プレミアムクラスの東京(羽田)-沖縄(那覇)路線は大量のプレミアムポイントが獲得する事が可能で、現在開催中のプレミアムポイント2倍キャンペーンを適用する事で更に多くのプレミアムポイントを獲得できます。
しかしPP2倍キャンペーンの影響か、東京(羽田)-沖縄(那覇)のスーパーバリュープレミアム28がほぼ満席状態となっていて、先日代替え案のルートを記事にしました。
非常にオススメな旅程となった代替え案でも、獲得PPは東京(羽田)-沖縄(那覇)路線を活用した方が、多くのプレミアムポイント獲得が可能で、2日で解脱する事が可能です。
そこで今回は、意地でも東京(羽田)-沖縄(那覇)のプレミアムクラスを利用するために、現在でも予約が可能なプレミアムビジネスきっぷを利用して、現在でも週末の2日で解脱可能な旅程を紹介します。
プレミアムビジネスきっぷを活用
プレミアムクラスを利用するにあたって、ほとんどの修行僧が利用するのがスーパーバリュープレミアム28で、この場合の運賃区分は運賃2で、積算率125%で搭乗ポイント400PPが加算され、東京(羽田)-沖縄(那覇)ならば2,860PPを獲得可能です。
プレミアムクラス利用する中では比較的PP単価の良い運賃区分となっています。
対して今回利用するプレミアムビジネスきっぷは、運賃区分が運賃1ですので、積算率が150%・搭乗ポイントも400PP加算され、東京(羽田)-沖縄(那覇)ならば3,352PPが獲得可能です。
運賃区分が運賃1の中では比較的PP単価の良い運賃種別となりますが、同一路線を2回(往復利用、同一方向2回のいずれも可能)搭乗する場合に利用する事が可能となっていますので、2フライト毎に予約が必要です。
プレミアムビジネスきっぷの方がプレミアムポイントが多く獲得する事が可能ですが、運賃は高値になり、PP単価はスーパーバリュープレミアム28が良く、プレミアムクラスを利用する場合はほとんどの修行僧がスーパーバリュープレミアム28を利用しているのが現状でしょう。
しかしPP2倍キャンペーンを適用する事で、満席状態の東京(羽田)-沖縄(那覇)では意外にも利用するに値する運賃区分になり得ます。
最大の獲得PP数を狙う案と、若干ながらもPP単価を改善する案の2案を考えましたので、以下で紹介します。
東京(羽田)-沖縄(那覇) 2往復
東京(羽田)-沖縄(那覇)の往復フライトを1日で2往復する旅程となります。
旅順は、東京(羽田)-沖縄(那覇)-東京(羽田)-沖縄(那覇)-東京(羽田)の4レグを2日間行い、合計で8レグとなります。
フライト
フライトの詳細を見ていきます。
以下の予約・運賃等は2021年4月23日時点の情報です。
1日目
1日目の旅程での搭乗する機材は、1レグ目が定番のナローボディ機B737-800(738)、2レグ目はB777-200(772)、3,4レグ目はB787-8(78P)のワイドボディ機になります。
乗継時間も1回目(那覇)が1時間10分、2回目(羽田)が3時間45分と長時間となり、最後の那覇では1時間20分と、どこでも余裕のある乗継時間です。
羽田空港での乗継時間がたっぷりありますので、ラウンジを充分すぎるほど堪能できます。
2日目
翌週の6月19日土曜日にも同様の東京(羽田)-沖縄(那覇)2往復の搭乗となり、最後に沖縄(那覇)から戻ってくる便が異なりますが、問題なく搭乗する事が可能です。
PP・マイル
便名 | 出発 | 到着 | PP | 基本区間マイル | 付与マイル※ | 運賃種別 | 運賃 | PP単価 | |
1 | 461 | 東京(羽田) | 沖縄(那覇) | 3,352 | 984 | 1,845 | プレミアムビジネスきっぷ | ¥57,910 | 17.28 |
2 | 994 | 沖縄(那覇) | 東京(羽田) | 3,352 | 984 | 1,845 | プレミアムビジネスきっぷ | ¥57,910 | 17.28 |
3 | 1095 | 東京(羽田) | 沖縄(那覇) | 3,352 | 984 | 1,845 | プレミアムビジネスきっぷ | ¥57,910 | 17.28 |
