先日発表されたANA VALUE TRANSIT28(9月搭乗分)2021年9月1日〜9月30日から、今回は修行の聖地・沖縄(那覇)のBEST30を紹介します。
最新版を含め、まだ間に合う前月搭乗分や過去のランキングはこちらに一覧があります。
全設定路線のPP単価9月搭乗分BEST100の記事は以下のリンクからどうぞ。
本記事では、その中から沖縄(那覇)発着のBEST30を紹介します。
また、ランキングに載らなかった路線も含め2区間合計の獲得PP数をまとめてあります。
バリュートランジット28の詳細(運賃・マイル・PP等)についてはこちらの記事をご覧ください。
沖縄(那覇)発着
沖縄(那覇)発着の設定路線数は198路線(前月比-20)が設定され、先月から20便の減少となりました。
しかしPP単価10円を下回る路線は96路線(前月比+11)と、こちらは1割程度増加しており、他地域発着同様にSFC修行に使える路線は手厚くなった印象です。
表中の最安運賃は旅客施設使用料を含んでいませんので、実際のPP単価は下記から変化しますのでご注意ください。
バリュートランジットを利用の場合は、出発地と到着地そして経由地x2の旅客施設利用料が加算されます。
例 沖縄-東京(羽田)-小松の場合は、120円+290円x2+0円=700円となります。
それではBEST30をご覧ください。
出発 | 経由地 | 到着 | 便名 | 最安運賃 | 合計PP | PP単価 | |
1 | 庄内 | 東京(羽田) | 沖縄 | 398 / 477 | 11,100 | 2,203 | 5.04 |
3 | 秋田 | 東京(羽田) | 沖縄 | 406 / 475 | 13,200 | 2,294 | 5.75 |
2 | 沖縄 | 東京(羽田) | 秋田 | 994 / 405 | 13,200 | 2,294 | 5.75 |
4 | 沖縄 | 東京(羽田) | 能登 | 462 / 749 | 12,600 | 2,186 | 5.76 |
5 | 沖縄 | 東京(羽田) | 庄内 | 460 / 395 | 12,800 | 2,203 | 5.81 |
6 | 稚内 | 東京(羽田) | 沖縄 | 574 / 2429 | 17,200 | 2,894 | 5.94 |
7 | 沖縄 | 東京(羽田) | 庄内 | 464 / 397 | 13,100 | 2,203 | 5.95 |
8 | 札幌(千歳) | 大阪(関西) | 沖縄 | 1712 / 1737 | 15,300 | 2,507 | 6.10 |
9 | 沖縄 | 東京(羽田) | 小松 | 996 / 755 | 13,400 | 2,192 | 6.11 |
10 | 小松 | 東京(羽田) | 沖縄 | 756 / 479 | 13,900 | 2,192 | 6.34 |
11 | 沖縄 | 大阪(関西) | 札幌(千歳) | 1734 / 1713 | 16,500 | 2,507 | 6.58 |
12 | 庄内 | 東京(羽田) | 沖縄 | 400 / 479 | 14,700 | 2,203 | 6.67 |
13 | 能登 | 東京(羽田) | 沖縄 | 750 / 479 | 14,700 | 2,186 | 6.72 |
16 | 大館能代 | 東京(羽田) | 沖縄 | 722 / 1097 | 16,300 | 2,347 | 6.95 |
14 | 沖縄 | 東京(羽田) | 大館能代 | 464 / 723 | 16,300 | 2,347 | 6.95 |
15 | 沖縄 | 東京(羽田) | 大館能代 | 994 / 721 | 16,300 | 2,347 | 6.95 |
17 | 小松 | 東京(羽田) | 沖縄 | 754 / 473 | 15,400 | 2,192 | 7.03 |
18 | 沖縄 | 名古屋(中部) | 札幌(千歳) | 306 / 715 | 18,000 | 2,534 | 7.10 |
19 | 大館能代 | 東京(羽田) | 沖縄 | 720 / 473 | 16,900 | 2,347 | 7.20 |
20 | 能登 | 東京(羽田) | 沖縄 | 748 / 473 | 16,200 | 2,186 | 7.41 |
21 | 秋田 | 東京(羽田) | 沖縄 | 404 / 471 | 17,100 | 2,294 | 7.45 |
22 | 沖縄 | 名古屋(中部) | 秋田 | 306 / 1839 | 16,400 | 2,183 | 7.51 |
23 | 沖縄 | 名古屋(中部) | 札幌(千歳) | 2520 / 4835 | 19,100 | 2,534 | 7.54 |
24 | 富山 | 東京(羽田) | 沖縄 | 316 / 473 | 16,200 | 2,140 | 7.57 |
25 | 札幌(千歳) | 東京(羽田) | 沖縄 | 62 / 477 | 20,000 | 2,641 | 7.57 |
26 | 沖縄 | 東京(羽田) | 札幌(千歳) | 994 / 65 | 20,100 | 2,641 | 7.61 |
