札幌(新千歳)発着BEST30(11月搭乗分)バリュートランジット28[2022年SFC修行]

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VALUE TRANSIT28 札幌PP単価BEST30

先日発表されたANA VALUE TRANSIT28(11月搭乗分)2022年10月30日〜11月30日から、今回は「クイーンofバリュートランジット」札幌(新千歳)のBEST30を紹介します。

最新版を含め、まだ間に合う前月搭乗分や過去のランキングはこちらに一覧があります。

全設定路線のPP単価11月搭乗分BEST100の記事は以下のリンクからどうぞ。

本記事では、11月搭乗分の中から札幌(新千歳)発着BEST30を紹介します。
また、ランキングに載らなかった路線も含め2区間合計の獲得PP数をまとめてあります。

バリュートランジット28の詳細(運賃・マイル・PP等)についてはこちらの記事をご覧ください。

札幌(新千歳)発着

札幌(新千歳)発着の設定路線数は378路線(前月比-6)が設定され、やや勢いが削がれたものの設定路線数は全国ナンバーワン発着地の座は揺るぎません。
PP単価10円を下回る路線は48路線(前月比+85)となり、前回の復活から一転して大幅減少となりました。
6円台0便(±0便)・7円台0便(-2便)・8円台3便(-27便)・9円台45便(-56便)と、目も当てられないような惨状です。

表中の最安運賃は旅客施設使用料を含んでいませんので、実際のPP単価は下記から変化しますのでご注意ください。
バリュートランジットを利用の場合は、出発地と到着地そして経由地x2の旅客施設利用料が加算されます。
例 沖縄-大阪(関西)-札幌(千歳)の場合は、240円+440円x2+270円=1,390円となります。

それではBEST30をご覧ください。

出発経由地到着便名最安運賃合計PPPP単価実PP単価
1長崎名古屋(中部)札幌(千歳)372 / 70715,7001,9468.078.66
2鹿児島名古屋(中部)札幌(千歳)352 / 70715,7001,9378.118.70
3熊本名古屋(中部)札幌(千歳)332 / 70716,0001,8838.509.11
4大分名古屋(中部)札幌(千歳)3166※2 / 70716,2001,7809.109.75
5札幌(千歳)大阪(伊丹)沖縄772 / 76523,0002,5079.179.65
6札幌(千歳)名古屋(中部)鹿児島706 / 3189※218,0001,9379.299.89
7札幌(千歳)東京(羽田)鹿児島62 / 2477※119,2002,0669.299.78
8札幌(千歳)東京(羽田)鹿児島64 / 62719,2002,0669.299.78
9佐賀東京(羽田)札幌(千歳)458 / 4743519,1002,0419.369.85
10宮崎東京(羽田)札幌(千歳)2464※1 / 4739※518,8002,0069.379.88
11札幌(千歳)東京(羽田)宮崎50 / 2455※118,9002,0069.429.93
12札幌(千歳)東京(羽田)熊本62 / 64519,2002,0179.5210.02
13沖縄大阪(関西)札幌(千歳)1734 / 171323,9002,5079.5310.09
14札幌(千歳)東京(羽田)沖縄62 / 47725,2002,6419.5410.02
15札幌(千歳)東京(羽田)沖縄64 / 109525,2002,6419.5410.02
16札幌(千歳)東京(羽田)宮崎64 / 246119,2002,0069.5710.07
17長崎東京(羽田)札幌(千歳)664 / 6720,0002,0809.6210.10
18札幌(千歳)東京(羽田)鹿児島58 / 62519,9002,0669.6310.12
19札幌(千歳)大阪(伊丹)沖縄774 / 76724,2002,5079.6510.13
20長崎東京(羽田)札幌(千歳)670 / 4743※520,1002,0809.6610.15
21鹿児島東京(羽田)札幌(千歳)620 / 6120,0002,0669.6810.17
22鹿児島東京(羽田)札幌(千歳)622 / 6320,0002,0669.6810.17
23鹿児島東京(羽田)札幌(千歳)624 / 6720,0002,0669.6810.17
24鹿児島東京(羽田)札幌(千歳)626 / 7320,0002,0669.6810.17
25鹿児島東京(羽田)札幌(千歳)2474※1 / 4723※520,0002,0669.6810.17
26北九州東京(羽田)札幌(千歳)3888 / 4737※519,1001,9669.7210.28
27鹿児島東京(羽田)札幌(千歳)2478※1 / 4731※520,2002,0669.7810.27
28宮崎名古屋(中部)札幌(千歳)344 / 71518,4001,8799.7910.40
29札幌(千歳)東京(羽田)山口宇部50 / 69318,9001,9309.7910.32
30札幌(千歳)東京(羽田)鹿児島68 / 2479※120,3002,0669.8310.31
31札幌(千歳)東京(羽田)鹿児島70 / 62920,3002,0669.8310.31
※1ソラシドエア運行 ※2IBEXエアラインズ運行 ※3スターフライヤー運行 ※4オリエンタルエアブリッジ運行 ※5エアドゥ運行

