沖縄(那覇)発着BEST30(11月搭乗分)バリュートランジット28[SFC修行]

先日発表されたANA VALUE TRANSIT28(11月搭乗分)2021年10月31日〜11月30日から、今回は修行の聖地・沖縄(那覇)のBEST30を紹介します。

最新版を含め、まだ間に合う前月搭乗分や過去のランキングはこちらに一覧があります。

全設定路線のPP単価10月搭乗分BEST100の記事は以下のリンクからどうぞ。

本記事では、その中から沖縄(那覇)発着のBEST30を紹介します。
また、ランキングに載らなかった路線も含め2区間合計の獲得PP数をまとめてあります。

バリュートランジット28の詳細(運賃・マイル・PP等)についてはこちらの記事をご覧ください。

沖縄(那覇)発着

沖縄(那覇)発着の設定路線数は195路線(前月比-1)が設定され、ほぼ変わらない設定便数となりました。
PP単価10円を下回る路線は97路線(前月比+2)と、運賃・単価面でも変化の少ない11月搭乗分であります。

表中の最安運賃は旅客施設使用料を含んでいませんので、実際のPP単価は下記から変化しますのでご注意ください。
バリュートランジットを利用の場合は、出発地と到着地そして経由地x2の旅客施設利用料が加算されます。
例　沖縄-東京(羽田)-小松の場合は、120円+290円x2+0円=700円となります。

それではBEST30をご覧ください。

	出発	経由地	到着	便名	最安運賃	合計PP	PP単価
1	小松	東京(羽田)	沖縄	754 / 473	11,700	2,192	5.34
2	沖縄	大阪(伊丹)	青森	762 / 1853	12,900	2,292	5.63
3	大館能代	東京(羽田)	沖縄	722 / 1095	13,900	2,347	5.92
4	沖縄	東京(羽田)	庄内	460 / 395	13,500	2,203	6.13
5	青森	大阪(伊丹)	沖縄	1852 / 765	14,100	2,292	6.15
6	大館能代	東京(羽田)	沖縄	720 / 473	14,500	2,347	6.18
7	秋田	東京(羽田)	沖縄	406 / 475	14,500	2,294	6.32
8	庄内	東京(羽田)	沖縄	398 / 475	14,500	2,203	6.58
9	沖縄	東京(羽田)	庄内	464 / 397	14,500	2,203	6.58
10	沖縄	東京(羽田)	能登	464 / 749	14,500	2,186	6.63
11	能登	東京(羽田)	沖縄	748 / 473	14,500	2,186	6.63
12	富山	東京(羽田)	沖縄	316 / 475	14,500	2,140	6.78
13	沖縄	名古屋(中部)	札幌(千歳)	2520 / 4835	17,600	2,534	6.95
14	沖縄	東京(羽田)	秋田	994 / 405	16,400	2,294	7.15
15	札幌(千歳)	名古屋(中部)	沖縄	706 / 309	18,200	2,534	7.18
16	小松	東京(羽田)	沖縄	758 / 479	15,900	2,192	7.25
17	沖縄	東京(羽田)	大館能代	996 / 723	17,200	2,347	7.33
18	大阪(伊丹)	福岡	沖縄	419 / 1205	12,100	1,635	7.40
19	大阪(伊丹)	福岡	沖縄	425 / 1211	12,100	1,635	7.40
20	大阪(伊丹)	福岡	沖縄	427 / 1217	12,100	1,635	7.40
21	大阪(伊丹)	福岡	沖縄	3155 / 1207	12,100	1,635	7.40
22	沖縄	東京(羽田)	小松	996 / 755	16,400	2,192	7.48
23	札幌(千歳)	東京(羽田)	沖縄	62 / 477	20,000	2,641	7.57
24	札幌(千歳)	東京(羽田)	沖縄	64 / 1095	20,100	2,641	7.61
25	大館能代	東京(羽田)	沖縄	724 / 479	18,000	2,347	7.67
26	大阪(伊丹)	熊本	沖縄	523 / 1867	12,100	1,576	7.68
27	小松	東京(羽田)	沖縄	756 / 2429	17,100	2,192	7.80
28	富山	東京(羽田)	沖縄	322 / 479	16,700	2,140	7.80
29	沖縄	東京(羽田)	札幌(千歳)	464 / 69	20,800	2,641	7.88
30	大阪(伊丹)	鹿児島	沖縄	541 / 2483	12,100	1,536	7.88
31	大阪(伊丹)	鹿児島	沖縄	3175 / 2485	12,100	1,536	7.88

