[SFC修行]札幌(新千歳)発着VT28日帰りおすすめルート3選(20/07搭乗分)

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札幌・夏のVT28

名古屋、福岡に続いて今回は札幌(新千歳)発着でバリュートランジット28-7月搭乗分を利用したおすすめのルートを3つ紹介いたします。
7月搭乗分バリュートランジット28の設定便数もナンバーワンで394便もありますので、これは期待できます。
札幌(新千歳)ベースのVALUE TRANSIT28利用型SFC修行のルート策定の一助になれば幸いです。

本記事の予約・運賃等は以下全て2020年5月19日時点の情報です。

VALUE TRANSIT の詳細は以下の記事でしっかりまとめてありますので、ご一読ください。

札幌(新千歳)-沖縄(那覇) で日本縦断ルート

ANA国内線の直行便最長ルートで有名な札幌(新千歳)-沖縄(那覇)間を、敢えてバリュートランジット28を利用しつつ日帰り往復する日本縦断ルートです。
札幌(新千歳)-沖縄(那覇)間は、7月のバリュートランジット28の設定便数がなんと34便もあり、経由地は幾つかありますが、どのルートも良いPP単価かつ大量のプレミアムポイントを獲得できるのが魅力です。
その中で日帰り可能でかつPP単価の良い便を選んで検証します。

CTS-KIX-OKA-HND-CTS
Great Circle Mapper

今回紹介するルートの往路は札幌発着バリュートランジット7月搭乗分第1位の札幌(新千歳)-大阪(関西)-沖縄(那覇)を利用し沖縄(那覇)に向かい、復路は羽田経由の沖縄(那覇)-東京(羽田)-札幌(新千歳)で戻ってくるルートです。
経由地は異なりますが、往復ともにバリュートランジット28を利用した札幌(新千歳)発着の沖縄(那覇)単純往復になります。

平日ですが最安で予約できる7月1日で旅程を組んでみました。

ANA20200701b-CTS-KIX-OKA
ANA HPより

まずは札幌(新千歳)10:45発の大阪(関西)行きに搭乗します、機材はB737-800。
大阪(関西)12:55着になり、乗継時間が1時間55分もあるのでここで昼食タイムです。

次は大阪(関西)14:50発の便で沖縄(那覇)に向かいます、機材は先ほどと同じB737-800。
沖縄(那覇)16:55着でここで往路終了です。

この間だけで獲得PPは2,507ポイントPP単価は6.61円と、さすが札幌発着ナンバーワンの実力発揮です。

ANA20200701b-OKA-HND-CTS
ANA HPより

続いて復路になります。
那覇空港到着から出発時刻までは1時間5分ありますので安心です。
沖縄(那覇)を18:00出発し今度は東京(羽田)に向かいます。
機材はさすがは日本を代表する幹線である沖縄(那覇)-東京(羽田)です。
大型ワイドボディのB777-300になります。

東京(羽田)には20:30着、乗継時間が1時間ありますのでここで一息ついて最終レグに向かえそうです。
最終4レグ目は北海道の翼AirDo運行の東京(羽田)21:30発になり、機材はB737-700です。
札幌(新千歳)に23:05到着しこのルート終了になります。

復路の獲得PPは2,641ポイントと、東京(羽田)経由となる事で往路の関西経由の付与PPを上回ります。
しかし、時間が悪い為にPP単価は10.33円と悲しい結果になりましたが、これでもVT28で組み立てる日帰り旅程全体としては最安値を誇ります。

日本縦断ルートまとめ

レグ 便名 機材 出発 到着 PP 基本区間マイル 付与マイル※1 運賃種別※2
1 1712 738 札幌(新千歳) 10:45 大阪(関西) 12:55 1,199 666 623 VT
2 1737 738 大阪(関西) 14:50 沖縄(那覇) 16:55 1,308 739 692 VT
3 474 773 沖縄(那覇) 18:00 東京(羽田) 20:30 1,676 984 922 VT
4 4743 73D 東京(羽田) 21:30 札幌(新千歳) 23:05 965 510 477 VT
合計             5,148   2,714  
※1 付与マイル数は、ANAワイドゴールドカード保有・ステータス無しの場合
※2 運賃種別欄 SV=SUPER VALUE VT=VALUE TRANSIT