27 | 沖縄 | 大阪(伊丹) | 青森 | 762 / 1853 | 17,500 | 2,292 | 7.64 |
28 | 札幌(千歳) | 名古屋(中部) | 沖縄 | 706 / 309 | 19,400 | 2,534 | 7.66 |
29 | 秋田 | 東京(羽田) | 沖縄 | 408 / 2429 | 17,800 | 2,294 | 7.76 |
30 | 富山 | 東京(羽田) | 沖縄 | 314 / 471 | 16,700 | 2,140 | 7.80 |
沖縄(那覇)発着BEST30は、北海道方面が8便・東北方面が14便・北陸方面が8便となり、東北方面が目立つランキングになりました。
KING of VALUE-TRANSITの異名を持つ沖縄(那覇)発着は、たとえ30位でも全体ランキングの43位であり、優秀な路線が多くランクインしており、行き先も豊富なBEST30となっています。
庄内-東京(羽田)-沖縄(那覇)
沖縄(那覇)発着9月搭乗分の第1位は庄内-東京(羽田)-沖縄(那覇)となります。
7月まで4ヶ月連続1位だった庄内路線が1ヶ月置いて1位の座に返り咲きとなりました。
しかもPP単価は5.04円と、先月1位路線の5.47円から大きく改善を果たし、PP2倍キャンペーンも相まって非常に強力な路線になりました。
この路線の往路は5位にPP単価5.81円でランクインしており、平均PP単価5.42円で往復可能なオススメの路線となります。
往路ではさらに7位にもPP単価5.95円でランクインする便もあり、使い勝手も良好です。
プレミアムポイントは片道2,192ポイントですので往復では4,384ポイントを獲得する事が可能です。
この9月は2倍キャンペーン期間中ですから、往復で8,768ポイントまで伸ばすことができます。
沖縄(那覇)-東京(羽田)-秋田
次に紹介するのは、惜しくも2位となった沖縄(那覇)-東京(羽田)-秋田です。
2位とはなりましたが往復利用時のPP単価の悪化が少なく、1位の庄内路線に負けず劣らずの使い勝手となっています。
PP単価は5.75円と依然5円台となる優秀な路線です。
往復ともに2位タイにランクインしていますので、平均PP単価も5.75円と変わらず5円台で往復可能な路線となっています。
さらに21/29位に復路・22位に往路がPP単価7円台でランクインしていて、フレキシブルに旅程が組めそうです。
獲得PPは2,294ポイントと庄内よりやや増加する事も期待できる点です。
往復での獲得PPは4,588ポイントを獲得する事が出来て、PP2倍で9,000を超える点も見逃せません。
稚内-東京(羽田)-沖縄(那覇)
最後は沖縄(那覇)発着で最大獲得PPとなる稚内-東京(羽田)-沖縄(那覇)です。
最北の地から東京を経由し沖縄(那覇)へ向かうこの路線は2,894PPを獲得できて、PP単価も6位の5.94円と申し分ないスペックです。
2倍キャンペーン期間中であるこの9月に往復できれば、計算上11,576ポイントを獲得できるのですが、今月のバリュートランジットに往路の設定がないのが玉に瑕。
他の経由地を使って複数のバリュートランジットを組み合わせたり、他の運賃区分を使ったりする必要があります。
そう言った点を考えるとこの設定は初心者向きではなく、しかもこれまでの運行状況を見ていると欠航リスクも高い路線であります。
複数を組み合わせることに慣れていつつ、欠航での柔軟な対応が求められる中上級者向けの路線と言えそうです。
同時期のプレミアム28
沖縄(那覇)発着に絞ったランキングではなく全国版ベスト100ですが、本記事と同時期のプレミアムクラスのPP単価ランキングはこちらです。
組み合わせて旅程を組む場合などの参考にどうぞ。
まとめ
沖縄(那覇)発着の9月搭乗分は、BEST30内の30位ですらPP単価7円台と言う強力さは相変わらずバリュートランジットのキングの名にふさわしく、立地面から来る獲得PPの大きさも特筆に値します。
30位以降ももなんと96位までがPP単価10円以下です。
SFC修行の分水嶺ともいえるPP単価10円未満であれば選り取り見取りの沖縄(那覇)発着は、他の空港ベースの修行僧にとっても垂涎の発着地であります。
那覇着のバリュートランジットが地元空港から設定されている方は幸運であり、設定がない方も工夫して那覇や接続可能空港に向かい、これら優良路線を味わい尽くしたいと心から思えるラインナップです。
全国からの注目度の高い沖縄(那覇)発着VT28もPP2倍キャンペーン最終月です。
これから修行を始める場合もスタートダッシュに都合が良く、これまでの8ヶ月でPPを積み上げてきた方には仕上げのフライトに、もしくはダイヤモンド修行など更なる高みを目指すにも好都合です。
コメント
こんばんは、沖縄を絡めるとやはり安定してお得ですね。遠いから当たり前といえば当たり前なんでしょうけど。海外に行けないから修行僧にとったら聖地ですね。
そうですね
今の状況では那覇・宮古・石垣が大きくポイントを伸ばすには必須でしょう
九州からだと使いにくいですが、それ以外からであれば沖縄が修行僧の聖地と言えそうです。
こんばんは、なるほど、ですね。
>宮古・石垣が大きくポイント
ぜひ活用してください。