
最新版を含め、まだ間に合う前月搭乗分や過去のランキングはこちらに一覧があります。
2022年12月搭乗分のANA VALUE TRANSIT28(2022年12月1日〜12月31日)全国版についてPP単価BEST100の記事を書きました。
本記事では、その12月搭乗分の中から名古屋(中部)発着のBEST30を紹介します。
また、ランキングに載らなかった路線も含め2区間合計の獲得PP数を以下の記事でまとめまてあります。
バリュートランジット28の詳細についてはこちらの記事をご覧ください
名古屋(中部)発着
名古屋(中部)発着の設定路線数は61路線(前月比+9)が設定され、連続減少に歯止めが掛かった前月に引き続き増加しました。
しかしPP単価10円を下回る路線は4便(前月比±0)と変わらず、1位のPP単価は8.56円→8.81円・30位のPP単価も15.18円→15.56円と下方シフトであり、内容は決して良くはなっていません。
名古屋は夏以降の目立った回復が見られないまま低空飛行が続きます。
表中の最安運賃は旅客施設使用料を含んでいませんので、実際のPP単価は下記から変化しますのでご注意ください。
バリュートランジットを利用の場合は、出発地と到着地そして経由地x2の旅客施設利用料が加算されます。
例 中標津-札幌(新千歳)-名古屋(中部)の場合は、0円+270円x2+440円=980円となります。
それではBEST30をご覧ください。
出発 | 経由地 | 到着 | 便名 | 最安運賃 | 合計PP | PP単価 | 実PP単価 | |
1 | 名古屋(中部) | 札幌(千歳) | 女満別 | 4835※5/ 4867 | 13,600 | 1,543 | 8.81 | 9.45 |
2 | 名古屋(中部) | 東京(羽田) | 小松 | 86 / 753 | 8,900 | 1,005 | 8.86 | 10.03 |
3 | 名古屋(中部) | 札幌(千歳) | 函館 | 4835※5/ 4857 | 13,900 | 1,456 | 9.55 | 10.22 |
4 | 女満別 | 札幌(千歳) | 名古屋(中部) | 4862 / 706 | 15,100 | 1,543 | 9.79 | 10.42 |
5 | 名古屋(中部) | 札幌(千歳) | 女満別 | 703 / 4865 | 18,000 | 1,543 | 11.67 | 12.30 |
6 | 名古屋(中部) | 札幌(千歳) | 釧路 | 703 / 4873 | 18,000 | 1,525 | 11.80 | 12.45 |
7 | 名古屋(中部) | 札幌(千歳) | 稚内 | 707 / 4843 | 18,700 | 1,577 | 11.86 | 12.48 |
8 | 名古屋(中部) | 札幌(千歳) | 中標津 | 703 / 4883 | 18,900 | 1,588 | 11.90 | 12.52 |
9 | 中標津 | 札幌(千歳) | 名古屋(中部) | 4882 / 706 | 19,000 | 1,588 | 11.96 | 12.58 |
10 | 中標津 | 札幌(千歳) | 名古屋(中部) | 4886 / 714 | 19,000 | 1,588 | 11.96 | 12.58 |
11 | 稚内 | 札幌(千歳) | 名古屋(中部) | 4844 / 714 | 19,000 | 1,577 | 12.05 | 12.67 |
12 | 稚内 | 札幌(千歳) | 名古屋(中部) | 4842 / 710 | 19,400 | 1,577 | 12.30 | 12.92 |
13 | 釧路 | 札幌(千歳) | 名古屋(中部) | 4876 / 714 | 18,800 | 1,525 | 12.33 | 12.97 |
14 | 釧路 | 札幌(千歳) | 名古屋(中部) | 4876 / 1110 | 18,800 | 1,525 | 12.33 | 12.97 |
15 | 名古屋(中部) | 札幌(千歳) | 函館 | 701 / 4853 | 18,000 | 1,456 | 12.36 | 13.04 |
16 | 函館 | 札幌(千歳) | 名古屋(中部) | 4854 / 710 | 18,300 | 1,456 | 12.57 | 13.24 |
17 | 帯広 | 東京(羽田) | 名古屋(中部) | 4766※5/ 85 | 18,900 | 1,478 | 12.79 | 13.59 |
18 | 稚内 | 札幌(千歳) | 名古屋(中部) | 4844 / 1110 | 20,200 | 1,577 | 12.81 | 13.43 |
19 | 函館 | 東京(羽田) | 名古屋(中部) | 556 / 85 | 18,200 | 1,325 | 13.74 | 14.63 |
20 | 名古屋(中部) | 沖縄 | 石垣 | 305 / 1771 | 28,200 | 1,983 | 14.22 | 14.68 |
21 | 名古屋(中部) | 沖縄 | 宮古 | 309 / 1729 | 27,500 | 1,878 | 14.64 | 15.13 |
22 | 石垣 | 沖縄 | 名古屋(中部) | 2442※1/ 304 | 29,100 | 1,983 | 14.67 | 15.14 |
23 | 沖縄 | 福岡 | 名古屋(中部) | 1200 /3858※3 | 26,000 | 1,766 | 14.72 | 15.23 |
24 | 名古屋(中部) | 福岡 | 沖縄 | 3159※2/ 1211 | 26,500 | 1,766 | 15.01 | 15.52 |
25 | 名古屋(中部) | 福岡 | 沖縄 | 3861※3/ 1205 | 26,500 | 1,766 | 15.01 | 15.52 |
26 | 名古屋(中部) | 福岡 | 沖縄 | 3865※3/ 1209 | 26,500 | 1,766 | 15.01 | 15.52 |
27 | 名古屋(中部) | 福岡 | 沖縄 | 3869※3/ 1217 | 26,500 | 1,766 | 15.01 | 15.52 |
28 | 名古屋(中部) | 沖縄 | 宮古 | 1129 / 1725 | 28,200 | 1,878 | 15.02 | 15.51 |
29 | 宮古 | 沖縄 | 名古屋(中部) | 1726 / 1128 | 28,600 | 1,878 | 15.23 | 15.72 |
30 | 名古屋(中部) | 熊本 | 沖縄 | 331 / 1867 | 26,500 | 1,703 | 15.56 | 15.96 |
このところ名古屋発着の主役になっている北海道方面は18便(前月比+3便)と前回から更に便数を増やし、過去の主役といった立ち位置になってしまった沖縄方面は11便(前月比-2便)とさらに減らし勢いがありません。
上位2/3が北海道方面・下位1/3が沖縄方面で、他には小松が1便ランクインしただけで、方面は北海道方面か沖縄方面の二択といった様相です。
PP単価も全体的にやや悪化していて、あまり好ましいランキングではありません。
名古屋(中部)-札幌(新千歳)-女満別

