GoToトラベルキャンペーン適用時のANAトラベラーズの注意点

GoTOキャンペーン・ホテル割引

最近、改悪したり、復活したりとゴタゴタしている感じのするGoToトラベルキャンペーンです。
ANAトラベラーズでは何も変わらず満額での割引適用で利用可能なのですが、そのゴタゴタとは別に少々注意が必要なところがあったのでお知らせしたいと思います。

ANAトラベラーズ

ANAトラベラーズとは、ANAHD傘下のANAセールス株式会社が扱う国内・海外旅行商品を扱うブランドです。
ホテル・ツアー・レンタカーなどがあり、以前からのSFC修行僧にはお馴染みの旅作もここに含まれ、さらに古くからの旅行者にはANAスカイホリデーなどもここに統合されています。

今年はほぼ不可能になってしまいましたが海外修行ではホテル予約の必要性も高くなる為、旅作を利用して修行を実施していた人も多かったものです。
本年に関しては、GoToトラベルキャンペーンに航空券単体では適用されず、GoToキャンペーンの恩恵に与かるにはこのANAトラベラーズを活用することが鍵となっています。
当ブログでも、2020年SFC修行としてGoTo適用の修行合宿と称し東京発着大阪発着名古屋発着の記事を、2021年修行として東京発着大阪発着などを記事にして紹介してきました。
これらの旅程構築のベースになっているのが、このANAトラベラーズの中のANAトラベラーズダイナミックパッケージやANAトラベラーズホテルです。
これら旅行商品を組み入れて旅程を構築する事で、GoToキャンペーンの恩恵を受けPP単価の改善を図ることもできる場合があります。

しかし記事作成の為に調べていると、キャンペーン適用前の価格と適用後の価格が変わらないものや、逆に宿泊費が高いホテルの方がキャンペーン適用後では安くなるなどややこしい現象があります。
本記事ではその辺りの事例とカラクリを解説します。

事例1

当ブログの過去記事でもさんざん登場しているHOTEL STorKです。
ANAトラベラーズホテルやANAトラベラーズダイナミックパッケージで「安い順」で並び替えると最安値で出てくるホテルです。
下記の画像は先日紹介した東京(羽田)発着と大阪圏発着のGoTo適用の記事で最安値で検索した際に出てきた宿泊代金です。

HOTEL_StoRK_20210109-10
ANA HPより

通常料金2,130円のところ、キャンペーン適用後も変わらず2,130円です。
これは、HOTEL STorKに限った話ではなく、この辺りの価格帯の場合に発生する「キャンペーン適用でも安くならない」ですので、同価格帯のホテルやツアーにも当てはまります。

事例2

次の例は、通常料金が高いホテルの方がキャンペーン適用で安くなるという逆転現象です。

グランドキャビンホテル那覇小禄
ANA HPより

一例として紹介するのはグランドキャビンホテル那覇小禄です。
最寄駅が那覇空港からゆいレールで一つ目の駅という立地でゆいレールの運賃も230円と修行の周辺費用も圧縮できる為、ホテルは寝るだけと割り切れるなら沖縄タッチ系の修行僧にとっては価格・ロケーションの両面で最良の宿泊地と言えます。
観光を盛り込みたい場合やホテル修行を同時実施する場合には当てはまりませんが、PP単価至上主義で鼻息も荒い修行僧には人気のホテルと言えます。

そんな修行僧に嬉しいこのホテルのこの例での宿泊料金は3,000円となっており、キャンペーン適用後だと破格の2,000円になります。
事例1のホテルより僅かですが130円安くする事ができました。
HOTEL StoRKと比較するとゆいレールの運賃が70円安くなりつつ、駅から徒歩3分とHOTEL StoRKよりも駅からの徒歩が短くなります。
飛行機に乗りまくる修行僧には那覇空港から近いホテルというのは価値があるのではないでしょうか。

話が逸れましたが、キャンペーン適用前の宿泊代金が高いホテルの方が適用後に安くなるという逆転現象です。

事例3

事例2では別々のホテルを比較していますが、実は同一ホテル同一ルームでも逆転現象が起こり得ます。

ホテルサン沖縄
ANA HPより

事例2で紹介したパターンとは違い、こちらのホテルではどちらのプランでも割引が適用されています。
どちらのプランでもキャンペーン適用で割引かれるのですが、割引額が違う為に最終価格は逆転してしまいます。

事例4(ダイナミックパッケージの場合)

ツアーの場合にも似た様な逆転現象はあり、安い順で検索すると割引適用前の運賃での安い順に並ぶ為、同ホテルの中でも下記のように表示されます。
航空券部分にこの様な現象は無いので、ホテルを選択する際に注意を払う必要があります。

