朝活JGCフライト可能路線の中から今回は名古屋(中部・小牧)発着で午前中までに戻る事が可能な5路線を紹介します。
小牧空港は市内中心部から近く鉄道こそ乗り入れていませんが、空港直行バスを利用できる為アクセスが良く、朝活フライトには非常に有利な空港です。
中部空港は市内中心部から距離がありますが、鉄道が乗り入れており利便性はそこまで劣らない空港と言えます。
この朝活JGCフライトとはJAL系の修行の中で独自の修行スタイルである回数修行を勤務時間前にコツコツと搭乗回数を積み重ねサファイアステイタスの獲得を狙います。
朝活フライトの概要は上記の記事でまとめています。
午前中で往復可能な路線
名古屋(中部・小牧)発着で午前中に往復可能路線は小牧-高知、小牧-出雲、小牧-福岡、小牧-熊本、中部-成田の5路線です。
それでは、それぞれの路線で具体的な便などをみてみます。
小牧-高知 NKM-KCZ
07:25発FDA運行のJAL4371便で高知に向かい、1時間5分のフライトの後08:30に到着します。
高知での滞在時間はわずか30分ですが、コンパクトな空港なので特に問題はないでしょう。
復路は09:00発のJAL4372便で小牧に戻ります。
1時間ジャストのフライトで小牧には10:00に到着、朝活フライトの終了となります。
飛行機の到着から公共交通機関への乗車まで仮に30分を要したとして、名古屋駅には空港直行バスを利用する事で11:00には到着できます。
機材は往復ともにFDA運行のエンブラエル機(E70)となっています。
参考に2021年5月10日(月)の運賃を見ると、往復ともに11,300円ですので22,600円で往復可能です。
この運賃で25往復する事が出来れば、理論上565,000円でJMBサファイアとなり、FOP単価換算で11.30円相当になります。
獲得FOPは先得(運賃3)で302FOP×50回=15,100FOPで、獲得マイル数は189マイル×50回=9,450マイル(JALカードCLUB-A保有時)です。
回数修行のもうひとつ条件である”累積15,000FOP以上の獲得”も問題無く条件を満たしてます。
小牧-出雲 NKM-IZO
往路はFDA運行の07:50発JAL4431便に搭乗し、フライト時間は1時間5分ですので、出雲には08:55に到着となります。
出雲での滞在時間は30分と短時間ですので、こちらも何をする間も無く復路の搭乗となります。
復路は出雲を09:25発のJAL4432便にて小牧に戻ります。
フライト時間は往路より10分短く55分となり小牧には10:20到着します。
機材は往復ともに高知便と同様にFDA運行のエンブラエル機(E70)となります。
公共交通機関に乗車するまでに30分掛かることを前提にすると、名古屋駅には空港直行バスを利用する事で11:20頃には到着可能です。
参考値で2021年5月10日(月)の運賃を確認すると往路が13,600円、復路も13,600円となっており往復合計27,200円となります。
仮にこの運賃で25往復できるとすると、理論上680,000円で、FOP単価換算では13.60円相当になります。
獲得FOPは運賃3で340ポイントですので、340FOP×50回=17,000FOPとなり、獲得マイル数は213マイル×50回=10,650マイル(JALカードCLUB-A保有時)です。
回数修行に必要な条件の一つ”累積15,000FOP以上”も充分に満たしてます。
小牧-福岡 NKM-FUK
往路は小牧07:05発のJAL2341便となっており、この便は小牧空港の始発便となります。
1時間15分のフライト時間を経て、福岡には08:40到着となります。
福岡での滞在時間は1時間20分と朝活の中ではやや長時間となり、ここで朝食をとることができます。
復路は10:00発のJAL4402にて小牧には11:20着となります。
往復ともに運行はFDA運行、こちらも機材はエンブラエル機(E70)です。
公共交通機関に乗車するまでに30分掛かることを前提にすると、名古屋駅には空港直行バスを利用する事で12:40頃に到着可能です。
午前中のうちに名古屋駅付近に到着はできませんが、午前半休であればなんとか実行可能なプランです。
参考値で2021年4月8日(木)の運賃を確認すると往路が8,410円、復路が9,410円となっており往復合計17,820円となります。
仮にこの運賃で25往復できれば理論上445,500円で、FOP単価換算では8.91円相当になります。
獲得FOPは先得(運賃3)で562FOP×50回=28,100FOPで、獲得マイル数は351マイル×50回=17,550マイル(JALカードCLUB-A保有時)です。
