最新版を含め、まだ間に合う前月搭乗分や過去のランキングはこちらに一覧があります。
2022年のANA VALUE TRANSIT28(9月搭乗分)2022年9月1日〜9月30日が発表され、PP単価BEST100の記事を書きました。
その9月搭乗分から本記事では東京(羽田)発着のBEST30を紹介します。
また、ランキングに載らなかった路線も含め2区間合計の獲得PP数をまとめてありますので、旅程構築の参考資料として活用ください。
バリュートランジット28の詳細についてはこちらの記事で説明しています。
東京(羽田)発着
東京(羽田)発着の設定路線数は152路線(前月比-8)が設定され、PP単価10円以下の路線は11路線(前月比-1)と、悪化の幅は少なくなったものの未だ夏の大惨事が尾を引いているようです。
表中の最安運賃は旅客施設使用料(PFC)を含んでいませんので、実際のPP単価は下記から変化しますのでご注意ください。
バリュートランジットを利用の場合は、出発地と到着地そして経由地x2の旅客施設利用料が加算されます。
例 東京(羽田)-沖縄(那覇)-石垣の場合は、370円+240円x2+0円=850円となります。
実PP単価はこのPFCを含んだ際のPP単価です。
それではBEST30をご覧ください。
出発 | 経由地 | 到着 | 便名 | 最安運賃 | 合計PP | PP単価 | 実PP単価 | |
1 | 東京(羽田) | 沖縄 | 石垣 | 477 / 1781 | 15,300 | 2,246 | 6.81 | 7.19 |
2 | 石垣 | 沖縄 | 東京(羽田) | 1762 / 994 | 15,700 | 2,246 | 6.99 | 7.37 |
3 | 石垣 | 沖縄 | 東京(羽田) | 1764 / 462 | 16,200 | 2,246 | 7.21 | 7.59 |
4 | 石垣 | 沖縄 | 東京(羽田) | 2450 / 2426 | 16,200 | 2,246 | 7.21 | 7.59 |
5 | 石垣 | 沖縄 | 東京(羽田) | 2442 / 464 | 17,000 | 2,246 | 7.57 | 7.95 |
6 | 東京(羽田) | 沖縄 | 石垣 | 2423 / 2449 | 18,100 | 2,246 | 8.06 | 8.44 |
7 | 東京(羽田) | 沖縄 | 宮古 | 2423 / 1729 | 17,300 | 2,141 | 8.08 | 8.48 |
8 | 宮古 | 沖縄 | 東京(羽田) | 1722 / 996 | 18,000 | 2,141 | 8.41 | 8.80 |
9 | 東京(羽田) | 沖縄 | 石垣 | 473 / 1777 | 19,600 | 2,246 | 8.73 | 9.11 |
10 | 東京(羽田) | 沖縄 | 石垣 | 471 / 1771 | 20,700 | 2,246 | 9.22 | 9.59 |
11 | 東京(羽田) | 大阪(伊丹) | 沖縄 | 23 / 767 | 18,900 | 1,928 | 9.80 | 10.47 |
12 | 沖縄 | 大阪(伊丹) | 東京(羽田) | 762 / 28 | 19,400 | 1,928 | 10.06 | 10.73 |
13 | 東京(羽田) | 福岡 | 沖縄 | 241 / 1203 | 20,800 | 2,055 | 10.12 | 10.53 |
14 | 東京(羽田) | 福岡 | 沖縄 | 247 / 1205 | 20,800 | 2,055 | 10.12 | 10.53 |
15 | 東京(羽田) | 福岡 | 沖縄 | 251 / 1207 | 20,800 | 2,055 | 10.12 | 10.53 |
16 | 東京(羽田) | 福岡 | 沖縄 | 253 / 1209 | 20,800 | 2,055 | 10.12 | 10.53 |
17 | 東京(羽田) | 福岡 | 沖縄 | 257 / 1211 | 20,800 | 2,055 | 10.12 | 10.53 |
18 | 東京(羽田) | 福岡 | 沖縄 | 261 / 1215 | 20,800 | 2,055 | 10.12 | 10.53 |
19 | 東京(羽田) | 福岡 | 沖縄 | 267 / 1217 | 20,800 | 2,055 | 10.12 | 10.53 |
20 | 東京(羽田) | 福岡 | 沖縄 | 3845 / 2501 | 20,800 | 2,055 | 10.12 | 10.53 |
21 | 東京(羽田) | 岩国 | 沖縄 | 633 / 1267 | 20,800 | 2,006 | 10.37 | 10.67 |
22 | 東京(羽田) | 広島 | 沖縄 | 675 / 1861 | 20,800 | 1,996 | 10.42 | 10.73 |
23 | 東京(羽田) | 熊本 | 沖縄 | 641 / 1867 | 20,800 | 1,993 | 10.44 | 10.74 |
24 | 沖縄 | 福岡 | 東京(羽田) | 1200 / 1076 | 21,500 | 2,055 | 10.46 | 10.87 |