4 | 1096 | 沖縄(那覇) | 東京(羽田) | 3,352 | 984 | 1,845 | プレミアムビジネスきっぷ | ¥57,910 | 17.28 |
5 | 461 | 東京(羽田) | 沖縄(那覇) | 3,352 | 984 | 1,845 | プレミアムビジネスきっぷ | ¥57,910 | 17.28 |
6 | 994 | 沖縄(那覇) | 東京(羽田) | 3,352 | 984 | 1,845 | プレミアムビジネスきっぷ | ¥57,910 | 17.28 |
7 | 1095 | 東京(羽田) | 沖縄(那覇) | 3,352 | 984 | 1,845 | プレミアムビジネスきっぷ | ¥57,910 | 17.28 |
8 | 478 | 沖縄(那覇) | 東京(羽田) | 3,352 | 984 | 1,845 | プレミアムビジネスきっぷ | ¥57,910 | 17.28 |
合計 | 26,816 | 14,760 | ¥463,280 | 17.28 | |||||
※ 付与マイル数は、ANAワイドゴールドカード保有・ステータス無しの場合 |
合計運賃 463,280円
獲得PP 26,816(53,632)
PP単価 17.28円(8.64円)
赤字はプレミアムポイント2倍キャンペーン適用後
プレミアムビジネスきっぷの良いところは、いつでもどの便でも平日休日も問わず同じ運賃という変動が無いところですが、さすがに運賃は高価になってしまいます。
しかし現時点で週末の土曜日2回の合計2日で解脱可能な旅程ですので、解脱まで時間の掛けられない方には非常に有効な手段です。
沖縄(那覇)-石垣の2往復を組み入れる
上記の運賃ではあまりにも高値で、しかも獲得PP数もプラチナステータスには多すぎます。
そんな方には、少しでも解脱までの費用を抑える為に、上記旅程の2/3レグを沖縄(那覇)-石垣のスーパーバリュープレミアム28に組み替えるのはいかがでしょうか。
もちろん、こちらの旅程でもたった2日で解脱する事が可能です。
1日目は先ほどと同様に東京(羽田)-沖縄(那覇)を2往復します。
2日目は東京(羽田)から沖縄(那覇)に行き、沖縄(那覇)-石垣の往復フライトを2往復した後、東京(羽田)に戻ってくるというルートになります。
旅順は、1日目が東京(羽田)-沖縄(那覇)-東京(羽田)-沖縄(那覇)-東京(羽田)の4レグ、2日目が東京(羽田)-沖縄(那覇)-石垣-沖縄(那覇)-石垣-沖縄(那覇)-東京(羽田)と6レグとなり、2日合計で10レグになります。
フライト
フライトの詳細を見ていきます。
以下の予約・運賃等は2021年4月23日時点の情報です。
1日目
1日目は先ほどと同じく東京(羽田)-沖縄(那覇)をプレミアムビジネスきっぷを利用し2往復する旅程になります。
2日目
2日目のスタートは1日目と同じANA461便で沖縄(那覇)に向かい、08:50沖縄(那覇)到着となります。
ここから1日目と変わり、次の石垣行きのフライトまでの乗継時間は55分となります。
ここからは沖縄(那覇)-石垣の2往復のフライトで、機材は全て738となります。
沖縄(那覇)09:45発ANA1763便に搭乗し、55分のフライトで10:40に石垣に到着。
石垣での乗継時間は1時間55分もありますので、ラウンジでコーヒータイムです。
次は石垣12:35発ANA1768便で沖縄(那覇)に戻ります。
フライト時間は1時間5分ですので、沖縄(那覇)には13:40に到着です。
沖縄(那覇)での乗継時間は2時間35分と長時間になります。
2度目の石垣行きは16:15発ANA1777便となり、フライト時間はジャスト1時間で石垣には17:15に到着です。
石垣での乗継時間は35分と短時間ですのでここは注意が必要です。
無事に乗り継いだ後の沖縄(那覇)行きは17:50発ANA1780便となります。
フライト時間は1時間ピッタリで18:50に沖縄(那覇)に到着し、沖縄(那覇)-石垣の2往復が終了です。
東京(羽田)に戻る便までの乗継時間は2時間10分と余裕がありますので、ラウンジでゆっくりしてから本旅程のラストフライトです。
