先日発表されたANA VALUE TRANSIT28(10月搭乗分)2021年10月1日〜10月30日から、これまで札幌(新千歳)・東京(羽田)・名古屋(中部)・大阪3空港(伊丹・関西・神戸)・福岡・沖縄(那覇)のBEST30を紹介してきました。
これら主要空港発着以外にもPP単価10円以下の優良路線が多くあるので、今回は非主要空港PP単価BEST30を紹介します。
全設定路線のPP単価10月搭乗分BEST100の記事は以下のリンクからどうぞ。
また、ランキングに載らなかった路線も含め2区間合計の獲得PP数をまとめてありますので参考にしてください。
バリュートランジット28の詳細(運賃・マイル・PP等)についてはこちらの記事をご覧ください。
非主要空港発着
非主要空港発着の設定路線数は1049路線が設定されていて、PP単価10円を下回る路線は20路線が設定されています。
PP単価7円台が2便・8円台が5便・9円台が13便と、主要空港に負けず劣らずの能力と言えます。
特に、PP単価の良い路線が自身の住んでいるエリアから出ているならラッキーです。
表中の最安運賃は旅客施設使用料を含んでいませんので、実際のPP単価は下記から変化しますのでご注意ください。
バリュートランジットを利用の場合は、出発地と到着地そして経由地x2の旅客施設利用料が加算されます。
例 沖縄-東京(羽田)-小松の場合は、120円+290円x2+0円=700円となります。
それではBEST30をご覧ください。
出発 | 経由地 | 到着 | 便名 | 最安運賃 | 合計PP | PP単価 | |
1 | 山口宇部 | 東京(羽田) | 小松 | 700 / 759 | 10,400 | 1,481 | 7.02 |
2 | 山口宇部 | 東京(羽田) | 小松 | 696 / 755 | 11,500 | 1,481 | 7.77 |
3 | 山口宇部 | 東京(羽田) | 小松 | 692 / 753 | 12,300 | 1,481 | 8.31 |
4 | 小松 | 東京(羽田) | 山口宇部 | 752 / 693 | 12,400 | 1,481 | 8.37 |
5 | 小松 | 東京(羽田) | 山口宇部 | 754 / 3813 | 12,400 | 1,481 | 8.37 |
6 | 小松 | 東京(羽田) | 山口宇部 | 756 / 699 | 12,400 | 1,481 | 8.37 |
7 | 鹿児島 | 東京(羽田) | 小松 | 2472 / 753 | 14,400 | 1,617 | 8.91 |
8 | 小松 | 東京(羽田) | 秋田 | 756 / 409 | 10,400 | 1,134 | 9.17 |
9 | 佐賀 | 東京(羽田) | 小松 | 452 / 753 | 14,800 | 1,592 | 9.30 |
10 | 小松 | 東京(羽田) | 鹿児島 | 756 / 629 | 15,400 | 1,617 | 9.52 |
11 | 山口宇部 | 東京(羽田) | 秋田 | 700 / 409 | 15,100 | 1,583 | 9.54 |
12 | 庄内 | 東京(羽田) | 小松 | 394 / 753 | 10,100 | 1,043 | 9.68 |
13 | 庄内 | 東京(羽田) | 小松 | 398 / 755 | 10,100 | 1,043 | 9.68 |
14 | 庄内 | 東京(羽田) | 小松 | 400 / 759 | 10,100 | 1,043 | 9.68 |
15 | 小松 | 東京(羽田) | 庄内 | 752 / 395 | 10,100 | 1,043 | 9.68 |
16 | 小松 | 東京(羽田) | 庄内 | 758 / 399 | 10,100 | 1,043 | 9.68 |
17 | 北九州 | 東京(羽田) | 小松 | 3872 / 753 | 14,700 | 1,517 | 9.69 |
18 | 石垣 | 沖縄 | 仙台 | 1768 / 1864 | 24,200 | 2,465 | 9.82 |
19 | 小松 | 東京(羽田) | 佐賀 | 754 / 453 | 15,800 | 1,592 | 9.92 |
20 | 稚内 | 札幌(千歳) | 広島 | 4844 / 1272 | 17,700 | 1,779 | 9.95 |
21 | 松山 | 東京(羽田) | 小松 | 582 / 753 | 13,800 | 1,373 | 10.05 |
