先日発表されたANA VALUE TRANSIT28(2月搭乗分)2022年2月1日〜2月28日から、今回は「クイーンofバリュートランジット」札幌(新千歳)のBEST30を紹介します。
最新版を含め、まだ間に合う前月搭乗分や過去のランキングはこちらに一覧があります。
全設定路線のPP単価1月搭乗分BEST100の記事は以下のリンクからどうぞ。
本記事では、2月搭乗分の中から札幌(新千歳)発着BEST30を紹介します。
また、ランキングに載らなかった路線も含め2区間合計の獲得PP数をまとめてあります。
バリュートランジット28の詳細(運賃・マイル・PP等)についてはこちらの記事をご覧ください。
札幌(新千歳)発着
札幌(新千歳)発着の設定路線数は362路線(前月比-7)が設定され、4ヶ月連続の微減ではあるものの相変わらず設定路線数はダントツの全国ナンバーワン発着地の座は揺るぎません。
PP単価10円を下回る路線は141路線(前月比-8)となり、設定数・PP単価10円以下共に若干の現象ですが、6円台2便・7円台16便・8円台78便・9円台45便と、頼もしい限りです。
表中の最安運賃は旅客施設使用料を含んでいませんので、実際のPP単価は下記から変化しますのでご注意ください。
バリュートランジットを利用の場合は、出発地と到着地そして経由地x2の旅客施設利用料が加算されます。
例 沖縄-大阪(関西)-札幌(千歳)の場合は、120円+440円x2+270円=1,270円となります。
それではBEST30をご覧ください。
出発 | 経由地 | 到着 | 便名 | 最安運賃 | 合計PP | PP単価 | |
1 | 沖縄 | 名古屋(中部) | 札幌(千歳) | 2520 / 4835 | 16,000 | 2,534 | 6.31 |
2 | 札幌(千歳) | 名古屋(中部) | 沖縄 | 706 / 309 | 16,500 | 2,534 | 6.51 |
3 | 札幌(千歳) | 東京(羽田) | 沖縄 | 62 / 477 | 18,900 | 2,641 | 7.16 |
4 | 札幌(千歳) | 東京(羽田) | 沖縄 | 64 / 1095 | 18,900 | 2,641 | 7.16 |
5 | 熊本 | 名古屋(中部) | 札幌(千歳) | 332 / 707 | 13,700 | 1,883 | 7.28 |
6 | 鹿児島 | 東京(羽田) | 札幌(千歳) | 624 / 67 | 15,500 | 2,066 | 7.50 |
7 | 沖縄 | 東京(羽田) | 札幌(千歳) | 460 / 61 | 20,400 | 2,641 | 7.72 |
8 | 札幌(千歳) | 東京(羽田) | 鹿児島 | 62 / 2477 | 16,000 | 2,066 | 7.74 |
9 | 沖縄 | 東京(羽田) | 札幌(千歳) | 464 / 69 | 20,500 | 2,641 | 7.76 |
10 | 札幌(千歳) | 東京(羽田) | 沖縄 | 4720 / 475 | 20,600 | 2,641 | 7.80 |
11 | 札幌(千歳) | 東京(羽田) | 鹿児島 | 64 / 627 | 16,200 | 2,066 | 7.84 |
12 | 鹿児島 | 東京(羽田) | 札幌(千歳) | 626 / 73 | 16,200 | 2,066 | 7.84 |
13 | 鹿児島 | 東京(羽田) | 札幌(千歳) | 620 / 4719 | 16,300 | 2,066 | 7.89 |
14 | 鹿児島 | 東京(羽田) | 札幌(千歳) | 622 / 63 | 16,300 | 2,066 | 7.89 |
15 | 鹿児島 | 東京(羽田) | 札幌(千歳) | 2474 / 4723 | 16,300 | 2,066 | 7.89 |
16 | 札幌(千歳) | 東京(羽田) | 小松 | 50 / 753 | 11,700 | 1,481 | 7.90 |
17 | 札幌(千歳) | 東京(羽田) | 沖縄 | 56 / 473 | 21,000 | 2,641 | 7.95 |
18 | 札幌(千歳) | 東京(羽田) | 沖縄 | 4718 / 2427 | 21,000 | 2,641 | 7.95 |
19 | 札幌(千歳) | 東京(羽田) | 長崎 | 64 / 667 | 16,900 | 2,080 | 8.13 |
20 | 長崎 | 東京(羽田) | 札幌(千歳) | 664 / 67 | 16,900 | 2,080 | 8.13 |
21 | 長崎 | 東京(羽田) | 札幌(千歳) | 666 / 71 | 16,900 | 2,080 | 8.13 |
22 | 長崎 | 東京(羽田) | 札幌(千歳) | 670 / 4743 | 16,900 | 2,080 | 8.13 |
23 | 長崎 | 東京(羽田) | 札幌(千歳) | 2432 / 63 | 16,900 | 2,080 | 8.13 |
24 | 長崎 | 東京(羽田) | 札幌(千歳) | 2434 / 69 | 16,900 | 2,080 | 8.13 |
25 | 鹿児島 | 東京(羽田) | 札幌(千歳) | 2478 / 4731 | 16,800 | 2,066 | 8.13 |
