしましょう。

ラウンジで英気を養ったのち、プレミアムクラスNo1のPP単価を誇る沖縄(那覇)13:30発の静岡行きに搭乗です。
機材は本日4回目738です。
この搭乗を持って1列目を制覇してる場合もあるでしょう。

静岡着が16:20となり、35分の乗り継ぎで次は16:20発の便で札幌(新千歳)に向かいます。
機材は本日5回目738です。
飽きが来ないよう、そろそろ2列目を座席指定しておきたいところ。

18:00に今度は本ルート最北の地となる札幌(新千歳)に到着します。
ここでも北の大地を堪能する時間はなく乗継時間40分はお土産探しが精一杯でしょうか。

18:40札幌(新千歳)発で次は広島に向かいます。
機材は本日6回目の738です。
ここは飛行時間が比較的長いので、ゆっくり夕食の提供を楽しみます。

広島着が20:45となり、乗継時間は40分の後21:25発の東京(羽田)行きで本日ラストフライトです。
機材は本日7回目の738です。
残念ながら738のプレミアムクラス8席全てをコンプリートはできません。
東京(羽田)22:45着となり、この旅程が完結します。

日本周遊ルートまとめ

  便名 機材 出発 到着 PP 基本区間マイル 付与マイル※1 運賃種別※2
1 461 738 東京(羽田) 06:10 沖縄(那覇) 08:50 2,860 984 1,537 SVP
2 1763 738 沖縄(那覇) 09:25 石垣 10:20 1,017 247 385 SVP
3 1766 738 石垣 10:55 沖縄(那覇) 12:00 1,017 247 385 SVP
4 1264 738 沖縄(那覇) 13:20 静岡 15:35 2,557 863 1,347 SVP
5 1261 738 静岡 16:20 札幌(新千歳) 18:00 1,880 592 952 SVP
6 1272 738 札幌(新千歳) 18:40 広島 20:45 2,272 749 1,170 SVP
7 688 738 広島 21:25 東京(羽田) 22:45 1,435 414 646 SVP
合計             13,038   6,422  
※1 付与マイル数は、ANAワイドゴールドカード保有・ステータス無しの場合
※2 運賃種別欄 SVP=SUPER VALUE PREMIUM

合計運賃 167,700
獲得PP 13,038
PP単価 12.29

複雑なルート、乗継時間の短さ、1日7レグとなり修行僧ならではの旅程ですが、その甲斐あって本日紹介する3つのルートの中ではPP単価は1位となかなか良い結果となりました。
獲得PPは3位とはなりましたが、13,000オーバーと素晴らしいのではないでしょうか。
機材は全て738となり、738を知り尽くしてしまいそうですし、1日7レグ全てプレミアムクラスですから食事・軽食合わせて7回提供されます。
食べ過ぎにも注意が必要かもしれません。

沖縄(那覇)・福岡経由宮古往復ルート

上のルートに比べてスッとシンプルになりました。
考え方としては、東京(羽田)⇔宮古の往復を沖縄(那覇)&福岡乗り継ぎと考えればわかりやすいでしょう。

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Great Circle Mapper

平日ではありますが執筆時点で最安値で予約できる10月6日で旅程を組んでみました。

ANA20201006-HND-OKA-FUK-MMY-FUK
ANA HPより
ANA20201006-FUK-OKA-HND
ANA HPより

まずは日本周遊ルートと同様、東京(羽田)06:10発で沖縄(那覇)に向かいます。
機材は当然ですが738です。
先ほどのパターンと同様、長いフライト時間を朝食タイムとして楽しめます。

8:50に沖縄(那覇)に到着し、乗継時間40分で今度は福岡に向かいます。
相変わらず機材は738で沖縄(那覇)09:30に出発。
先ほど朝食を済ませたばかりですがやはり食事の提供はあります。
福岡到着が11:15ですので、1時間40分のフライトです。

那覇空港での乗継時間は今回も40分と短時間で今度は宮古行きに搭乗です。
機材はやはり、と言うかもはや定番化しつつある738です。
宮古着が14:35となり前半戦終了です。

ここからは今まで来たルートを戻っていきます。
前半終了と言ってものんびりできるハーフタイムのようなものは無く、宮古での乗継時間はまたまた40分、14:35発で福岡に向かいます。
機材は言うまでもなく738です。

16:30に福岡に到着し、福岡での乗継時間は本日最長の2時間あります。
電車で博多なら5分、天神なら11分でアクセスすることが可能なので、食べたいお店・買いたいお土産など行き先が決まっていれば向かうことが可能な時間があります。
もしくは空港内にもラーメン滑走路というラーメン店が集結していますので、少しではありますが福岡を感じることはできます。

束の間の福岡を満喫した後、18:30発の沖縄(那覇)行きに搭乗します。
機材はそろそろ空飛ぶ別荘と勘違いしそうな738です。
福岡でラーメンなんかを堪能していたらここでの食事の提供は受けづらいかもしれません。

20:15に沖縄(那覇)に到着し、乗継時間50分で本日最後の東京(羽田)行きに乗り込みます。
今回の機材も738です。
飛行時間が長いのでこの便でのんびり夕食です。
東京(羽田)到着が23:30となりこの旅程が終了となります。

