先日ANA VALUE TRANSIT28(6月搭乗分)2022年6月1日〜6月30日が発表されました。
2022年の搭乗分から単独でBEST30を扱う事とした小松発着の第6段です。
最新版を含め、まだ間に合う前月搭乗分や過去のランキングはこちらに一覧があります。
全設定路線のPP単価6月搭乗分BEST100の記事は以下のリンクからどうぞ。
本記事では、その中から影の王者とも言える小松発着のBEST30を紹介します。
また、ランキングに載らなかった路線も含め2区間合計の獲得PP数をまとめてあります。
バリュートランジット28の詳細(運賃・マイル・PP等)についてはこちらの記事をご覧ください。
小松発着
小松発着の設定路線数は207路線(前月比+22便)が設定され、前回から連続で増加しました。
PP単価10円を下回る路線は28路線(前月比+1便)と、優良路線は横ばいです。
表中の最安運賃は旅客施設使用料を含んでいませんので、実際のPP単価は下記から変化しますのでご注意ください。
バリュートランジットを利用の場合は、出発地と到着地そして経由地x2の旅客施設利用料が加算されます。
例 沖縄-東京(羽田)-小松の場合は、240円+370円x2+0円=980円となります。
それではBEST30をご覧ください。
出発 | 経由地 | 到着 | 便名 | 最安運賃 | 合計PP | PP単価 | 実PP単価 | |
1 | 沖縄 | 東京(羽田) | 小松 | 996 / 755 | 14,500 | 2,192 | 6.61 | 7.06 |
2 | 小松 | 東京(羽田) | 沖縄 | 754 / 473 | 14,600 | 2,192 | 6.66 | 7.11 |
3 | 小松 | 東京(羽田) | 沖縄 | 756 / 479 | 15,700 | 2,192 | 7.16 | 7.61 |
4 | 小松 | 東京(羽田) | 沖縄 | 756 / 479 | 15,700 | 2,192 | 7.16 | 7.61 |
5 | 小松 | 東京(羽田) | 沖縄 | 752 / 995 | 16,700 | 2,192 | 7.62 | 8.07 |
6 | 山口宇部 | 東京(羽田) | 小松 | 700 / 759 | 11,500 | 1,481 | 7.77 | 8.26 |
7 | 沖縄 | 東京(羽田) | 小松 | 472 / 759 | 17,700 | 2,192 | 8.07 | 8.52 |
8 | 山口宇部 | 東京(羽田) | 小松 | 692 / 753 | 12,500 | 1,481 | 8.44 | 8.94 |
9 | 小松 | 東京(羽田) | 山口宇部 | 756 / 699 | 12,500 | 1,481 | 8.44 | 8.94 |
10 | 小松 | 東京(羽田) | 山口宇部 | 756 / 699 | 12,500 | 1,481 | 8.44 | 8.94 |
11 | 大阪(関西) | 東京(羽田) | 小松 | 96 / 753 | 9,600 | 1,136 | 8.45 | 9.49 |
12 | 大阪(関西) | 東京(羽田) | 小松 | 990 / 751 | 9,600 | 1,136 | 8.45 | 9.49 |
13 | 小松 | 東京(羽田) | 山口宇部 | 752 / 693 | 13,100 | 1,481 | 8.85 | 9.35 |
14 | 小松 | 東京(羽田) | 山口宇部 | 754 / 3813 | 13,100 | 1,481 | 8.85 | 9.35 |
15 | 大阪(神戸) | 東京(羽田) | 小松 | 412 / 753 | 10,100 | 1,136 | 8.89 | 9.54 |
16 | 鹿児島 | 東京(羽田) | 小松 | 620 / 753 | 14,400 | 1,617 | 8.91 | 9.36 |
17 | 山口宇部 | 東京(羽田) | 小松 | 696 / 755 | 13,500 | 1,481 | 9.12 | 9.62 |
18 | 大阪(関西) | 東京(羽田) | 小松 | 3824 / 755 | 10,400 | 1,136 | 9.15 | 10.19 |
19 | 名古屋(中部) | 東京(羽田) | 小松 | 86 / 753 | 9,500 | 1,005 | 9.45 | 10.63 |
20 | 小松 | 東京(羽田) | 札幌(千歳) | 758 / 4739 | 14,000 | 1,481 | 9.45 | 10.14 |
21 | 鹿児島 | 東京(羽田) | 小松 | 626 / 755 | 15,400 | 1,617 | 9.52 | 9.98 |
22 | 鹿児島 | 東京(羽田) | 小松 | 628 / 759 | 15,400 | 1,617 | 9.52 | 9.98 |
23 | 小松 | 東京(羽田) | 鹿児島 | 754 / 2475 | 15,400 | 1,617 | 9.52 | 9.98 |
