ANAの沖縄(那覇)-東京(羽田)の期間限定便が設定された事により、通勤しながらのSFC修行の解脱が現実味となっています。
今回はJALでも首都圏(羽田)に飛行機通勤が可能な路線を探してみると、大阪(関西)-東京(羽田)路線が通勤JGC回数修行に便利な路線です。
この路線を利用する事で、勤務時間を削ったり休暇を消費しなくても回数修行でのJGC解脱が狙えます。
大阪(関西)-東京(羽田)
羽田空港からアクセス可能な範囲に通勤する事を考えて、東京(羽田)に唯一7時台に到着する大阪(関西)-東京(羽田)路線が選択肢になります。
出社
大阪(関西)06:40発のJAL220便を利用する事で、東京(羽田)到着は07:45に到着する事が出来ます。
機材はJALで保有機体数最大となるB737-800(73H)です。
東京(羽田)07:45着となりますので、飛行機の到着から公共交通機関への乗車まで仮に30分を要したとしても、東京駅にはモノレールとJR線を乗り継ぐ事で8:50頃に、新宿駅へは京急線とJR線で9時10分頃には到着できます。
神奈川方面には京急線を利用する事で、横浜駅には9時前に到着する事が可能です。
個々の勤務地や出社時間にもよりますが、案外実現可能な方も多そうです。
退社
終業後に大阪(関西)に戻る便は、東京(羽田)20:55発のJAL229便を利用する事で22:10に大阪(関西)に到着する事が可能です。
機材は往路と同様に73Hになります。
東京(羽田)から大阪(関西)に戻る便は1日3便ありますが、この便より前の便は東京(羽田)を12:45発となっていますので通勤で利用する事を考えると、このJAL229便一択となります。
この往復フライトを利用する事で東京(羽田)到着から出発まで実質13時間10分となります。
横浜であれば9-17時や10-18時の勤務なら余裕の勤務地滞在時間がありますし、東京や新宿方面でも問題なく勤務時間を確保できそうです。
運賃
一例として、2021年9月1日(水)の運賃が往路7,830円・復路10,330円ですので往復18,160円です。
この運賃で25往復できれば理論上454,000円でJMBサファイアとなり、FOP単価9.08円相当になります。
獲得FOPは運賃3で420×50=21,000FOPとなり、獲得マイル数は263×50=13,150マイル(JALカードCLUB-A保有時)です。
回数修行に必要な条件の一つ”累積15,000FOP以上”も合計21,000FOPとなるのでJMBサファイアの条件を満たすことが出来ます。
宿泊
首都圏に勤務先があると言うことは普段は首都圏に居住している前提です。
ですので関西空港周辺での宿泊を考える必要があります。
関西空港には空港内に2つホテルがあり、早朝からフライトし深夜に戻ってくる飛行機通勤には非常に便利な空港です。
一つは5月11日にオープンしたばかりの『ファーストキャビン関西空港』です。
このホテルは安価ですが、簡易宿泊施設ですので一般的なグレードの部屋はお風呂・トイレは部屋にありませんので、共有の洗面所・トイレ・大浴場・シャワーブースとなります。
もう一つの空港直結ホテルの『ホテル日航関西空港』は一般的なシティホテルとなっていますので、少々費用は掛かりますが設備は充実しています。
関西空港は海上空港なので一見アクセスが不便そうですが、空港直結ホテルが2つあり、お財布事情や設備などで好きな方を選択することが出来て、実は飛行機通勤には便利な空港なのです。
まとめ
JGC回数修行を飛行機通勤が可能な大阪(関西)-東京(羽田)路線を紹介しました。
アグレッシブな手法となりますが、JALでも首都圏への飛行機通勤が可能となる事がわかりました。
ANAと同様に往路便の欠航や遅延による欠勤・遅刻、復路便では家に戻ることができなくなるリスクなどは伴います。
しかしANAの期間限定便での飛行機通勤旅程とは違い、この旅程は通年で設定されている便を利用していますので、安価な日程のみを選択して行うことも可能なので、日程調整の幅は広がります。
勤務日にも関わらず回数修行を実施する手法としては、他にも朝活フライトや残業フライトなども紹介していますが、勤務前/後に1往復するこれらと比べて時間的・体力的にゆとりのある旅程と言えます。運賃や宿泊費・日々の勤務時間などに基づいて、時には朝活・またある時は残業・ちょっとした旅行気分を味わいたくなったら飛行機通勤と使い分けても良さそうです。
宿泊費が発生する点と欠航による欠勤リスクはありますが、他の手法と比較して体力的に最も安楽な手法です。
↓他の方のSFC/JGC修行・マイレージ関連ブログも参考になります↓


コメント