沖縄(那覇)・福岡経由宮古往復まとめ

  便名 機材 出発 到着 PP 基本区間マイル 付与マイル※1 運賃種別※2
1 461 738 東京(羽田) 06:10 沖縄(那覇) 08:50 2,860 984 1,537 SVP
2 1202 738 沖縄(那覇) 09:30 福岡 11:15 1,742 537 838 SVP
3 1877 738 福岡 11:55 宮古 13:55 2,107 683 1066 SVP
4 1878 738 宮古 14:35 福岡 16:30 2,107 683 1066 SVP
5 1213 738 福岡 18:30 沖縄(那覇) 20:15 1,742 537 838 SVP
6 478 738 沖縄(那覇) 21:05 東京(羽田) 23:30 2,860 984 1,537 SVP
合計             13,418   6,882  
※1 付与マイル数は、ANAワイドゴールドカード保有・ステータス無しの場合
※2 運賃種別欄 SVP=SUPER VALUE PREMIUM

合計運賃 167,700
獲得PP 13,418
PP単価 12.50

機材は日本周遊ルート同様全て738、乗継時間は福岡での2時間以外は全て50分以内なのでかなり忙しい旅程ですが、日本周遊ルートに比べれば単純な旅程ですので混乱はないのではと思います。
札幌や石垣を行ったり来たりすると機構的に体調面でも厳しいかもしれませんが、このルートではその心配も無用です。
尤も、空港から外に出なければさほど気温差なども体感できないのですが。
今回紹介のルートの中で獲得PPは2位、PP単価も2位となりなんとも無難な結果になりました。
ちなみに、休日の10月4日の日曜日で検索すると、合計運賃168,900円、PP単価12.59円と僅かな差ですので休日の修行でも活用可能です。

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沖縄・石垣往復ルート

3本目のルートはさらにシンプルです。
東京(羽田)を出て沖縄(那覇)経由の石垣行きの往復と、東京(羽田)ー沖縄(那覇)の往復を足し合わせたルートです。
ルートマップでは沖縄(那覇)経由の単純往復に見えますが、実際の飛行は東京(羽田)・沖縄(那覇)間が2往復の4本が重なったルートであります。

HND-OKA-ISG
Great Circle Mapper

執筆時点最安で予約できる10月4日で旅程を組んでみました。

ANA20201004-HND-OKA-ISG-OKA-HND
ANA HPより
ANA20201004-HND-OKA-HND
ANA HPより

1レグ目の東京(羽田)06:10発沖縄(那覇)8:50着、2レグ目の沖縄(那覇)09:25発石垣10:20着、3レグ目の石垣10:55発沖縄(那覇)12:00着までは日本周遊ルートと全く同様になりますのでもちろん機材は738です。

しかし4レグ目からは違います。
沖縄(那覇)発12:50の便で東京(羽田)に戻りますが、なんと機材は738ではなくワイドボディのB777-200(772)です。
プレミアムクラスの座席配列は2-3-2の21席もありますので、738の8席とは規模が違いすぎて座席指定で迷いそうなほどの座席数です。
大型機でゆったりと東京へと進みます。

15:15にスタートの地である東京(羽田)に戻ってきますが、ここで終わりではありません。
2時間後の17:15発の便でまたもや沖縄(那覇)に向かいます。
機材は738マニアと化している身体には驚きの連続ワイドボディ、B787-8(78P)です。
この機体のプレミアムクラスは2-2-2の12席です。
大きめの機窓が楽しい窓側を指定したいところです。

19:50に沖縄(那覇)に到着し、乗継時間1時間15分で21:05発の東京(羽田)行きに搭乗し東京に戻ります。
機材はある意味で締め括りに相応しい738です。
もはや我が家に帰ってきた気持ちにもなる慣れ親しんだ738でリラックスしたフライトと食事を楽しみます。
23:30に東京(羽田)に到着し完遂となります。

石垣ルートまとめ

  便名 機材 出発 到着 PP 基本区間マイル 付与マイル※1 運賃種別※2
1 461 738 東京(羽田) 06:10 沖縄(那覇) 08:50 2,860 984 1,537 SVP
2 1763 738 沖縄(那覇) 09:25 石垣 10:20 1,017 247 385 SVP
3 1766 738 石垣 10:55 沖縄(那覇) 12:00 1,017 247 385 SVP
4 996 772 沖縄(那覇) 12:50 東京(羽田) 15:15 2,860 984 1,537 SVP
5 1097 78P 東京(羽田) 17:15 沖縄(那覇) 19:50 2,860 984 1,537 SVP
6 478 738 沖縄(那覇) 21:05 東京(羽田) 23:30 2,860 984 1,537 SVP
合計             13,474   6,918  
※1 付与マイル数は、ANAワイドゴールドカード保有・ステータス無しの場合
※2 運賃種別欄 SVP=SUPER VALUE PREMIUM

合計運賃 170,880
獲得PP 13,474
PP単価 12.68

3ルートの中で獲得PP数は1位と素晴らしい結果なのですが、しかしPP単価は3位となり少々残念な感じになります。
他のルートと比べると単純なルートですが機材は738のみではなく772や78Pと違った機材を楽しめるのがこのルートの良い所なのではないでしょうか。

まとめ

全ルート共に12,500PPを超えているの事が重要な意味を持ちます。
プラチナステータス獲得の50,000PPの1/4以上を獲得できる事で、同じルートもしくは組み合わせで上記のルートいずれかを4セット、すなわち4日間で解脱できることになります。
土日を2回でも良いですし、毎月1回平日にフライトしても秋には50,000PPが見えてきます。

海外を利用した修行が出来ない昨今、少ない日数しかも宿泊なしで修行を考えている方にはかなり強くオススメできるルートだと思います。
プレミアムクラスは搭乗の度に食事や軽食が提供されるので食べ過ぎ飲み過ぎは注意が必要と言えます。
断れば良いだけなのですが、せっかくだからと欲を出してしまいがちです。
到着地の空港での食事も普段味わうことのできないメニューがあったりするので、プレミアムクラスに連続搭乗するこのスタイルの修行は、食事の選択が最重要なポイントなのかもしれません。

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