22 | 仙台 | 沖縄 | 石垣 | 1863 / 1777 | 24,900 | 2,465 | 10.10 |
23 | 小松 | 東京(羽田) | 広島 | 754 / 679 | 13,600 | 1,337 | 10.17 |
24 | 小松 | 東京(羽田) | 徳島 | 756 / 287 | 12,300 | 1,209 | 10.17 |
25 | 石垣 | 沖縄 | 新潟 | 1768 / 1866 | 24,000 | 2,348 | 10.22 |
26 | 釧路 | 札幌(千歳) | 広島 | 4876 / 1272 | 17,700 | 1,727 | 10.25 |
27 | 小松 | 東京(羽田) | 徳島 | 754 / 283 | 12,400 | 1,209 | 10.26 |
28 | 岩国 | 東京(羽田) | 小松 | 632 / 753 | 14,400 | 1,401 | 10.28 |
29 | 小松 | 東京(羽田) | 北九州 | 758 / 3891 | 15,600 | 1,517 | 10.28 |
30 | 広島 | 東京(羽田) | 小松 | 678 / 755 | 13,800 | 1,337 | 10.32 |
31 | 小松 | 東京(羽田) | 広島 | 758 / 687 | 13,800 | 1,337 | 10.32 |
同点で31位まで掲載しましたが31路線中25路線が小松発着路線であり、異様なまでの小松の強さが目立ちます。
小松は他の主要空港発着BEST30でも上位にランクインする「隠れバリュートランジット天国」とも呼べる空港で、金沢や福井にお住まいのSFC修行僧には大きな恩恵です。
山口宇部-東京(羽田)-小松
非主要空港発着10月搭乗分の第1位は山口宇部-東京(羽田)-小松です。
この山口宇部-小松は便違いも含め往復で上位6位までを席巻していて他を寄せ付けない強さです。
最上位はPP単価7.02円で、全国ランクで見ても18位と良好です。
反対向きの小松発の便の最上位はPP単価8.37円で3位に入り、往復旅程の組みやすさも良好です。
この最上位どうしで往復旅程を組んだ場合の平均PP単価は7.70円ですから、主要空港発着に引けをとりません。
プレミアムポイントは片道1,481ポイントですので往復では2,962ポイントになりますが、一撃の獲得ポイントではやや物足りないでしょうか。
石垣-沖縄(那覇)-仙台
打って変わってBEST30にランクインした中で最大獲得ポイントを叩き出すのは石垣-沖縄(那覇)-仙台です。
PP単価ランキングはPP単価9.82円の18位と比較的地味な印象ですが、2,465ポイントの獲得は魅力的です。
復路も22位PP単価10.10円でランキングに顔を出していますので往復旅程を組む際もPP単価の悪化は最小限です。
往復で組んだ場合の平均PP単価は9.96円とギリギリ10円以下に踏みとどまり、4,930PPの獲得は背中を押してくれます。
この路線を往復する際は日帰りは不可能ですので、他の路線と組み合わせるなどして2日以上の旅程を組み上げると効果が高そうです。
庄内-東京(羽田)-小松
最後は、飛行経路が美しい(実際はこうはなりませんが)庄内-東京(羽田)-小松です。
ほぼ正三角形の2辺を形作るような位置関係はそれぞれの獲得PPも11ポイントしか変わらず、飛行時間もほぼ同一です。
複数便のランクインがありますが、庄内発の最上位である12位から小松発の16位まで連続で6便がランクインし、PP単価はいずれも9.68円です。
どの便を選択してもPP単価が変わらないので日程の融通か利かせやすく、観光を盛り込んでも他のフライトを割り込ませてもパフォーマンスに変化がないのは計画を立てる際に便利です。
同時期のプレミアム28
主要空港を含めた全国版ベスト100ですが、本記事と同時期のプレミアムクラスのPP単価ランキングはこちらです。
組み合わせて旅程を組む場合などの参考にどうぞ。
まとめ
主要空港を軸に考えがちなSFC修行ですが、地方空港発着でも勝負になるPP単価の路線・便はそこそこあります。
10月搭乗分でPP単価10円以下は20便ありますし、最良は7.02円と全国的に見ても強力なPP単価です。
地方だからと諦める必要は全くありません。
ランキングの内訳を見ると庄内や小松が圧倒的ですが、北は北海道から南は沖縄県までバリエーションに富んだ発着地となっています。
↓他の方のSFC/JGC修行・マイレージ関連ブログも参考になります↓
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