リーガロイヤルグラン沖縄
ANA HPより

フライト+宿泊合計で39,900円のプラン(禁煙/洋室/シティビューツイン/6-10階)が最安値で最上段に出てきます。
しかし、ひとつ下段の700円高い40,600円のプランは39,900円のプランとはプラン名は違いますが、内容は禁煙/洋室/シティビューツイン/6-10階となっていますので同じ内容で40,600円です。
この両プランの割引後の価格は前者が26,900円・後者が26,600円となり、キャンペーン適用前の値段が700円高いプランの方がキャンペーンを適用すると300円お得となる結果となりました。

カラクリ

GoToキャンペーンはスタートから混乱がありましたが、この様な謎の現象が発生することも混乱の要因かもしれません。
ですが、仕組みを理解すれば最もお得なプランは何かを比較的簡単に見出せます。

ホテルやツアーなどをANAトラベラーズで検索すると、下記の画像が出てきます。

Go To Travel キャンペーン
ANA HPより

その中で画像の赤で囲われた部分に注目してください。
「支援金額は1,000円未満切り捨てとなります」
割引額の1,000円未満切り捨てとなっており、ここに注意が必要となります。

支援金額が1,000円未満切り捨てですので、旅行代金の35%が1,000円以上にならなければ支援金の充当は無い(すなわち割引かれない)事になり、35%相当額が5,001円の場合と5,999円の場合はキャンペーン適用後は同額になります。
さらに35%相当額から1,000円未満を引いた額がベースの価格差を超えた場合はキャンペーン適用プラン同士でも逆転します。

事例1の場合は2,130円の35%は746円で1,000円未満となってしまう為、キャンペーンを適用しても変わらないのです。
宿泊代金が安い(2,858円未満)のホテルでこの状況に陥ります。
もし仮に2,858円の代金であれば1,858円になり、宿泊費を最大限押さえながら支援金額を満額で享受できる計算になります。

事例2の場合は、キャンペーン適用される金額以下の宿泊代金のホテルに対して、キャンペーン適用後により安くなる事例です。
2,130円では事例1の通り、支援金の充当がありませんが、3,000円の宿泊代金の場合は35%相当分(1,050円)から1,000円未満切り捨てて1,000円が充当される為に結果として2,000円になり逆転しました。

事例3では同一ホテル同一ルームでも事例2と同じ現象が発生していて、両プランとも支援金充当がありますが、8,400円のプランでは2,000円の支援金額に対して、8,600円のプランの場合は3,000円の支援金額が充当され、最終的には800円逆転します。

ANAトラベラーズホテルだけでなく、航空券とホテルのパッケージであるダイナミックパッケージでも似た様な状況となります。
39,900円のプランでは35%の支援金額は13,965円となりますが、先ほどお伝えしたように1,000円未満は切り捨てとなってしまう為、実際の割引額は13,000円になります。
そうなると、キャンペーン適用後は39,900-13,000=26,900円となります。
一方で、40,600円のプランの支援金額は14,210円で1,000円未満切り捨てた実質の割引額は14,000円になり、結果としては高い方のプランが逆転して安価になります。

まとめ

以上を踏まえて表にまとめると以下の様になります。

旅行代金支援金額再検討の余地あり
〜2,857円0円1,859 〜 2,857円
2,858〜5714円1,000円4,716 〜 5,714円
5,715〜8,571円2,000円7,573 〜 8,571円
8,572〜11,428円3,000円10,430 〜 11,428円
11,429〜14,285円4,000円13,287 〜 14,285円
14,286〜17,142円5,000円16,144 〜 17,142円
17,143〜19,999円6,000円19,001 〜 19,999円
20,000〜22,857円7,000円21,859 〜 22,857円
22,858〜25,714円8,000円24,716 〜 25,714円
25,715〜28,571円9,000円27,573 〜 28,571円
28,572〜31,428円10,000円30,430 〜 31,428円
31,429〜34,285円11,000円33,287 〜 34,285円
34,286〜37,142円12,000円36,144 〜 37,142円
37,143〜39,999円13,000円39,001 〜 39,999円
40,000円〜14,000円

これで価格帯別の支援金額が一目でわかります。
ただし、右側の列「再検討余地あり」の価格帯の場合は一つ上の価格帯を検討するべきかもしれません。
とは言っても1円から999円の範囲と非常に狭く、わざわざ割引額の最大化に夢中になるくらいなら、空港アクセスの費用などとの合算で総合的なPP単価が低く押さえられることの方が重要なのは言うまでもありません。

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