12月搭乗分VT28でNo.1の小松-沖縄(那覇)を東京(羽田)発着でSFC修行を組む

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小松-那覇を羽田から

先日バリュートランジット28の12月搭乗分が発表されました。
12月搭乗分は先月よりPP単価が改善され、久しぶりに4円台が復活しました。
今回はその中で3ヶ月連続No1だった庄内-東京(羽田)-沖縄(那覇)を抜いてNo1PP単価(4.70円)に輝いた小松-東京(羽田)-沖縄を使って東京(羽田)発着を日帰りで組み立ててみます。
やはり沖縄路線が絡む事で獲得PP数も4,000PP弱、No1PP単価路線を組み込む事でトータルPP単価も7円台前半でまとめることが可能です。

今回のメイン路線

前文で述べた通り、11月搭乗分まで不動の王座だった庄内-沖縄(那覇)を抜いて堂々の首位となった小松-東京(羽田)-沖縄(那覇)を使います。
この区間の獲得PP数は2,192ポイントで、往復で利用可能なら4,000オーバーのポテンシャルを持っています。

小松-東京(羽田)-沖縄(那覇)

沖縄(那覇)-東京(羽田)-小松
Great Circle Mapper

12月搭乗分第1位のPP単価である小松-東京(羽田)-沖縄(那覇)ですが、復路便に当たる沖縄(那覇)-東京(羽田)-小松は第26位と思ったより冴えないPP単価です。
しかも、東京(羽田)発着で日帰り旅程を考えた場合にこの区間を往復利用してしまうと当日中に東京に戻れなくなります。
小松が拠点であったりすれば嬉々として往復利用したいところですが、今回は羽田発着日帰りを前提に旅程を組むので涙を飲んで小松→那覇の片道利用で組み上げます。

  便名 機材 出発 到着 PP 基本区間マイル 付与マイル※1 運賃種別※2
1 754 321 小松 10:15 東京(羽田) 11:25 516 211 197 VT
2 473 772 東京(羽田) 12:55 沖縄(那覇) 15:50 1,676 984 922
合計             2,192   1,119  
※1 付与マイル数は、ANAワイドゴールドカード保有・ステータス無しの場合
※2 運賃種別欄 SV=SUPER VALUE VT=VALUE TRANSIT

 

この区間の最初のフライトは小松を10:15発のANA754便の機材はA321(321)、1時間10分の短めのフライト時間で東京(羽田)に到着します。
東京(羽田)での乗継時間は1時間30分と比較的余裕がありますので、長めのフライト時間である次の便に備えて軽く食事でもしたいところです。
続いて12:55発のANA437便で沖縄(那覇)に向かいます。
機材はワイドボディの大型機B777-200(772)、長いフライト時間でも窮屈さは感じずに済みそうです。
沖縄(那覇)には15:50に到着します。

以下は12月18日(金)搭乗での予約画面です。
本記事の予約・運賃等は以下全て2020年10月16日時点の情報です

ANA20201218_KMQ-HND-OKA
ANA HPより

この区間の往路運賃は11,000円で、旅客施設使用料を含めたPP単価5.02円はやはり素晴らしく期待が持てます。
獲得PP2,192ポイントは、単体では流石に物足りなく、往復できるのであれば満足いく獲得数ですが小松拠点でなければ厳しいダイヤな訳です。
今回のテーマである東京(羽田)発着に限らず各地から日帰り旅程を組む為には、小松に09:55までに到着し16:10以降に那覇から出発空港に向かう便が存在しなければ成立しません。
こういうケースの時に全国への路線数が豊富な東京(羽田)は強さを発揮し、故に東京(羽田)発着日帰り旅程が組めるのです。

東京(羽田)発着を組み合わせる

沖縄(那覇)-東京(羽田)-小松
Great Circle Mapper

ルートマップでは最初の画像と同一になりますが、実はKMQ-HNDが3本重なりHND-OKAが2本重なっているマップです。
今回のルートはメインルートの前に東京(羽田)-小松で小松入りし、メインルートの後に沖縄(那覇)-東京(羽田)を加えて東京(羽田)日帰り旅程を完成させます。
旅順は東京(羽田)-小松-東京(羽田)-沖縄(那覇)-東京(羽田)の合計4レグです。