合計運賃 43,840
獲得PP 5,148
PP単価 8.52

10:45発のフライトなので朝に余裕があり、それぞれの乗継時間も1時間以上あるのでなかなか時間に余裕のある旅程ではないでしょうか。

札幌(新千歳)という地の利もあって、4レグと少ないレグ数にもかかわらず獲得PP5,148と5,000オーバー、PP単価も充分に満足できる8.52円という良い値を出します。

長崎単純往復ルート

2つ目のルートは、これまたバリュートランジット28での単純往復になりますが、SFC修行では珍しい行先ではないかと思われる長崎です。
空港コードも見慣れないNGSです。
7月搭乗分バリュートランジット28の札幌発着で第21位と23位の札幌(新千歳)-東京(羽田)-長崎を往復するルートです。

CTS-HND-NGS
Great Circle Mapper

このルートは平日のみならず週末でも安価で組めるので、今回は週末に当たる7月4日土曜日で旅程を組んでみました。

ANA20200704-CTS-HND-NGS
ANA HPより

「修行僧の朝は早い」の格言に反し、このルートはなんと出発は13:30と午後出発になり、朝の苦手な方には優しい旅程です。
午前中ゆっくりした後、札幌(新千歳)13:30発でまずは東京(羽田)に向かいます、機材は余裕の大型機B777-300です。
東京(羽田)着は15:05となり乗継時間が1時間5分もあるので、優雅にティータイムを気取れます。

続いて東京(羽田)16:10発の便で目的地である長崎に向かいます。
機材は意外にも大型機のB777-200です。
長崎到着は18:00は、遅いスタートの影響かスケジュールが押している錯覚に囚われますが、ここで半分終了です。
そのツケが回ってか、目的地である長崎はわずか55分の滞在時間ですぐさま東京(羽田)に戻ります。

ANA20200704-NGS-HND-CTS
ANA HPより

復路のスタートは長崎18:55発の東京(羽田)行き、機材はまたまたB777-200です。
おそらく同一機材の折り返し便と思われます。
東京(羽田)到着が20:45になり45分の乗継時間で札幌(新千歳)に帰ります。

最終4レグ目は日本縦断ルートと同じ東京(羽田)を21:30に出発、北海道の翼AirDo運行のB737-700です。
札幌(新千歳)23:05着で完結です。

長崎単純往復ルートまとめ

レグ 便名 機材 出発 到着 PP 基本区間マイル 付与マイル※1 運賃種別※2
1 64 773 札幌(新千歳) 13:30 東京(羽田) 15:05 965 510 477 VT
2 667 772 東京(羽田) 16:10 長崎 18:00 1,115 610 571 VT
3 670 772 長崎 18:55 東京(羽田) 20:45 1,115 610 571 VT
4 4743 73D 東京(羽田) 21:30 札幌(新千歳) 23:05 965 510 477 VT
合計             4,160   2,096  
※1 付与マイル数は、ANAワイドゴールドカード保有・ステータス無しの場合
※2 運賃種別欄 SV=SUPER VALUE VT=VALUE TRANSIT

合計運賃 37,400
獲得PP 4,160
PP単価 8.99

このルートの最安値は往復とも18,650円でして平日であれば全て最安値で旅程を組めます。
ですが、今回は週末の土曜日で旅程を組んだため僅かではあるものの100円アップになってしまいました。
しかし週末の土曜日で、しかも午後出発にも関わらずPP単価が8.99円とギリギリ8円台を出せます。
最安で組んでも8.97円ですからスケジュール的にも柔軟です。
獲得PPも4,160となかなかのパフォーマンスとなりますので、土日休みでかつあまり時間が取れない方にはおすすめのルートではないでしょうか。

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札幌(新千歳)-沖縄(那覇) 小松寄り道ルート

最後に紹介するルートは、下記の画像を見てもパッと見よくわからないルートですが、バリュートランジット28を3つ組み合わせて日本を縦断、ついでに小松に寄って帰ってくるという、ある意味で変態的なルートです。

CTS-KIX-OKA-HND-KMQ-HND-CTS
Great Circle Mapper

画像を凝視してもイマイチ理解に苦しむので、旅順を説明します。
CTS-KIX-OKA-HND-KMQ-HND-CTS
どうでしょう。理解出来ますでしょうか。
バリュートランジット28を推奨する当ブログならではのルートかもしれません。