記念すべき解脱フライトとなるのは21:00発ANA478便で東京(羽田)に帰ります。
機材は最後も738となり、フライト時間は2時間30分ですので東京(羽田)には23:30到着となり全ての旅程が終了です。
PP・マイル
便名 | 出発 | 到着 | PP | 基本区間マイル | 付与マイル※ | 運賃種別 | 運賃 | PP単価 | |
1 | 461 | 東京(羽田) | 沖縄(那覇) | 3,352 | 984 | 1,845 | プレミアムビジネスきっぷ | ¥57,910 | 17.28 |
2 | 994 | 沖縄(那覇) | 東京(羽田) | 3,352 | 984 | 1,845 | プレミアムビジネスきっぷ | ¥57,910 | 17.28 |
3 | 1095 | 東京(羽田) | 沖縄(那覇) | 3,352 | 984 | 1,845 | プレミアムビジネスきっぷ | ¥57,910 | 17.28 |
4 | 1096 | 沖縄(那覇) | 東京(羽田) | 3,352 | 984 | 1,845 | プレミアムビジネスきっぷ | ¥57,910 | 17.28 |
5 | 461 | 東京(羽田) | 沖縄(那覇) | 3,352 | 984 | 1,845 | プレミアムビジネスきっぷ | ¥57,910 | 17.28 |
6 | 1763 | 沖縄(那覇) | 石垣 | 1,017 | 247 | 385 | スーパーバリュープレミアム28 | ¥12,720 | 12.51 |
7 | 1768 | 石垣 | 沖縄(那覇) | 1,017 | 247 | 385 | スーパーバリュープレミアム28 | ¥11,820 | 11.62 |
8 | 1777 | 沖縄(那覇) | 石垣 | 1,017 | 247 | 385 | スーパーバリュープレミアム28 | ¥11,720 | 11.52 |
9 | 1780 | 石垣 | 沖縄(那覇) | 1,017 | 247 | 385 | スーパーバリュープレミアム28 | ¥12,220 | 12.02 |
8 | 478 | 沖縄(那覇) | 東京(羽田) | 3,352 | 984 | 1,845 | プレミアムビジネスきっぷ | ¥57,910 | 17.28 |
合計 | 24,180 | 12,610 | ¥395,940 | 16.37 | |||||
※ 付与マイル数は、ANAワイドゴールドカード保有・ステータス無しの場合 |
合計運賃 395,940円
獲得PP 24,180(48,360)
PP単価 16.37円(8.19円)
赤字はプレミアムポイント2倍キャンペーン適用後
合計運賃が395,940円と40万円を下回り、PP単価も8円台前半になります。
獲得PPは2倍キャンペーン適用する事で48,360ポイントとなり、これにプレミアムポイント2021年のボーナスプレミアムポイント3,000PPを加算すると合計プレミアムポイントは51,360PPとなり無事にプラチナステータスを獲得でき解脱する事ができます。
まとめ
今回は意地でも東京(羽田)-沖縄(那覇)のプレミアムクラスを利用して、現時点でも週末二日で解脱可能な旅程を紹介しました。
スーパーバリュープレミアム28が満席状態でもSFC修行では滅多に利用しない高価なプレミアムビジネスきっぷはまだ空席があり、週末でも平日でもどの便でも同じ運賃となっています。
大量のプレミアムポイントが獲得可能な反面、運賃は高価となり利用するには二の足を踏んでしまいがちですが、それでも解脱までに掛かる運賃が400,000円を下回る旅程もあり、PP2倍キャンペーンの終了後の事を考えれば、キャンペーンが適用される6月30日までは充分に価値ある旅程では無いでしょうか。
解脱まで修行に使える日程が少なく、一気に解脱を目指している方には非常にオススメ出来る旅程となっていますので、是非参考にしてください。
↓他の方のSFC/JGC修行・マイレージ関連ブログも参考になります↓
コメント