沖縄(那覇)-東京(羽田)ANA1094便という期間限定便が設定された事により、那覇から首都圏への飛行機通勤などが現実味を帯びています。
その期間限定便を利用し、東京(羽田)発着で金曜の夜から月曜の朝まで週末をフル活用する事で、大量のプレミアムポイントを獲得できる18フライトの旅程を紹介します。
流石に那覇拠点の通勤には抵抗を感じる人でも、覚悟さえ決まれば実施できる印象の旅程です。
ルート
金曜日の仕事終わりに東京(羽田)から沖縄(那覇)に行き、週末の土日に沖縄(那覇)から1日8フライトの合計16フライトをこなし、月曜日の朝に沖縄(那覇)から東京(羽田)に戻ってくる合計18フライトを行います。
旅順は、金曜日に東京(羽田)から沖縄(那覇)に行き、土曜日は沖縄(那覇)-東京(羽田)-小松-東京(羽田)-大阪(伊丹)-東京(羽田)-小松-東京(羽田)-沖縄(那覇)の8レグ、日曜日は土曜日と同じ8レグを繰り返し、そして月曜日の早朝に沖縄(那覇)から東京(羽田)に戻ってくる合計18レグとなります。
フライト
それではフライトの詳細を見ていきます。
以下の予約・運賃等は2021年5月14日時点の情報です。
1日目(金曜日)
今回の旅程は金曜日の東京(羽田)から沖縄(那覇)へ向かうフライトでスタートです。
勤務後の東京(羽田)20:30発ANA672便で沖縄(那覇)に向かいます。
機材は中型ワイドボディ機のB787-8(78P)で、フライト時間は2時間40分ですので沖縄(那覇)には23:10に到着です。
翌日からのフライトに備える意味では、より早い便での那覇入りをしたいところではありますが、勤務時間や空港までのアクセスを考え、本旅程では最終便を採用します。
2・3日目(土・日曜日)
2、3レグ目はバリュートランジット28の7月搭乗分全国ランキング第2位の沖縄(那覇)-東京(羽田)-小松を利用します。
二日目のスタートとなる2レグ目は、期間限定便の沖縄(那覇)05:20発ANA1094で東京(羽田)に向かいます。
機材は昨日と同様の78Pでフライト時間は2時間10分、東京(羽田)にはまだまだ朝早い07:30に到着します。
東京(羽田)での接続時間は1時間ですので、ここで朝食をとる事が可能かもしれません。
3レグ目は、東京(羽田)08:30発ANA751便で小松に向かいます。
機材は小型ナローボディのB737-800(738)となり、フライト時間はジャスト1時間ですので小松には09:30到着です。
小松での乗継時間は40分と短時間ですが、コンパクトな空港ですので余裕で乗継可能でしょう。
4、5レグ目はバリュートランジット28の小松-東京(羽田)-大阪(伊丹)を利用します。
4レグ目は小松10:10発ANA754便で東京(羽田)に戻ります。
機材はおそらく折り返し機材となる為、3レグ目と同じ738です。
フライト時間は3レグ目より10分長くなった1時間10分、東京(羽田)には11:20に到着となります。
東京(羽田)での次との接続時間は40分と短めですので、ゆっくりする間は無いと思われます。
5レグ目は東京(羽田)12:00発の大阪(伊丹)行きとなり、機材は国際線仕様機のB787-8(78M)です。
フライト時間は1時間10分と短時間で、大阪(伊丹)には13:10に到着となります。
大阪(伊丹)での乗継時間は本日最長となる1時間50分もありますので、ここで遅めの昼食タイムでしょう。
ここまでで二日目の半分のフライトが終了です。
6、7レグ目はバリュートランジット28の大阪(伊丹)-東京(羽田)-小松を利用します。
ゆっくり食事を済ませた後の6レグ目は、大阪(伊丹)15:00発のANA30便で東京(羽田)に向かいます。
機材は5レグ目と同様の78Mで、フライト時間は1時間15分となります。
東京(羽田)には16:15に到着となり6レグ目が終了です。
接続時間は羽田空港での最低乗継時間ギリギリの35分となっていますので、焦らずキッチリと乗り継ぎましょう。
無事に乗り継いだ後の7レグ目は東京(羽田)16:50発ANA755便で本日2度目の小松行きで、機材は国際線仕様機のA320neo(32P)となります。
フライト時間が1時間と短時間ですので、小松に17:50到着です。
小松での乗継時間は40分と短めの乗継時間です。
8、9レグ目はバリュートランジット28の小松-東京(羽田)-沖縄(那覇)を利用します。
8レグ目は小松18:30発ANA758便の東京(羽田)行きとなります。
羽田-小松の便は折り返し機材となる事が多い為、7レグ目と同じ32Pになります。
フライト時間は1時間15分ですので、東京(羽田)には19:45に到着します。
東京(羽田)での接続時間は45分、夕食をとるにはやや厳しい感じです。