ANA20200701a-CTS-KIX-OKA
ANA HPより

スタートは札幌(新千歳)から大阪(関西)を経由し沖縄(那覇)に向かいます。
07:30に札幌(新千歳)を出発します。機材はB737-800です。
大阪(関西)着が09:40。乗継時間が30分と慌ただしく次の10:10発の沖縄(那覇)行きに搭乗です。機材はまたまたB737-800になります。
12:20沖縄(那覇)着で1セット目VT28が終了です。
この間の運賃は24,770円で区間最安値、獲得PPは2,507、PP単価は9.88円とギリギリ9円台となります。

ANA20200701a-OKA-HND-KMQ
ANA HPより

55分の接続時間を経て2セット目のVT28は沖縄(那覇)13:15発で東京(羽田)に向かいます。
機材は余裕の大型機B777-200です。
東京(羽田)15:15着となり、次の小松行きの便まで乗継時間は1時間20分あります。
ここで遅い昼食など体力回復しておきましょう。

東京(羽田)17:05発で小松に向かいます。
私は耳が痛くなる機材、急上昇能力が魅力?なB767-300です。
小松に18:05着となりVT28の2セット目が終了です。

沖縄(那覇)-東京(羽田)-小松は7月分バリュートランジット28で第2位という素晴らしい設定の便なのでPP単価も機体にそぐわぬ結果を出します。
運賃13,000円は区間最安値、PP単価は泣く子も黙る5.93円、獲得PPは2,192でした。

ANA20200701a-KMQ-HND-CTS
ANA HPより

最後の3セット目のVT28は45分の接続時間をもって始まります。
小松を18:50発で東京(羽田)に帰ります。
機材は直前で搭乗したのと同じB767-300です。
東京(羽田)は日もすっかり落ちた20:05着です。
乗継時間55分で最終レグに向かいます。

最終レグは北海道の翼AirDo運行のB737-700で東京(羽田)21:00発で札幌(新千歳)へと舞い戻ります。
22:35着で全工程が終了です。
この区間の最安値は16,050円(施設使用料込)なのですが、今回の検証日では18,850円と最安値が出なかった為、獲得PPは1,481、PP単価は10.26円となってしまいました。

小松寄り道ルートまとめ

  便名 機材 出発 到着 PP 基本区間マイル 付与マイル※1 運賃種別※2
1 1710 738 札幌(新千歳) 7:30 大阪(関西) 9:40 1,199 666 623 VT
2 1735 738 大阪(関西) 10:10 沖縄(那覇) 12:20 1,308 739 692 VT
3 1096 772 沖縄(那覇) 13:15 東京(羽田) 15:45 1,676 984 922 VT
4 755 76P 東京(羽田) 17:05 小松 18:05 516 211 197 VT
5 758 76P 小松 18:50 東京(羽田) 20:05 516 211 197 VT
6 4739 73D 東京(羽田) 21:00 札幌(新千歳) 22:35 965 510 477 VT
合計             6,180   3,108  
※1 付与マイル数は、ANAワイドゴールドカード保有・ステータス無しの場合
※2 運賃種別欄 SV=SUPER VALUE VT=VALUE TRANSIT

合計運賃 56,620
獲得PP 6,180
PP単価 9.16

1日で6レグで、しかも接続時間も比較的短く、なかなか上級者向けの修行となります。
1セット目と3セット目のPP単価の悪化を2セット目のOKA-HND-KMQで大きく補えるため、PP単価9.16円は日帰りでかなりの優良ルートなのではないでしょうか。
全体での獲得PPも6,180と6,000を超えます。
日本列島をウロウロする感じで「何やってるんだろう」と疑心暗鬼になりそうな旅程ですが、国内線メインの修行僧にこそ相応しい旅程かもしれません。

総括

運賃合計獲得PPPP単価
日本縦断ルート¥43,8405,1488.52
長崎単純往復ルート¥37,4004,1608.99
小松寄り道ルート¥56,6206,1809.16

今回は札幌(新千歳)発の日帰りでのおすすめルート3本を紹介しました。
主要空港の中で最北にあるという地の利を活かしつつバリュートランジット28の設定数も最大数という、条件面でかなり有利な札幌(新千歳)発着です。
3ルートともバリュートランジット28のみで組み上げたルートなので、搭乗ポイント400ポイントをチャッカリ頂戴しつつ、獲得PPの大きさ・PP単価の双方ともに優秀なルートとなったのではないでしょうか。

PP単価を最重視するなら日本縦断ルートを、獲得PP数を重視するなら小松寄り道ルートを、メジャーな行先に飽きてきた修行僧には長崎往復といった具合に、各自の条件に応じて選択肢が豊富なのも札幌(新千歳)発着の魅力と言えます。

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