12月登場分のNo.1は名古屋(中部)-札幌(新千歳)-女満別です。
前回2位から1位へ順位を上げPP単価も9.14円→8.81円はPFC込みの実PP単価でも10円を切っていて、名古屋発着では希有な存在です。
復路は2位タイから4位へ順位を落としPP単価も9.14円→9.79円と悪化しましたが、比較的上位で往復が組めるのは助かります。
往復平均PP単価は9.30円(前回9.14円)と往路の改善が効き上々で、獲得PP数も3,086PPと名古屋発着では上位に入る獲得数です。
エアドゥ運航が混ざり、機材・運行会社バリエーションも楽しめます。
名古屋(中部)-札幌(新千歳)-中標津

続いて名古屋(中部)-札幌(新千歳)-中標津です。
前回10位→8位と順位は上げましたがPP単価は11.02円→11.90円とあまり嬉しくない状態です。
復路も12位から9位と順位は上げつつもPP単価は11.21円から11.96円と振いません。
獲得PP数は往復で3,176PPと、上記の女満別より優れている点は12月となれば注目です。
往復平均PP単価は11.93円です。
類似路線としては名古屋(中部)-札幌(新千歳)-釧路もあり、こちらは往復平均PP単価12.07円・獲得PP数3,050PPです。
先ほどの女満別と合わせて修行の進行状況に応じて選択可能です。
名古屋(中部)-沖縄(那覇)-石垣

SFC修行最終月に切羽詰まっている方には名古屋(中部)-沖縄(那覇)-石垣をオススメします。
北海道方面が上位独占していて、日程的余裕があれば北海道方面で旅程を組みたいところですが、余裕がない場合は石垣の獲得PP数は心強いものです。
往路は20位(前回17位)・PP単価14.22円(前回14.12円)、復路は22位(前回25位)・PP単価14.67円(前回14.55円)と、通常であれば全く食指の動かない性能ですが、往復の獲得PP数3,966PPは北海道方面では得られない魅力であり、スケジュール的に切羽詰まった修行僧はPP単価に目を瞑りこれを選択するのもアリです。
同時期のプレミアム28
名古屋(中部)発着に絞ったランキングではなく全国版ベスト100ですが、本記事と同時期のプレミアムクラスのPP単価ランキングはこちらです。
組み合わせて旅程を組む場合などの参考にどうぞ。
まとめ
PP単価の分布は8円台2便(前月比+1)・9円台2便(前月比-1)と、2022年は最後まで良くなかった名古屋(中部)発着ですが、愚痴を言っても始まりません。
修行を開始している方は、途中リタイアほど勿体無いものはありません。
スケジュールにまだ余裕がある方は女満別・中標津・釧路などの北海道方面を重点的に搭乗しPPを積んでいき、フライトに充てる日程があまり確保できない方はPP単価は諦め石垣を中心とした沖縄方面のフライトを選択してください。



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