二日目のラストフライトとなる9レグ目は東京(羽田)20:30発ANA1099便で沖縄(那覇)に帰ります。
機材は78Pで、フライト時間は2時間40分の長時間フライトになります。
沖縄(那覇)には23:10に到着となり、二日目の終了です。
三日目も全く同様のフライトを粛々を乗り続けます。
4日目(月曜日)
今回の旅程のラストフライトとなる18レグ目は、沖縄(那覇)05:20発ANA1094便で東京(羽田)に戻ります。
機材は本旅程で6度目となる78P、フライト時間は2時間10分で東京(羽田)には07:30に到着します。
これで本旅程の18フライトの全てが終了となります。
PP・マイル
便名 | 出発 | 到着 | PP | 基本区間マイル | 付与マイル※1 | 運賃種別※2 | 運賃 | PP単価 | |
1 | 1099 | 東京(羽田) | 沖縄(那覇) | 1,476 | 984 | 922 | SV | ¥15,110 | 10.24 |
2 | 1094 | 沖縄(那覇) | 東京(羽田) | 1,676 | 984 | 922 | VT | ¥12,700 | 5.79 |
3 | 751 | 東京(羽田) | 小松 | 516 | 211 | 197 | |||
4 | 754 | 小松 | 東京(羽田) | 516 | 211 | 197 | VT | ¥14,040 | 12.36 |
5 | 23 | 東京(羽田) | 大阪(伊丹) | 620 | 280 | 262 | |||
6 | 30 | 大阪(伊丹) | 東京(羽田) | 620 | 280 | 262 | VT | ¥12,640 | 11.13 |
7 | 755 | 東京(羽田) | 小松 | 516 | 211 | 197 | |||
8 | 758 | 小松 | 東京(羽田) | 516 | 211 | 197 | VT | ¥20,000 | 9.12 |
9 | 1099 | 東京(羽田) | 沖縄(那覇) | 1,676 | 984 | 922 | |||
10 | 1094 | 沖縄(那覇) | 東京(羽田) | 1,676 | 984 | 922 | VT | ¥18,100 | 8.26 |
11 | 751 | 東京(羽田) | 小松 | 516 | 211 | 197 | |||
12 | 754 | 小松 | 東京(羽田) | 516 | 211 | 197 | VT | ¥12,640 | 11.13 |
13 | 23 | 東京(羽田) | 大阪(伊丹) | 620 | 280 | 262 | |||
14 | 30 | 大阪(伊丹) | 東京(羽田) | 620 | 280 | 262 | VT | ¥12,640 | 11.13 |
15 | 755 | 東京(羽田) | 小松 | 516 | 211 | 197 | |||
16 | 758 | 小松 | 東京(羽田) | 516 | 211 | 197 | VT | ¥20,000 | 9.12 |
17 | 1099 | 東京(羽田) | 沖縄(那覇) | 1,676 | 984 | 922 | |||
18 | 1094 | 沖縄(那覇) | 東京(羽田) | 1,476 | 984 | 922 | SV | ¥11,010 | 7.46 |
合計 | 16,264 | 8,156 | ¥148,880 | 9.15 | |||||
※1 付与マイル数は、ANAワイドゴールドカード保有・ステータス無しの場合 ※2 運賃種別欄 SV=SUPER VALUE VT=VALUE TRANSIT |
合計運賃 148,880円
獲得PP 16,264
PP単価 9.15円
まとめ
東京(羽田)発着で金曜日の夜から月曜日の朝まで週末をフル活用し、苦行とも言える18フライトを行う旅程を紹介しました。
運賃が高値になりがちな7月の夏休みシーズンにも関わらず、バリュートランジット28をフル活用する事で、16,264PPをPP単価9.15円で獲得可能な優秀な旅程になります。
土日のほとんどを機内で過ごす為、強者の旅程でもあります。
週末合計18フライト、1日最大8フライトを行う体力的には非常に厳しい日程となっていますが、16,000を超える大量のプレミアムポイントを獲得可能な旅程ですので、普通席で一気に稼ぎたい方には強くオススメとなっています。
しかし、気力・体力を消耗し尽くす激烈な旅程ですから、体力に自信のある方はチャレンジしてはいかがでしょうか。
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