沖縄(那覇)発着BEST30は、札幌(新千歳)が5便(前月比-5)・東北方面が10便(前月比-4)・北陸方面が7便(前月比±0)となり、札幌や東北がやや便数を減らした中でこれまであまりランキングに顔を出してこなかった大阪(伊丹)が7便ランクインしました。
行き先のバリエーションが豊富になり、偏りが少ないランキングになりました。

今回は29位タイで3便あるので31位まで記載しています。
KING of VALUE-TRANSITの異名を持つ沖縄(那覇)発着は、その29位でも全体ランキングの43位であり、優秀な路線が多くランクインしており、行き先も豊富なBEST30となっています。

小松-東京(羽田)-沖縄(那覇)

沖縄(那覇)発着11月搭乗分の第1位は小松-東京(羽田)-沖縄(那覇)となります。
庄内-那覇と熾烈な1位争いを続ける両路線ですが、今回は小松に軍配が上がりました。
PP単価は先月1位の5.04円からは0.3ポイント悪化しましたが、それでも堂々の5.34円は立派な数値であり、小松発着が可能な修行僧を全国の修行僧は羨ましく思うものです。

しかしこの路線の往路はPP単価7.25円で16位と低い順位なのが玉に瑕。
往復で旅程を組んだ場合、往復平均PP単価6.30円にまで悪化します。
悪化するとは言っても6円台前半ですから堂々と胸を張って往復できます。
往復での獲得PP数は4,384PPです。

沖縄(那覇)-大阪(伊丹)-青森

次に紹介するのは、ランキング上位かつ往復旅程では最上位になる 第2位の沖縄(那覇)-大阪(伊丹)-青森です。
まるで直行便のようなマップのこの路線、1位の座は譲りましたが那覇着の復路は5位にランクインしていることで、往復ではこちらが有利です。
第2位の往路はPP単価5.63円と素晴らしく、往復旅程を組んだ場合の平均PP単価は5.89円と第1位の小松路線を上回るパフォーマンスです。
往復での獲得PP数は4,584PPと、こちらも小松路線より優れています。

大阪(伊丹)-福岡-沖縄(那覇)

最後は、最近のランキングでは珍しい大阪(伊丹)-福岡-沖縄(那覇)です。
18位からズラリと並び存在感をアピールしていまして、他にも鹿児島経由が29位タイに現れ大阪(伊丹)-沖縄(那覇)がなにやら賑やかです。
しかし、往復で考えた場合の福岡経由の往路はPP単価11.19円で139位とは使いにくく、せっかくの沖縄発着が台無しです。
沖縄(那覇)発で優良路線でフライトを繋ぎ、最後に大阪(伊丹)から那覇に戻る際に使う際には活躍しそうです。
そういう意味では、ランキングで存在感を示していても使い方を考えなければいけない、上級者向けと言えそうです。

同時期のプレミアム28

沖縄(那覇)発着に絞ったランキングではなく全国版ベスト100ですが、本記事と同時期のプレミアムクラスのPP単価ランキングはこちらです。
組み合わせて旅程を組む場合などの参考にどうぞ。

まとめ

沖縄(那覇)発着の11月搭乗分は、BEST30内の30位ですらPP単価7円台と言う強力さは相変わらずバリュートランジットのキングの名にふさわしく、立地面から来る獲得PPの大きさも特筆に値します。
30位以降を見ても97位までがPP単価10円以下です。
SFC修行の分水嶺ともいえるPP単価10円未満であれば選り取り見取りの沖縄(那覇)発着は、他の空港ベースの修行僧にとっても垂涎の発着地であります。
那覇着のバリュートランジットが地元空港から設定されている方は幸運であり、設定がない方も工夫して那覇や接続可能空港に向かい、これら優良路線を味わい尽くしたいと心から思えるラインナップです。
台風シーズンも過ぎ、最後の追い込みには絶好の季節です。
感染症が理由で自重していた方も一気に11/12月で解脱まで駆け抜けることも、現時点で減少傾向にある新規感染者数も背中を押してくれるかもしれません。

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