ANA20201218_HND-KMQ
ANA HPより

朝08:25に東京(羽田)を出発するANA751便は、メインルート1本目と同一使用機材の321です。
この機材は、羽田-小松-羽田と飛ぶ様で、だからこそ東京(羽田)発着が簡単に実現できると言えます。
小松に09:30に到着しメインルートの1本目(小松10:15発)と接続と接続します。
接続時間は大慌てでもなくゆっくりできるほどでもなくの45分ですから、粛々と乗継手順をこなしゲート前に向かう感じです。
そして、同一機材同一クルーの洗礼を受けながら東京(羽田)に折り返します。

ANA20201218_OKA-HND
ANA HPより

折り返しで東京(羽田)に到着後はメインルート第2レグ(本旅程の第3レグ)である東京(羽田)-沖縄(那覇)を15:50に終え、ひとときの休憩です。
最終の第4レグの出発まで5時間半もありますから市内観光に繰り出すなどして夕食やちょっとした観光も楽しめます。
最後に21:20発のANA473便で東京(羽田)に向かいます。
ここでの使用機材はB737-800(738)で、東京には23:30に到着して本旅程は終了です。

  便名 機材 出発 到着 PP 基本区間マイル 付与マイル※1 運賃種別※2 運賃 PP単価
1 751 321 東京(羽田) 8:25 小松 9:30 316 211 197 SV ¥8,390 26.55
2 754 321 小松 10:15 東京(羽田) 11:25 516 211 197 VT ¥11,000 5.02
3 473 772 東京(羽田) 12:55 沖縄(那覇) 15:50 1,676 984 922
4 478 738 沖縄(那覇) 21:20 東京(羽田) 23:30 1,476 984 922 SV ¥9,310 6.31
合計             3,984   2,238   ¥28,700 7.20
※1 付与マイル数は、ANAワイドゴールドカード保有・ステータス無しの場合
※2 運賃種別欄 SV=SUPER VALUE VT=VALUE TRANSIT

合計運賃 28,700
獲得PP 3,984
PP単価 7.20

たった4レグの日帰り旅程で4,000PP寸前まで獲得PPを伸ばし、乗継・接続時間もゆとりのある難易度の低い修行ルートになります。
ただ、第1レグのPP単価が26.55円と猛烈に悪く、せっかくの12月ナンバーワン旅程のPP単価の良さを相殺してしまいます。
とはいえ、全体では7円台前半で実施できることは強みと言え、気楽にバリュートランジットを組み込んだ旅程を楽しめます。

PP単価の劣悪な751便を普通席からプレミアムクラスに置き換えると、この区間は19,390円で927ポイント獲得できてこの区間のPP単価は20.91円になります。
これであればプレミアムクラスを採用したいと思いがちですが、獲得PPの少ない区間を高額なプレミアムクラスに置き換えると全体のPP単価は思ったより改善されないものです。
実際、合計39,700円で総獲得PP数は4,595ポイント、旅程全体でのPP単価は8.64円になり全て普通席で組むより悪化してしまいます。
この旅程では素直に普通席(スーパーバリューとバリュートランジット)で組む方が良い結果をもたらします。

まとめ

今回は12月搭乗分で旅程を組みましたので、色々あった2020年のSFC修行の最後の総仕上げに4,000弱の獲得PP数と7円台前半のPP単価は好都合だと言えます。
12月ギリギリで焦りそうな局面でこういった難易度の低い旅程の存在があることは心強く、なにかと忙しい師走に1日だけ都合をつければ達成できるので、様々な場面で採用しやすいルーティングになります。

また、時間的にも体力的にも難易度が低い旅程ですので、同じ価格とは限りませんが2021年に新たにSFC修行を始めようという初心者にも最適です。
1月以降のバリュートランジット28の価格が確定した後になりますが、2021年初心者にとってこの旅程を組んで日帰り複数レグを体験してみる事で、複数予約・乗継・運賃区分の違う航空券・3種類の使用機材とかなりの体験ができる有用な旅程になりそうです。

2021年1月搭乗分のバリュートランジット28の価格は10月末に出てきます。
もちろん当ブログでも価格をウォッチしていきますし、いち早く各路線のPP単価を算出し記事にしていきますので、2021年SFC修行僧もお楽しみに。

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