本記事では九州の玄関口である福岡発着の朝活JGCフライトで、10時までに戻る事が可能な路線を紹介します。
福岡市中心部からのアクセスが良い福岡空港は朝活フライトには非常に有利な空港です。
JGC残業フライトと同様に、市街地からのアクセスの良い福岡空港は朝活JGCフライトでも輝きを放つ空港です。
回数修行を勤務時間前に搭乗回数をコツコツ積み重ねる際、余計な時間や体力を奪われません。
朝活フライトの概要や他の空港発着での詳細は上記の記事から辿れます。
10時までに往復可能な路線
福岡発着で10時までに往復可能路線は福岡-宮崎の1路線のみです。
それでは、具体的な便などをみてみます。
福岡-宮崎 FUK-KMI
往路は福岡空港発のJAL便の中で、東京(羽田)行き・大阪(伊丹)行きに次いで早い出発時間となる07:10発のJAL3621便にて宮崎に向かいます。
フライト時間は同じ九州の宮崎ということもあって僅か40分と非常に短時間のフライトとなります。
宮崎には07:50に到着しますが、滞在時間はたった35分ですので食事をする時間はなさそうです。
福岡に戻る復路便は宮崎08:25発のJAL3622便で、フライト時間は行きと同じく40分です。
09:15に福岡に到着は、福岡発着で唯一9時台に戻れるこの往復は、出発からわずか2時間5分で朝活フライトの終了となります。
機材は往復ともにJ-AIR運航のエンブラエル170(E70)となります。
飛行機の到着から公共交通機関への乗車まで仮に30分を要したとして、福岡市地下鉄を利用する事で博多駅には09:50頃、天神駅にも10時前には到着する事が可能です。
参考に2021年4月12日(月)の運賃を見ると、往復ともに5,210円ですので10,420円で往復可能です。
この運賃で25往復する事が出来れば、理論上260,500円でJMBサファイアとなり、FOP単価換算で5.21円相当になります。
獲得FOPは先得(運賃3)で196FOP×50回=9,800FOPで、獲得マイル数は123マイル×50回=6,150マイル(JALカードCLUB-A保有時)です。
回数修行に必要な条件の一つである”累積15,000FOP以上”に届かない為、これだけではJGCを獲得することは出来ません。
JALカードを保有してれば、2021年も引き続き継続して行われている初回搭乗FLY ON ポイントボーナスキャンペーンで5,000FOPが付与されますが、それでも14,800FOPですので、あと200FOP足りません。
クラスJやファーストクラスなどの設定がない路線ですので、もしこの路線のみでサファイア獲得をするには大人普通運賃・往復割引・ビジネスきっぷなどの運賃1での搭乗、もしくは特便割引の運賃4で搭乗する方法があります。
福岡-宮崎路線で獲得できるFOPは、運賃1では662FOP、運賃4で596FOPですので、50回の搭乗のうち1回だけをどちらかの運賃カテゴリーで搭乗する事で獲得FOPは15,000を超える事が可能です。
先程と同一日の運賃を見てみると特便割引(運賃4)が往復どちらでも7,910円で、これら運賃の中では一番安価でした。
これを踏まえて計算してみると、(運賃4)1回×7,910円＋(運賃3)49回×5,210円＝263,200円となり、FOP単価換算5.26円で解脱となります。
福岡-宮崎路線を利用したその他の方法
この路線はJAL回数修行を行う際に非常に優秀な路線となっており、他にも福岡発着でこの路線を利用したJGC修行の方法を記事にしていますので、参考にしてみてください。
FOP修行やANAの修行ではあまり優れた数値が出てこない福岡ですが、ことJAL回数修行に於いては最強とも言える存在感を出しています。
まとめ
福岡発着で10時までに往復可能な唯一の路線である福岡-宮崎を紹介しました。
福岡空港は市の中心部に非常に近い空港でアクセスも容易な為、往復フライト後でも博多駅や天神駅に何と9時台に到着する事が出来ます。
しかも運賃が安価で安定していますので、修行費用も抑える事が可能です。
この非常に優良な路線を利用して、2021年のJGC修行を計画してはいかがでしょうか。
上記の時刻表は2020年度冬ダイヤ(2021年3月1日〜27日)のもので、搭乗日によっては出発時刻や到着時刻が変更する場合もありますので、しっかりと確認する事をお勧め致します。
使用機材においても変更がある場合がありますので、ご注意ください。
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