26 | 札幌(千歳) | 東京(羽田) | 鹿児島 | 68 / 2479 | 16,900 | 2,066 | 8.18 |
27 | 札幌(千歳) | 東京(羽田) | 鹿児島 | 58 / 625 | 17,100 | 2,066 | 8.28 |
28 | 札幌(千歳) | 東京(羽田) | 鹿児島 | 70 / 629 | 17,100 | 2,066 | 8.28 |
29 | 札幌(千歳) | 東京(羽田) | 萩・石見 | 64 / 727 | 15,600 | 1,876 | 8.32 |
30 | 鹿児島 | 東京(羽田) | 札幌(千歳) | 628 / 79 | 17,200 | 2,066 | 8.33 |
31 | 佐賀 | 東京(羽田) | 札幌(千歳) | 458 / 4743 | 17,000 | 2,041 | 8.33 |
32 | 佐賀 | 東京(羽田) | 札幌(千歳) | 982 / 69 | 17,000 | 2,041 | 8.33 |
BEST30(30位タイで32位まで)の内訳は、沖縄(那覇)が前月の盛り返しをほぼ吐き出し9便(前月比-3)となった他、鹿児島が12便(前月比±0)・長崎6便(前月比-1)、九州勢では他に佐賀2便と熊本1便があり沖縄・九州方面で埋め尽くされる状況は相変わらずです。
珍しいところで小松と萩・石見が1便づつ入ってきた点でしょうか。
行き先のバリエーションは毎度のように少ないですが、PP単価は6円台前半から8円台前半と強力なのも毎度の事です。
沖縄(那覇)-名古屋(中部)-札幌(新千歳)
3ヶ月連続1位の沖縄(那覇)-名古屋(中部)-札幌(新千歳)です。
路線もPP単価も変わらず6.31円のPP単価と獲得PP数も2,534PPです。
3位以降に登場する東京(羽田)経由の方が100ポイント少々多いのですが、PP単価の差は大きく、PP単価優先なら名古屋(中部)経由・獲得PP数なら東京(羽田)経由を選択できますが、まだ2月ですからPP単価優先で良さそうです。
2位ランクインしている往路が若干PP単価を改善した事で往復パフォーマンスは更に素晴らしく、6.41円の往復平均PP単価になりました。
獲得5,068PPもやはり素晴らしいです。
エアドゥの運行が混ざり楽しむ要素・名古屋=B737の定説も変わらず健在で、機材バリエーションは残念な点であります。
獲得PP数で有利になる羽田経由は、前月は復路が10位から5位まで上昇していましたが、今回は7位に落ち往復平均PP単価は7.44円と先月より若干の悪化です。
羽田経由の往復平均PP単価が悪化したならより一層名古屋(中部)経由一択でしょう。
鹿児島-東京(羽田)-札幌(新千歳)
2月も注目度が高いのは鹿児島-東京(羽田)-札幌(新千歳)です。
前回同様に復路が第6位・PP単価7.50円と相変わらず好調です。
前回よりはPP単価は悪化しましたが、微々たる悪化であり影響は少ないところ。
最上位の往復組み立ては8位/6位でPP単価7.62円であり、前回の7.53円に対し往路の改善が効いています。
獲得プレミアムポイントも2,000超である2,066ポイントの獲得は、往復で4,000オーバーと非常に魅力的です。
この鹿児島路線はPP単価7〜8円台に大量ランクインしていて時間帯の選択も自由自在ですし、ANA運行の他にソラシド運行・エアドゥ運行があり、往復で全て乗り比べたりANA抜きのフライトになったりと、便選択の時点で楽しく計画できます。
札幌(新千歳)-東京(羽田)-長崎
鹿児島と同じく九州方面で存在感を発揮している札幌(新千歳)-東京(羽田)-長崎です。
前回は27位からでしたが、この2月搭乗分では19位からと存在感を増してきました。
鹿児島より獲得PP数が多い長崎がPP単価を改善させてきたとなれば積極的に選択肢に入れたい状況と言えます。
19位にある往路に対し復路も直後の20位(と言っても19位タイ)にあり、往復平均PP単価は8.13円となかなかのものです。
以降にも多数ランクインしているので、鹿児島同様の時間帯や運行会社選択の自由度も高い路線です。
同時期のプレミアム28
札幌(新千歳)発着に絞ったランキングではなく全国版ベスト100ですが、本記事と同時期のプレミアムクラスのPP単価ランキングはこちらです。
組み合わせて旅程を組む場合などの参考にどうぞ。
まとめ
2月搭乗分の札幌(新千歳)発着ランキングは最上位のPP単価は変化がなかったものの、最下位は改善しており、上位がギュッと詰まったランキングとなり、強力なラインナップが継続していると言えます。
札幌(新千歳)発着の路線は獲得PP数の大きな路線がラインナップし、PP単価10円未満が150路線近くあるなど、文句のつけようのないランキングです。
その中で、PP単価10円以下の便数は減っている訳で、中堅路線(PP単価の面で)が過疎化しているとも言えます。
上位路線をうまくすくいとるように修行旅程を組むのが成功の近道です。。
各地から朝一番に新千歳に向かえば九州・沖縄方面への長距離路線が多数利用可能でPPの大漁が期待できますが、新千歳ベースであれば沖縄(那覇)に飛び、そこから沖縄(那覇)発着の強いPP単価の路線に繋ぐなど夢が広がります。
この札幌発着と沖縄(那覇)発着は全国の修行僧の方にも注目すべきランキングと言えます。
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