FOPは15,000以上となり回数修行のもうひとつ条件である”累積15,000FOP以上の獲得”も満たしています。
小牧-熊本 NKM-KMJ
熊本路線を利用した朝活フライトは08:05発のJAL4341便でスタートします。
フライト時間1時間30分ですので、熊本には09:35に到着します。
熊本での滞在時間は40分ですので、ゆっくりは出来ませんがコーヒーの一杯ぐらいは飲めるでしょうか。
戻りの便は10:15発のJAL4342便にて小牧に戻ります。
フライト時間は往路より10分短縮し1時間20分となるので、11:35に小牧に到着し、朝活フライトの終了です。
往復ともに運行はこちらもFDA運行、機材はエンブラエル機(E70)です。
飛行機の到着から公共交通機関への乗車まで仮に30分を要したとして、名古屋駅には空港直行バスを利用する事で12:40には到着する事が出来ます。
福岡線と同じく午前中がお休みであれば実施可能かと思います。
参考に2021年5月10日(月)の運賃を見ると、往路が11,100円、復路が9,600円となっており往復合計20,700円となります。
この運賃で25往復する事が出来れば、理論上517,500円でJMBサファイアとなり、FOP単価換算で10.35円相当になります。
獲得FOPは先得(運賃3)で562FOP×50回=28,100FOPで、獲得マイル数は351マイル×50回=17,550マイル(JALカードCLUB-A保有時)です。
回数修行に必要な条件の一つである”累積15,000FOP以上”も充分に満たしていますので、問題無くJGCを獲得することが可能です。
中部-成田 NGO-NRT
唯一の中部空港での朝活フライト可能な路線が、この中部-成田になります。
往路は08:20発のJAL3082で成田に向かいます。
機材は767となっており、おそらく国際線機材になります。
1時間10分のフライトで成田到着は09:30となります。
成田での滞在時間は55分となっており、ゆっくりは出来ませんが急ぐ必要も無いでしょう。
中部に戻る便は10:25発のJAL3083便でこちらの機材は738になりこちらもおそらく国際線機材では無いかと思われます。
フライト時間は1時間15分ですので、中部到着は11:40となり朝活フライトの終了となります。
飛行機の到着から公共交通機関への乗車まで仮に30分を要したとして、名鉄特急を利用する事で名鉄名古屋駅には12:55頃には到着する事が可能です。
このルートも午前半休であればなんとか実施できるスケジュールです。
参考に2021年4月17日(月)の運賃を見ると、往復ともに9,690円ですので19,380円で往復可能です。
この運賃で25往復する事が出来れば、理論上484,500円でJMBサファイアとなり、FOP単価換算で9.69円相当になります。
獲得FOPは先得(運賃3)で290FOP×50回=14,500FOPで、獲得マイル数は181マイル×50回=9,050マイル(JALカードCLUB-A保有時)です。
回数修行に必要な条件の一つである”累積15,000FOP以上”に届いてませんが、JALカードを保有してれば、2021年も引き続き継続して行われている初回搭乗FLY ON ポイントボーナスキャンペーンで5,000FOPが付与され、合計で19,500FOPとなり無事条件を満たすことができます。
まとめ
名古屋(中部・小牧)発着で午前中に往復可能な5路線を紹介しました。
小牧空港発着の路線の中では、高知路線は名古屋駅に11時に戻って来ることができるので、時間が厳しい方にはオススメですが少々運賃が高く費用が嵩んでしまいます。
その反面、福岡路線は比較的運賃が安価となっていますので、費用を抑えたい方にはオススメです。
唯一の中部空港路線である、成田路線は時間も費用もどちらも秀でるところはありませんが、国際線機材に搭乗できるところはオススメに値します。
名古屋(中部・小牧)発着の路線は比較的長距離となる為、獲得FOPも稼ぐことができ、回数修行に必要な条件の一つである15,000FOP以上も先得(運賃3)のみの搭乗で条件を満たすことが出来るので容易です。
午前中に戻れる路線が5路線もある名古屋(中部・小牧)発着の朝活フライトを名古屋ベースとして2021年のJGC修行を考えている方の参考にして頂けたら幸いです。
上記の時刻表は2020年度冬ダイヤ(2021年3月1日〜27日)のもので、搭乗日によっては出発時刻や到着時刻が変更する場合もありますので、しっかりと確認する事をお勧め致します。
使用機材においても変更がある場合がありますので、ご注意ください。
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