25 | 沖縄 | 福岡 | 東京(羽田) | 1202 / 250 | 21,500 | 2,055 | 10.46 | 10.87 |
26 | 沖縄 | 福岡 | 東京(羽田) | 1204 / 256 | 21,500 | 2,055 | 10.46 | 10.87 |
27 | 沖縄 | 福岡 | 東京(羽田) | 1206 / 258 | 21,500 | 2,055 | 10.46 | 10.87 |
28 | 沖縄 | 福岡 | 東京(羽田) | 1208 / 262 | 21,500 | 2,055 | 10.46 | 10.87 |
29 | 沖縄 | 福岡 | 東京(羽田) | 1210 / 266 | 21,500 | 2,055 | 10.46 | 10.87 |
30 | 沖縄 | 福岡 | 東京(羽田) | 1212 / 272 | 21,500 | 2,055 | 10.46 | 10.87 |
31 | 沖縄 | 福岡 | 東京(羽田) | 1214 / 274 | 21,500 | 2,055 | 10.46 | 10.87 |
32 | 沖縄 | 福岡 | 東京(羽田) | 2502 / 254 | 21,500 | 2,055 | 10.46 | 10.87 |
24位タイで32位までの掲載です。
方面ラインナップやPP単価分布に変化が乏しいのはこのところの東京(羽田)発着の傾向ですが、それは今回も変わらずで、沖縄方面が上位独占するランキングになっています。
内訳は沖縄(那覇)22便(前月比+2)・宮古が2便(前月比-2)・石垣が8便(前月比-3)と、今回もランキング全てを沖縄方面が独占、ベスト30以降を見ても72位までを独占しています。
1位のPP単価は6.81円と変わらず30位は11.00円→10.46円と、PP単価自体は悪化傾向を止めたようにも感じます。
東京(羽田)-沖縄(那覇)-石垣
もはや永遠の羽田発着第1位なのか、東京(羽田)-沖縄(那覇)-石垣が今回も1位と、不動の地位を作り上げています。
前回、小幅ながら改善を果たし期待させましたが、今回は足踏みです。
6円台での第1位は全国的に見ても悪いものではなく、片道2,246PPという東京(羽田)発着最大PPを獲得できるこの路線を選択して旅程を組むのが最善手です。
2位に入った復路も前回と変わらないPP単価で、ベストの組み合わせ(1位と2位)で往復旅程を組んだ場合の平均PP単価は6.90円(前回7.08円)と、往復平均でも6円台にまとまります。
今回も多数の便が上位にランクインしていてフレキシブルな旅程構築が可能です。
東京(羽田)-沖縄(那覇)-宮古
同じく沖縄方面の東京(羽田)-沖縄(那覇)-宮古で、前回と同じく7位にランキングされました。
獲得PP数2,142PPと石垣同様に大量獲得が魅力の路線ですが、PP単価は前回の8.17円から8.08円と前々回なみに戻り使ってみたくなるレベルであります。
上述の石垣と同様に往復での旅程が組みやすく、逆行路線は第8位(PP単価8.41円)にあり、この7位・8位で往復旅程を組んだ場合の平均PP単価は8.24円(前回8.29円)と改善し、往復での使い勝手が向上しています。
沖縄(那覇)-大阪(伊丹)-東京(羽田)
羽田-那覇は今回も大阪(伊丹)経由が最上位になりました。
ベスト30内では他に高松・松山・広島・岩国・福岡があり、以降にも大阪(関西)・大阪(神戸)・宮崎・鹿児島などが設定されていますが、今回も引き続き伊丹が良いようです。
11位(前回12位)と、僅かにランクをアップさせました。
昨年あたりは不安定だった伊丹経由ですが、ここ数ヶ月の間ビシッと羽田-那覇の最上位に鎮座していて、定番の路線になってきました。
この大阪(伊丹)経由は獲得PP数では他の発着地と比較すると不利ですが、PP単価最優先であるSFC修行僧であれば伊丹経由が最善です。
11位の復路と12位の往路で往復を組んだ場合の往復平均PP単価は9.93円(前回10.01円)と10円を切ってきましたので、上記2路線と比べてもさほど見劣りしません。
同時期のプレミアム28
東京(羽田)発着に絞ったランキングではなく全国版ベスト100ですが、本記事と同時期のプレミアムクラスのPP単価ランキングはこちらです。
組み合わせて旅程を組む場合などの参考にどうぞ。
まとめ
2022年9月の東京(羽田)発着VT28BEST30は、相変わらず2021年後半から代わり映えのしない方面・行き先となり、PP単価の大幅悪化は止まったものの反転改善するまでには至らず、なんとも見慣れたランキングです。
PP単価の分布は、6円台2便(前月比±0)・7円台3便(前月比-1)・8円台4便(前月比±0)・9円台2便(前月比±0)と、こちらも見慣れた印象は変わらずです。
夏休みシーズンを終え回復するかに思たPP単価の改善も叶わず忸怩たる思いです。
文句ばかり言っていても獲得PP数は増えません。
この時期にフライトせざるを得ない場合は上記3路線を中心に旅程構築するべきであります。
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