24 | 小松 | 東京(羽田) | 鹿児島 | 756 / 629 | 15,400 | 1,617 | 9.52 | 9.98 |
25 | 小松 | 東京(羽田) | 鹿児島 | 756 / 629 | 15,400 | 1,617 | 9.52 | 9.98 |
26 | 小松 | 東京(羽田) | 秋田 | 756 / 409 | 11,100 | 1,134 | 9.79 | 10.44 |
27 | 小松 | 東京(羽田) | 秋田 | 756 / 409 | 11,100 | 1,134 | 9.79 | 10.44 |
28 | 小松 | 東京(羽田) | 大阪(関西) | 754 / 991 | 11,200 | 1,136 | 9.86 | 10.90 |
29 | 大阪(伊丹) | 東京(羽田) | 小松 | 30 / 755 | 11,400 | 1,136 | 10.04 | 10.99 |
30 | 秋田 | 東京(羽田) | 小松 | 402 / 753 | 11,600 | 1,134 | 10.23 | 10.88 |
31 | 小松 | 東京(羽田) | 秋田 | 752 / 403 | 11,600 | 1,134 | 10.23 | 10.88 |
32 | 小松 | 東京(羽田) | 秋田 | 754 / 405 | 11,600 | 1,134 | 10.23 | 10.88 |
小松発着BEST30は、沖縄(那覇)が6便(前月比+1)・鹿児島が6便(前月比+1)大阪3空港が6便(前月比±0)・前回急に存在感を出した山口宇部が7便(前月比+1)とあまり変わらない中、秋田がいきなり5便ランクインしてきました。
最近減少傾向が続く北海道方面は札幌(新千歳)の1便だけとなってしまいました。
1位のPP単価は変わらず30位は改善を果たし、ギュッと詰まった良いランキングになりました。
沖縄(那覇)-東京(羽田)-小松
小松発着6月搭乗分の第1位は全国5位の路線沖縄(那覇)-東京(羽田)-小松です。
小松発着では不動の1位に位置するこの路線は、PP単価が年初からジリジリと悪化傾向が続いていたのですが、今回は持ち堪え前回と変わらないPP単価になっています。
トップ10に7便ランクインし上位独占、小松発着では絶対に外して考えることはない路線です。
往路が2位〜5位にズラリとランクインしベストの組み合わせでの往復平均PP単価は前回と変わらず6.64円となります。
往復での獲得PP数は4,384PPと満足できるレベルで、今回とうとう悪化傾向が止まりこれからも小松発着を代表する路線です。
山口宇部-東京(羽田)-小松
4月搭乗分から彗星の如く現れた山口宇部-東京(羽田)-小松は今回も便数を増やし、小松発着の主役の座に着く日が近いのかも知れません。
順位は5位→6位と1ランクダウンですがPP単価7.77円は前回・前々回と全く同じ数値で、沖縄(那覇)と比べると獲得PP数は劣るもののPFCが安いメリットは相変わらず健在です。
往路もランクダウンし9位(前回7位)にあり、往復共にランクダウンしたもののPP単価は善戦していて前回と変わらず、6位/9位で往復で組み平均PP単価は8.10円です。
他に往路が10位と11位、復路が8位・17位にあり、旅程構築も柔軟です。
複合旅程を組むには少々難のある山口宇部ですが、那覇に次いで小松発着を代表する存在になりつつあります。
大阪(関西)-東京(羽田)-小松
小松発着では珍しい大阪(関西)-東京(羽田)-小松が比較的上位にランクインしました。
上記2路線以外では鹿児島を軸とする九州方面が主役でしたが、30位以降を見渡しても大阪が元気です。
復路が11位/12位/18位にありPP単価は8.45円から、往路は28位からとなり9.86円となかなかで、往復平均PP単価は9.15円と上場の仕上がりです。
往復での獲得PP数は2,272PPと心許ない数値ですが、乗り継ぎを駆使してSFC修行を行うにあたってこの美しいV字飛行経路は是非経験しておきたい形であり、さらに大阪から石垣等の良好PP単価路線に繋ぐのも一興です。
同時期のプレミアム28
沖縄(那覇)発着に絞ったランキングではなく全国版ベスト100ですが、本記事と同時期のプレミアムクラスのPP単価ランキングはこちらです。
組み合わせて旅程を組む場合などの参考にどうぞ。
まとめ
ジリジリと悪化傾向にあった小松発着ですが今回なんとか踏みとどまった形にありました。
全国的に見れば堂々と胸を張れるPP単価が上位に並び、30位のPP単価も改善しギュッと詰まった濃いランキングと言えます。
今回紹介した大阪(関西)のほか、大阪(伊丹)や名古屋(中部)など珍しく主要空港がランクインしてきました。
名古屋(中部)は微妙ですが主要空港ならではの豊富な優良PP単価路線に繋ぐ架け橋として使えそうな路線が10円以下のPP単価で往復を組めるのは先行きが明るいです。
主要空港以外では最強の発着地といえる小松空港発着は、全国からも注目の発着地です。
2022年SFC修行では積極的に取り入れたい発着地ではないでしょうか。
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