BEST30の内訳は、沖縄(那覇)が5便(前月比-5)と前回に続き大きく減少、鹿児島は13便(前月比+7)と逆に先月に続き大きく増加しました。
他の九州勢では長崎3便(前月比-1)・熊本2便(前月比+1)・宮崎が4便(前月比-2)と大きな変化はありません。
前回21位の山口宇部は29位に後退したものの、九州・沖縄方面で埋め尽くされる中で孤軍奮闘です。
1位のPP単価は7.62円→8.07円と0.5円近い下落、30位は8.93円→9.83円と1円近い下落となり、全体的に翳りの見える札幌(新千歳)発着と言えます。

長崎-名古屋(中部)-札幌(新千歳)

Great Circle Mapper

今回の札幌発着N0.1は長崎-名古屋-札幌(新千歳)になりました。
これまで盤石と思われた沖縄が順位(PP単価)を下げたことで図らずも1位に躍り出てきました。
長崎-札幌の順位は前回10位(羽田経由)から1位と大きく改善ですがPP単価は8.56円→8.07円と、そこまで大きな前進ではありませんが改善は果たしています。
この路線の往路はベスト30には入らず最善が羽田経由で49位・PP単価は8.85円→10.00円と大きく悪化、往復での魅力は無いように思えますが平均PP単価は9.06円(前回8.70円)と8円台をキープできませんでした。
獲得PP数は名古屋経由が1,946PP・羽田経由が2,080PPで、最良の往復組み合わせで4,026PPと、他が悪化している中で相対的に魅力的な路線です。

鹿児島-名古屋(中部)-札幌(新千歳)

CTS-NGO-KOJ
Great Circle Mapper

往復で考えた場合の事実上No.1は鹿児島-名古屋(中部)-札幌(新千歳)です。
長崎と同様に獲得PPでは不利になる名古屋経由ですが片道1,883PP(往復3,766PP)とまずまずです。
この3位に入った復路がPP単価8.50円、そして往路は9.29円(6位)にあり、往復平均PP単価は9.03円です。
長崎と比べるとやや獲得PP数が劣り、しかも羽田ではなく名古屋経由で更に獲得数が目減りしますが、札幌発着往復の新定番と言ってもよさそうな路線です。

札幌(新千歳)-大阪(伊丹)-沖縄(那覇)

Great Circle Mapper

札幌(新千歳)発着の不動の1位だった沖縄(那覇)は今回は元気がありません。
沖縄で最上位になったのは札幌(新千歳)-大阪(伊丹)-沖縄(那覇)が第5位になりました。
飛行ルートはほぼ一直線で獲得PP数の期待は小さいのですが、実際は2,503PPとなかなかです。
往復で組む場合の最良は大阪(関西)経由が13位で獲得PP数は同じく2,503PPで、往復5,006PPです。
往復平均PP単価は9.37円と、沖縄路線として考えると悩ましい数値ですが、一撃5,000を超えるのは修行も佳境を迎えるこの時期には心強い路線です。

同時期のプレミアム28

札幌(新千歳)発着に絞ったランキングではなく全国版ベスト100ですが、本記事と同時期のプレミアムクラスのPP単価ランキングはこちらです。
組み合わせて旅程を組む場合などの参考にどうぞ。

まとめ

11月搭乗分の札幌(新千歳)発着ランキングは、方面ラインナップは相変わらず沖縄と九州方面が占拠する状況ですが、パフォーマンス的には九州は前回レベルを維持しているのに対し沖縄は勢いが無くなっています。
今回紹介した長崎・鹿児島井垣にも佐賀・大分・宮崎・熊本などが上位にランクインしていて、九州方面のラインナップが豊富です。
沖縄が不調な影響で7円台まで皆無という、札幌発着とは思えないようなどんよりとしたランキングです。

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